ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハンターキラー 潜航せよ(Hunter Killer)』とは、米海軍攻撃型原子力潜水艦(ハンターキラー)を題材とした海洋アクション映画である。主演は男臭い演技に定評のあるジェラルド・バトラー。小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長だったジョージ・ウォレスの二人による同名ベストセラー小説が原作である。製作は『ワイルド・スピード』のスタッフが担当。最新のCG技術を駆使、リアルな潜水艦の戦いを描く。深海での潜水艦アクションのみならず、地上での特殊部隊シールズの活躍も見どころのひとつだ。
ドミトリー・ドゥロフ(演:ミハイル・ゴア)
ロシア連邦の国防大臣を務める。過激な強硬派かつ現体制への不満分子であり、軍事クーデターを起こす。破壊工作ににより、友軍であるアンドロポフ艦長の潜水艦を撃沈させ、アメリカの仕業に仕立て上げる。先制攻撃でロシアに有利な状況での世界大戦を企てる。ザカリン大統領を拉致監禁し、ロシア全軍の指揮権を掌握することに成功。ドゥロフの命令によって、アーカンソーのジョー・グラス艦長は度々撃沈の危機を迎えることになる。
ザカリン(演:アレクサンドル・ディアチェンコ)
出典: jp.rbth.com
ロシア連邦の大統領を務める。理知的で、リベラルな人物と見られる。ロシア艦がアメリカの攻撃により沈没したと国防大臣ドゥロフから報告を受け、強硬な反撃に出るべきと主張されるも対話の道を取ろうとする。だがクーデターの陰謀を企てるドゥロフに監禁、拘束され全軍の指揮権を奪われてしまう。その後、ロシア内部のクーデターを察知したアメリカ軍に救出されるが、ドゥロフの部下に撃たれて瀕死の重傷を負わされる。
『ハンターキラー 潜航せよ』の用語
周辺海域の用語
ファスレーン海軍基地
イギリス領土内のアメリカ軍基地。グラスのアーカンソーはここから出撃する。
ポリャルヌイ海軍基地
ロシア海軍の基地。ロシアの北方、フィンランドとノルウェー国境に近い海沿いに位置する。
バレンツ海
ロシアの裏庭ともいえる海域。流氷があちらこちらに見られる、氷の海である。米海軍タンパ・ベイはこの近海で消息を絶った。
コラ半島
フィンランド側からバレンツ海に突き出た半島。ロシア領土である。
ムルマンスク・フィヨルド
ポリャルヌイから水路を南に下るとムルマンスクの街に着く。この狭隘な水路をムルマンスク・フィヨルドと呼ぶ。厳重に警戒され、他国の船が通ることは不可能である。
アメリカ政府の用語
国家軍事指揮センター
アメリカ国防総省内の施設。統合参謀本部の管轄で、情報をまとめたり指揮を行う司令部である。世界中に張り巡らされた監視網から日夜あらゆる情報が集まる。それらを分析するための電子機器やモニターがひしめき、大勢の職員によって管理されている。
NSA
アメリカ国家安全保障局。アメリカ国防総省の情報機関。この組織から局員のジェイン・ノルクィストが派遣され、アメリカ軍上層部にロシアの不穏な情勢を伝える。
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目次 - Contents
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の概要
- 『ハンターキラー 潜航せよ』のあらすじ・ストーリー
- 消息を絶った米原潜タンパ・ベイ
- 事態の究明を急げ
- アーカンソー出撃す
- 氷の海での死闘
- 危機を脱する奇策
- クーデター勃発か
- 生き残ったロシア艦長アンドロポフ
- ロシア兵の追跡
- シールズの過酷な任務
- 絶体絶命
- アーカンソーの死闘
- 船乗りとして、男として共に戦う
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジョー・グラス艦長(演:ジェラルド・バトラー)
- 米原潜アーカンソーのクルーたち
- ブライアン・エドワーズ副艦長(演:カーター・マッキンタイア)
- ウォラック副長補佐(演:デヴィッド・ギャーシー)
- ターナー水雷長(演:シェーン・テイラー)
- アメリカ合衆国政府の人物
- チャールズ・ドネガン統合参謀本部議長(演:ゲイリー・オールドマン)
- ジョン・フィスク海軍少将(演:コモン)
- ジェーン・ノーキスト NSA局員(演:リンダ・カーデリーニ)
- アイリーン・ドーヴァー(演: キャロライン・グッドール)
- アメリカ海軍特殊部隊「シールズ」の人物
- ビル・ビーマン(演:トビー・スティーヴンス)
- マット・ジョンストン(演:ライアン・マクパートリン)
- デヴィン・ホール(演:マイケル・トルッコ)
- ポール・マルティネリ(演:ゼイン・ホルツ)
- ロシア連邦の人物
- アンドロポフ艦長(演:ミカエル・ニクヴィスト)
- ドミトリー・ドゥロフ(演:ミハイル・ゴア)
- ザカリン(演:アレクサンドル・ディアチェンコ)
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の用語
- 周辺海域の用語
- ファスレーン海軍基地
- ポリャルヌイ海軍基地
- バレンツ海
- コラ半島
- ムルマンスク・フィヨルド
- アメリカ政府の用語
- 国家軍事指揮センター
- NSA
- 統合参謀本部
- 海軍特殊部隊
- 潜水艦装備関連の用語
- ソナー
- 魚雷発射管
- 自動追尾型魚雷
- デコイ
- 小型潜水艇ミスティック
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- グラス艦長の熱き訓示に、まとまるクルーたち
- 無骨そのもののビル・マーマン隊長
- グラスの侠気に動かされたアンドロポフ
- 違いを乗り越え、心が通じ合う英雄たち
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 俳優と製作プロデューサー、二人の遺作となる
- ディテールに拘った映像
- 前評判の割に振るわなかった興行収入
- 『ハンターキラー 潜航せよ』の主題歌・挿入歌
- 音楽担当はトレバー・モリス
- 『ハンターキラー 潜航せよ』のオリジナル・サウンドトラック
- 挿入歌:『潜航開始(アーカンソーのテーマ)』
- 挿入歌:『シールズの戦い1』
- 挿入歌:『魚雷襲来』
- 挿入歌:『ふたりの艦長(友愛のテーマ)』
- 挿入歌:『司令部突入』
- 挿入歌:『ファイナルカウントダウン』