ウィザードリィ #2(Wizardry #2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウィザードリィ #2』(Wizardry #2)とは、1982年アメリカのサーテック社より発売された3Dダンジョン・ロールプレイングゲーム。副題は「ダイヤモンドの騎士」(Knight of Diamonds)。
「ハック&スラッシュ」の元祖とも言える古典RPGシリーズの第二作。「ダバルプスの呪いの穴」に消えた、リルガミンの街を守護する「ニルダの杖」を持ち帰る事が、冒険者たちに与えられた使命である。

クリアアイテム。リルガミンの街を悪意ある外敵から完璧に守る結界を張る、強力な魔力を持つ。
入手の為には「ダイヤモンドの騎士」の装備5種を集めて身に着け、最下層の地下6階へ赴く必要がある。
オリジナル版及び『リルガミンサーガ』では、リドル(謎かけ)に正解(答え:ダイヤモンドの騎士)しなければならない。

村正

侍専用の刀で、他の武器と比較してもぶっちぎりの高ダメージを叩き出す最強武器。FC版III以降での不確定名は「?ぶき」。
英語版では「MURASAMA BLADE」、つまりムラサマと表記される事もあるが、これは誤植ではなく日本を題材にした小説『Shōgun』(著:ジェームズ・クラベル)に登場する名称をそのまま使用しただけである事が、近年の製作者へのインタビューで分かった。

聖なる鎧

ロード専用の鎧。防御力トップの座こそ「伝説の鎧」(コッズ・アーマー)に譲ったものの、ヒーリングやクリティカル攻撃、特定モンスターへの2倍打撃など、攻撃面でも凄まじい威力を発揮する強力な防具。
オリジナル版では「Lords Garb」、国産PC版では「Garb of Lords」、『リルガミンサーガ』では「君主の聖衣」という名称である。

手裏剣

悪の忍者専用の武器。攻撃力も高く、所持しているだけで毒攻撃やドレインを防ぐ事ができる。
最強アイテムの一角であるため、前述の村正、聖なる鎧と合わせて「三種の神器」と呼称する事もある。

エクスカリバー

ハースニールには及ばないものの、カシナートの剣を上回る高い攻撃力を秘めた長剣。
オリジナル版では「ロングソード+5」という名称。後の外伝作品にはほぼ必ず登場するほどのレギュラー武器になった。

ミスリルの鎧

オリジナル版では「プレート+5」という名称。防御力だけなら「聖なる鎧」に匹敵する防具。
国産PC版『パーフェクトマニュアル』では「ティルシルバー」なる魔法の合金が用いられている、という設定がある。
ティルシルバーは1キロ作り出すのに、金と銀がそれぞれ1トンずつ必要で、あまりにも不経済なため流通量が限られている、と書かれている。

いにしえのお守り

強力なアクセサリーで、AC(アーマークラス。防御力)-3にヒーリング+3という高性能なお守り。
「いにしえのお守り」はFC版IIIからの呼称で、後のリリース作品で一般化した。
オリジナル版では「Amulet of Cover」、『リルガミンサーガ』では「救援の護符」である。

熟練の魔除け

スペシャルパワー(装備中に使用できる特別な力)で経験値を25,000ポイント得る事のできるお守り。
複数回使えるので、戦闘せずともキャラクターの育成が可能だが、一定確率で別アイテムに変化する(名前は変わらない)。
変化後のアイテムを使用すると、キャラクターが灰になってしまうので注意(FC版・SFC版・GBC版)。
オリジナル版および『リルガミンサーガ』では「技能の護符」という名称で、変化後のペナルティはロスト(二度と復活できない)と重くなっている。

神秘的な石

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