川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。
父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。
スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

川尻早人の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ママが………パパの前で………裸になるなんて………………………久しぶりだな…………」

早人の初登場時のセリフ。早人は浩作(吉良吉影)としのぶが一緒の部屋にいるところを盗聴、盗撮しており「ママが………パパの前で………裸になるなんて………………………久しぶりだな…………」と呟く。川尻早人がただの小学生ではなく、日常的に両親を監視している事が伺えるシーン。この後「ぼくは愛しあってる両親から産まれた子供なのか?」という台詞も続くが、早人が幼少期から夫婦仲が冷え切っていた事を漠然と察していた事が伺える。

「ぼくは生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした…『どうかこのぼくに人殺しをさせてください』……と」

成長した吉良吉影のスタンド「バイツァ・ダスト」の罠にはまり、岸辺露伴や空条承太郎たちの爆死する運命が確定した後、時間が巻き戻った直後のセリフ。スタンド能力を持たない小学生に過ぎない早人では吉良吉影を倒す事など不可能だったが、彼は屋根裏部屋の猫草(空気弾を発射するスタンド「ストレイ・キャット」の使い手)の存在を知っていた。
そして早人は吉良吉影を殺すため、猫草を持ち出し「ぼくは生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした…『どうかこのぼくに人殺しをさせてください』……と」と決心する。ファンの間でも非常に評価が高い、早人の悲壮な決意が伝わってくる名シーンである。

「ぼくがついてるよ……ママはぼくがずっと守ってあげる……」

無敵の「バイツァ・ダスト」に立ち向かう決意をした早人は、母親のしのぶにキスをして心の中で「ぼくがついてるよ……ママはぼくがずっと守ってあげる……」と独白する。
絶望していた早人が吉良吉影から母親を守ろうとしている事が伺えるシーン。直前にしのぶはお気に入りのコーヒーカップを壊してショックを受けていたが、早人にキスをされて「悪くない気分だったりして」と機嫌を直している。

「やった! 間に合った! 『運命』に勝った!」

「バイツァ・ダスト」が作り出す時間のループの中で、早人が朝の内に東方仗助の電話番号を調べ、密かにモーニングコールをした事で仗助は寝坊せず、いつもより少し早く集合場所にやってきていた。そして億泰と共に吉良吉影が自分の本名を明かす現場に遭遇し、窮地に陥った吉良吉影は身を守るため「バイツァ・ダスト」を解除し「キラークイーン」を呼び戻す事になる。この機転により、本来爆死するはずだった露伴が死ななくなり、それを見た早人は「やった! 間に合った! 『運命』に勝った!」と力強く宣言する。無敵と思われた「バイツァ・ダスト」を、スタンド能力も持たないただの小学生である早人が苦心の末に打ち破った事を象徴するシーンである。

「ぼくが触ればいいんだッ!」

空気爆弾で瀕死の重傷を負った億泰を「クレイジー・ダイヤモンド」で治療しようとする仗助。しかしもし億泰の身体が「キラークイーン」によって爆弾化されていた場合、治療のために仗助が触れば爆死してしまう。それでも親友の億泰を見捨てられず接触しようとする仗助に先んじて、早人は「ぼくが触ればいいんだッ!」と叫んで億泰に触れた。果たして億泰は爆弾化しており、代わりに早人が爆死しかけたが仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」で瞬時に治療し蘇生する。一歩間違えれば早人は死亡していたかもしれず、仗助は早人の度胸と決断力を讃え「おめ~のそのブッ飛んでる根性…まじに小学生かよ…小僧~!!」と言っている。

「おまえに味方する『運命』なんて……おまえが乗れるかどうかの『チャンス』なんて……今! ここにある『正義の心』に比べればちっぽけな力なんだッ! 確実にここにある!! 今確かにここにある『心』に比べればなッ!」

追い詰められた吉良吉影は土壇場になって悪あがきをするも、復活した億泰によって阻まれ万事休すとなる。その様子を見て早人は「おまえに味方する『運命』なんて……おまえが乗れるかどうかの『チャンス』なんて……今! ここにある『正義の心』に比べればちっぽけな力なんだッ! 確実にここにある!! 今確かにここにある『心』に比べればなッ!」と叫ぶ。杜王町を守ろうとする人々の意思によって、今まさに吉良吉影が進退窮まった事が伺える名シーンである。

「ぼくは『裁いて』ほしかった…あいつを誰かが『裁いて』ほしかった」

吉良吉影は承太郎の「スタープラチナ」で手の指を破壊され、「バイツァ・ダスト」の起動が不可能になったところを、たまたまバックしていた救急車の後ろに滑り込んでしまい、頭を轢かれて事故死することになった。結局誰の手を汚す事もなく、杜王町の殺人事件は解決したのだが、それでも早人は悔しげに「ぼくは『裁いて』ほしかった…あいつを誰かが『裁いて』ほしかった」と呟く。図らずも吉良吉影の魂は、この直後に杉本鈴美によって裁かれる事になる。

「ぼくも……パパが……帰ってから…いっしょに食べるよ………」

Kaena
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