【厳選】長回し映像作品を作る神監督と映画を紹介!【トゥモロー・ワールド】

長回しとは、映像撮影の際、途中でカットせずに長い間カメラを回し続ける撮影技法。場面場面を撮影して編集で繋ぎ合わせてつくられる映像作品とは異なった趣があり、長回し映画を好む人々もたくさんいる。
この記事では、アルフォンソ・キュアロン監督の『トゥモロー・ワールド』やタル・ベーラ監督の『ニーチェの馬』など、厳選した長回しの映像作品をまとめた。

真夜中まで【監督:和田誠】

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真夜中まで

『殺人事件を目撃したホステスと、彼女を助けたバンドマンの逃避行を、ジャズにのせて贈る大人のファンタジー・ラブストーリー。出演は真田広之、ミッシェル・リーほか。 』

真夜中まで Round About Midnight 予告編

トラックの荷台から後続の車のヘッドライトを逆光で捉えたショットは、この作品の中で最も印象的なシーンだと言える。

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臨場感あふれるアクションシーンのさなかにも、トランペットを離さない主人公のジャズにかける思いも伝わってくる。とにかくおしゃれな作品である

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何も変えてはならない【監督:ペドロ・コスタ】

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何も変えてはならない

『現代フランス映画界のミューズ、ジャンヌ・バリバールの歌手としての活動の軌跡をたどった音楽ドキュメンタリー。ライブのリハーサルやアルバムのレコーディング、ロックコンサート、歌のレッスンの模様などをモノクロ映像で綴った珠玉の映像集。 』

映画『何も変えてはならない』予告編

カメラ位置と光に対する感覚の天才性は揺るぎない。

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「感性」においても「技」においても他の映画とは立っている地平がまったく違ってますね。

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エルミタージュ幻想【監督:アレクサンドル・ソクーロフ】

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エルミタージュ幻想

『現代に生きる映画監督が、あるとき自分が19世紀のエルミタージュにいることに気づいた。しかし、彼の姿は誰にも見えていないようだ。やがて彼は、不思議な時間旅行を味わっていく……。鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督が全編ワンカットで撮影した傑作。 』

ウェルズの『黒い罠』やアルトマンの『プレイヤー』を軽く越える90分間の長回しでエルミタージュに散らばる歴史の断片を行き来する。

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空間と時間を強引に捻じ曲げ繋ぎ合わせる姿勢に新たな映画表現の可能性を確かに観た。

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プラットホーム【監督:ジャ・ジャンクー】

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プラットホーム

『1980年代の中国を舞台に、激動の時代を生きる4人の若者たちの軌跡を綴った青春ロードムービー。監督は「一瞬の夢」のジャ・ジャンクー。 』

予告なし

「活きる」とか「覇王別姫」とか、文化大革命にからんだ映画や、中国社会を描いた映画を何本か見てから「プラットホーム」を見ると、興味深く見られると思います。

出典: cinema.pia.co.jp

忘れられない画面が多数あった。映画の特権を存分に魅せてくれたた作品。

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エル・ スール【監督:ビクトル・エリセ】

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エル・スール

『戦の苦悩を内に秘める父と、彼を静かに見つめる娘を静謐なタッチで描く。ビクトル・エリセの、『ミツバチのささやき』に続く10年ぶりの第2作。』

「エル・スール」が素敵だとつぶやいている友人がいたので、見てみました。すごく良かった…。

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良質な短編小説あるいはエッセーのような映画。どうしょもない切なさに、その難解さを忘れてしまう。

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ヴァイブレータ【監督:廣木隆一】

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