呪術廻戦の呪術・術式・呪具まとめ

『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。
高校生である虎杖悠仁は、憎しみや悲しみが集まってできた『呪霊』を祓う為、特級呪物である『両面宿儺の指』を飲み込む。それにより『呪いの王』とされる両面宿儺が受肉するが、虎杖は両面宿儺を抑え込むことができた。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校へ入り、呪霊を滅する為の戦いを始める。
登場人物たちは様々な呪術や呪具を使って戦闘を行う。

御三家に伝わる、対領域展開用の秘伝。領域展開の中で放たれる必中攻撃に対し、自身に接触した瞬間呪力を解放して“迎撃”することで身を守るカウンター技。

禪院直哉(ぜんいん なおや)の呪術・呪具

禪院直毘人の子の一人。特別一級呪術師。
関西弁を使う、細目で細身の優男。常に書生風の格好をしているが、これが本人の趣味なのか禪院家の一般的なスタイルなのかは不明。
性格は尊大かつ傲岸不遜。物言いは一見丁寧だが慇懃無礼で露骨なほどの男尊女卑思想の持主であり、己の力量に絶大な自信を抱く。まさに呪術師界の負の側面を色濃く反映した人物で、呪力の強弱のみを絶対の評価基準としている。この観点において劣った者(呪術の存在を知らない一般人を含む)を徹底的に見下し、それ以外にどのような美点があるとしても目にも留めない。自分にとって邪魔な存在だと認識すれば、自ら手を汚してでもこれを排除せんとする血気盛んな面も持つ。読者に嫌悪感を抱かせるよう意図的かつ効果的にキャラクタライズされている人物である。

renote.net

術式:投射呪法(とうしゃじゅほう)

父である禪院直毘人の「投射呪法」によく似た、あるいはほぼ同様の、自分を含む“触れたもの”の動きとスピードを制御する術式を使う。一秒後に対象の座標や体勢がどうなっているかを二十四分割して設定(作中ではアニメーションに例えられている)、その通りに動くというもので、あまりに無理のある動きを設定すると一秒間動けなくなる。この術式の仕組みを理解し、瞬時に設定できない場合も同様である。
瞬間移動めいた高速機動や、一瞬ながら相手の動きを封じ込めることも可能だが、この術式自体には攻撃力は皆無。この術式と体術を組み合わせるのが基本戦法で、スピードで優るこちらを捉えるべく「相手がカウンターを狙ってくる」ことを意識した動きを心掛けている。“相手の動きを遅くした上で自分が高速で動く”ことで相対的な速度をさらに上げることも可能で、近接戦闘を得意とする主人公虎杖悠二(いたどり ゆうじ)と、彼と互角に渡り合う猛者である脹相(ちょうそう)を同時に相手にして翻弄した。場合によっては刃物も使用するが、術者としてのプライドから本人はこれを「みっともないこと」だと認識している。

「投射呪法」は過度に物理法則や軌道を無視した動きは作れず、速度も術式発動時の加速度に上限がある。しかし絶えず術式を重ねれば重ねるほど出せる速度は上がっていき、対真希戦で見せた直哉の最高速度は亜音速を超えていた。

領域展開:時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)

呪霊と成り果ててから獲得した領域展開。結界内部の呪力を持つ存在に、強制的に投射呪法を押し付ける。むりやり動こうとすれば肉体が引き裂かれる凶悪な性能を持つが、「呪力を持たない」真希に対しては極めて相性が悪く、彼女によって打ち破られた。

禪院扇(ぜんいん おうぎ)の呪術・呪具

禪院真希と真依の実父。禪院家第26代目当主・禪院直毘人の弟。呪術師等級は特別一級呪術師。

初登場時は一見まともそうに見えたが、後に前当主に自分が選ばれなかったのは娘の真希と真依のせいであるとして二人に激しい憎悪を抱いていることや、渋谷事変後の混乱に乗じて次期当主に指名された伏黒恵と共に実の娘まで殺す企てをしたことから、読者からのヘイトが一気に集まり、「クズ」認定を受けることになる。最期は出来損ない、人生の汚点とまで蔑んでいた真希の手で殺されることになった。

renote.net

秘伝:落花の情(らっかのじょう)

出典: www.eiga-manga.com

御三家に伝わる独自の領域対策技。千年の歴史を持つ御三家が呪霊や呪詛師の術式との戦いでそのノウハウを蓄積し、秘伝としている。

領域の中では、領域を発生させた術師の攻撃に必中効果が付与されるというものが多い。「落花の情」はその必中効果が付与された術式への対応として自身に呪力をまとい、そのまとった呪力に相手の術式が触れた瞬間にカウンターで呪力を開放し身を守る術だ。扇はこれをさらに居合に転用しており、まとった呪力に攻撃が触れた瞬間に居合が発動される。『呪術廻戦』本編では、扇の他に直毘人が特級呪霊・陀艮(だごん)戦で使用している。

炎、もしくは呪力で刀身を作る術

出典: newsinfomation.net

刀身を炎、もしくは呪力(モノクロの表現なのでどちらなのか不明)で作り出す術。
真希の呪具・竜骨で折られた自身の刀に再び刃を与え、油断した真希を返り討ちにした。真希の表情から、この術を見るのが初めてであることがうかがえる。術式を使用しているのか、単なる呪力操作なのか、詳細は不明。

術式解放「焦眉之糾(しょうびのきゅう)」

出典: www.eiga-manga.com

扇が術式を解放して見せた術「焦眉之糾(しょうびのきゅう)」。前述した刀身を作り出す術同様、炎、もしくは呪力で折れた刀を補っているが、その規模は大きく、扇の周りで力の波がうねっている。
術の名前は「焦眉の急(しょうびのきゅう)」という言葉からきていると考えられており、「(眉が焦げるほどに火の危険が迫っている意から) 危険が迫っていること。事態が切迫していること。」という意味を持つ。この言葉の意味から、刀から溢れているのは炎であると推測されている。

術式解放後、使用する前に真希に殺されたので、これを用いてどのように戦うかは不明である。

禪院甚壱(ぜんいん じんいち)の呪術・呪具

呪術師等級は特別1級呪術師。名前に「甚」の字が入っていることから、伏黒甚爾/禪院甚爾と直接の血縁関係があると思われるが、詳細は不明。ただ禪院扇、禪院直哉と共に第26代目当主・禪院直毘人の遺言を聞く立場にあったことから、禪院家の中枢を担う立場であり、かなりの実力者であることが伺える。呪術高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者のみで構成されている、禪院家最強の術師集団「炳(へい)」のメンバー。

ぼさぼさの髪の毛と髭に濃い体毛。じっとりとした目つきで表情に覇気がなく、パッと見冴えない印象を受ける。禪院扇と共に原作漫画第138話「禪院家」で初登場し、禪院直毘人の遺言を聞いた。伏黒恵が次期当主に選ばれたことに激昂する直哉を止めることもせず、「直哉より伏黒恵のほうがマシ」として、伏黒恵の当主就任については何も言わなかった。そのため読者の間では禪院家の人間にしてはまともであると評価を受けたが、事態は一転。禪院扇が発案した伏黒恵、真希、真依の誅殺の企てに乗っかり、自身の娘をも殺そうとする禪院扇に苦言も呈さなかったことで一気に「クズ」の評価を集めることになる。

真依を失ったことで真の力に覚醒した真希が禪院家の人間を皆殺しにする過程で真希と戦う。術式(正式名称不明)を発動し真希を潰しにかかったが、返り討ちにあい首をはねられて死亡した。その首もその後真希が禪院家の庭にあった池に投げ捨てたと思われる。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。

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