呪術廻戦の呪術・術式・呪具まとめ

『呪術廻戦』とは、芥見下々によって『週刊少年ジャンプ』で連載されている、呪いを題材にした漫画である。
高校生である虎杖悠仁は、憎しみや悲しみが集まってできた『呪霊』を祓う為、特級呪物である『両面宿儺の指』を飲み込む。それにより『呪いの王』とされる両面宿儺が受肉するが、虎杖は両面宿儺を抑え込むことができた。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校へ入り、呪霊を滅する為の戦いを始める。
登場人物たちは様々な呪術や呪具を使って戦闘を行う。

反転術式(はんてんじゅつしき)

破壊を本分とする呪術は負のエネルギーで構成されているが、負の呪術を掛け合わせることにより正の力を得ることができる。これを『反転術式』という。反転術式は、通常の呪術の反対の効果を発揮したり、負傷を治癒したりすることができる。
なお、名前に「術式」とついているが、呪術師が生来持っている「生得術式」とは異なり、単なる呪力操作である。ただし極めて緻密で繊細な呪力操作が求められ、呪力操作における才能が必要。そのため呪術師の中でも使えるものは限られる。

本編では、乙骨憂太、家入硝子、偽夏油/加茂憲倫/羂索、裏梅、両面宿儺が使用できることが判明している。五条悟は常に自らの脳に「反転術式」を施して呪力を回復しているが、他人を治癒することはできないとのこと。また呪術高専京都校の1年生・新田新の「術式」が治療関係のもののようだが、「反転術式」であるかどうかは不明である。

縛り

術師が自分や他人との間に設ける制約のことを「縛り(しばり)」と呼ぶ。
自身の術式を相手に開示したり、自身の力に制限をかけたりすることも「縛り」の内の一つで、自身に枷を課す事により呪術の威力を上げる事ができる。ただし「縛り」を破った際には計り知れない罰が待っている。自身に課す「縛り」を破った時よりも、他者との間に設けた「縛り」を破った時のほうがその跳ね返りは大きいらしく、何が起こるかわからない。

術式の開示

「縛り」の一つである「術式の開示」。
自身の術式効果を相手に開示することで、「手の内をさらけ出す」というデメリットを負う。しかしそれによって「術式効果の底上げ」をすることができるという「縛り」だ。術式の内容は本来他言するようなものではないが、術式の内容がバレても問題がない術式というものも存在するし(バレたところで対策のしようがないなど)、バレても問題がない相手というものもいる(バレたところで対策できる力量がないなど)。そういった相手に対しては開示することでミスリードを誘うこともできる。

天与呪縛(てんよじゅばく)

「縛り」の中の一つ「天与呪縛(てんよじゅばく)」。
これは生まれながらに課せられた先天的な「縛り」のことを言う。禪院真希、伏黒甚爾/禪院甚爾、究極メカ丸/与幸吉がこの「天与呪縛」の体質である。
真希と甚爾は「天与呪縛」の中の一つ「フィジカルギフテッド」と呼ばれる体質で、生まれながらに呪力をほぼ持っていない、または全く持っていないことで、人間離れした身体能力を得るという「縛り」だ。
呪術高専京都校のメカ丸は、自力で出歩くことが不可能なほどの肉体的ペナルティを負うことで、広大な術式範囲で実力以上の呪力出力を得ている。

結界術

帳(とばり)

結界術の1つ。一般人が呪術師と呪霊などの戦いに巻き込まれないようにするために使用する。
術を発動すると、ドーム状に結界が展開され、夜のように真っ暗になる。一般人の立ち入りを制限したり、呪術師の姿などを認識できなくなるといった効果がある。
術を発動する際に「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」という詠唱が必要である。
多くの術師が使用することが可能。

『呪具』とは

呪いの力を宿した武器。
呪力が無いものでも扱うことができ、これによって呪霊を祓うことができる。
効力や強さなどによって等級がわかれており、4級から特級までの段階がある。ランクが上がれば上がるほど強力な武器である。
呪術高専では忌庫(きこ)と呼ばれる危険度の高い呪物を保管する蔵に一緒に保管されており、御三家なども本家に忌庫を持っておりそれぞれが所有する呪具を保管している。

呪具にはもともと曰く付きの代物もあるが、術師が呪力を流し込み使用している武器も呪具と呼ぶ。呪術高専京都校の三輪霞の刀や楽巌寺嘉伸学長のエレキギターも呪具にカテゴライズされる。

虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の呪術・呪具

『呪術廻戦』の主人公。都立呪術高専1年生。
元は一般人であったが、特級呪物である『両面宿儺の指』を飲み込み、呪力を得た。
両面宿儺とは、かつて存在した『呪いの王』と称される呪霊である。虎杖は体に術式が刻まれておらず、呪術を使うことができないが、そのうち宿儺の術式が体に刻まれると言われている。虎杖が使用しているのは、体術に呪力を上乗せした技である。

renote.net

体術:逕庭拳(けいていけん)

呪力を纏わせたパンチ。
虎杖は並外れた身体能力を持っているせいで、殴打の際に呪力のコントロールが追いつかず、パンチの後に遅れて呪力が衝突していた。それにより、一度の攻撃に二度の衝撃が生じていた。これが『逕庭拳』と名付けられた。
並みの術師では何が起こったか分からず混乱する、と評されたが、特級クラスの相手には通じない、とも言われている。

体術:卍蹴り(まんじげり)

渋谷事変で虎杖が真人に放った体術「卍蹴り(まんじげり)」。この技は『呪術廻戦』オリジナルの技ではなく、現実に存在する「躰道(たいどう)」という武道の中の技の一つである。

「躰道」とは日本の武術の一つであり、琉球空手が発展して第二次世界大戦後に発案されたそう。「卍蹴り」はその中でも白帯から黒帯まである中の真ん中くらいで習う技であり、五つあるという「躰道」の動きの中の「変」という動作にあたる「変技」。「変技」の特徴は、風に流される雲のような動きで相手の動きへの反射で行う攻撃技を指す。

虎杖は膝抜きという古武術の技術を応用し、倒れるように真人の足元へ移動。そのままの低い姿勢から真人の顔面に強烈な蹴りを食らわせた。その動きはまさに流れる如し。真人には虎杖が一瞬で視界から消えたと思った瞬間に死角から突如として蹴りを食らわされたので一瞬何が起きたか理解が追いつかなかった。

体術:黒閃(こくせん)

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@shuichi

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「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。

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