孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。
CV:山寺宏一
第7宇宙の破壊神。自分のライバルとなりえる超サイヤ人ゴッドを求めて地球に現れた。戦闘や破壊活動よりも昼寝と食事を好む。
「力の大会編」では悟飯を「悟空の息子」と呼んでおり、特に名目上のリーダーとして以上のことは期待していなかった。本戦での活躍を見て悟飯を認め、初めて名前で呼んだ。
破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。
孫悟飯の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「おとうさんを…いじめるなーーーっ!!!!!」
サイヤ人ラディッツに父悟空を痛めつけられた悟飯は、「おとうさんを…いじめるなぁーっ!!!!!」と怒り、秘められた力を解放する。泣きじゃくるしかできなかった悟飯だが、閉じ込められていたポッドを破壊し、ラディッツに攻撃を仕掛ける。
4歳ながらラディッツに恐れを抱かせる戦闘能力を発揮した初めての瞬間である。それと同時に、「父を救いたい」という愛情がきっかけである点が、争いを好まぬ悟飯の性質を表してもいる。
超サイヤ人2に覚醒
超サイヤ人に覚醒し、その状態を維持できるようになった悟飯は、いつの間にか父を超える力を開花させ扱えるようになっていた。完全体となったセルを撃破できる唯一の戦士として、父悟空に期待を掛けられた悟飯だが子供であり、戦士としての気構えができでいなかった。
16号による「正しいことの為に怒るのは悪いことではない」との言葉、それを踏みにじるように16号の頭部を潰したセルに怒り、悟飯は超サイヤ人の上を行く超サイヤ人2に覚醒。甘さを捨て、セルを圧倒する力を見せる。
登場時より、悟空以上の潜在能力を持ちながらも随所で活躍らしい活躍を見せなかった悟飯であるが、セルゲームで初めて単独で強敵と立ち向かうこととなった。このシーンは一人の戦士としての悟飯の成長の一端を示す。一方で調子に乗り、相手をいたぶるのを楽しむような言動も見せてしまうなど精神的な未熟さも描かれた。
親子かめはめ波
セルとの一騎打ちで覚醒した悟飯だが、悟空に「止めを刺せ」と言われた時に「まだ早いよお父さん。あんな奴はもっと懲らしめてやらなきゃ」と返した。子供である悟飯との戦力差に絶望したセルは、地球もろとも自爆する道を選ぶ。悟空は瞬間移動能力でセルを界王星へ連れて行き、共に爆死した。
自分の慢心が元で父を死なせた上、セルは心中に至らず、更なるパワーアップを遂げて復活する。悟飯はこのことに絶望せず、むしろ「お父さんの仇が打てる」と喜びかめはめ波を放つ。片腕を負傷し、威力が落ちたがあの世から悟空がエールを送ってきた。
父悟空の幻影によるサポートで、悟飯はセルの完全撃破に成功。「親子かめはめ波」と呼ばれるこのシーンは、死亡した悟空の幻影による支えで悟飯が戦士としてさらなる高みへ上ったこと、親子の絆を示すシーンとしてファン人気が高い。
力の大会でピッコロを守る悟飯
力の大会で、悟飯とピッコロはサオネル、ピリナという2人の第6宇宙のナメック星人と交戦した。ナメック星人には、同胞と同化することで戦闘力を上げる特性がある。第6宇宙のナメック星人たちは、宇宙消滅の危機に全ての同胞がどうかを行った。結果、個体はサオネル、ピリナの2人だけとなったが、尋常ではない生命力と戦闘力を得た。悟飯は自分が前に出て迎え撃つから、ピッコロには気を集中させ、魔貫光殺法という技で2人を倒してほしいと言う。
魔貫光殺法は通じず、サオネルの反撃の余波でピッコロは倒れてしまうが、悟飯がピッコロをガードした。自分が油断をした為にピッコロの気が集中しきる前に撃たせてしまったと悟飯は詫びる。
悟飯がピッコロを庇ったこのシーンは、かつて「サイヤ人編」でピッコロが悟飯を庇ったシーンを踏襲したものである。「フリーザ復活編」でもピッコロは悟飯を庇って死亡した。力の大会でのこのシーンは、戦士としての悟飯の成長が描かれたものである。
孫悟飯の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
都市伝説「悟空と悟飯の年齢差は3歳説」は間違い
「悟空は死亡期間がある為、息子悟飯との年の差は3歳」という都市伝説がある。悟空の死亡期間は「サイヤ人編」での1年間、「人造人間編」から「魔人ブウ編」までの7年間で合計8年間であり、年齢差は3歳差ではない。
ちなみに、悟飯と兄弟のように年齢差が近い戦士は師のピッコロである。
アニメオリジナルで描かれた悟飯の命名理由
悟飯の名前の由来は悟空の育ての祖父である武道家の孫悟飯だが、アニメでは命名について牛魔王、チチらと議論するシーンがある。名づけに難航する中、悟空が「腹が減った」と言い、「ご飯」と言う言葉に反応し、喜んだため、悟空を育てた祖父にあやかり「孫悟飯」の名がついた。
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目次 - Contents
- 孫悟飯の概要
- 孫悟飯のプロフィール・人物像
- 孫悟飯の能力
- 父を超える潜在能力
- 超(スーパー)サイヤ人
- 超サイヤ人2
- 超サイヤ人ビースト
- 孫悟飯の必殺技
- かめはめ波(かめはめは)
- 魔閃光(ませんこう)
- 舞空術(ぶくうじゅつ)
- 孫悟飯の来歴・活躍
- 『ドラゴンボールZ』
- サイヤ人編
- ナメック星編
- 悟空対フリーザ
- 人造人間編
- 人造人間セル
- セルゲーム
- 魔人ブウ編
- アルティメット悟飯
- 魔人ブウ撃破と大団円
- 『TRUNKS THE STORYーたった一人の戦士ー』 / 『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』
- 『ドラゴンボール超』
- 神と神編
- フリーザ復活編
- 未来トランクス編
- 全覧試合
- クリリンとの決闘
- ピッコロとの特訓
- 父との戦い
- 力の大会編
- 孫悟飯の関連人物・キャラクター
- 孫悟空(そんごくう)/カカロット
- チチ
- 孫悟天(そんごてん)
- 牛魔王(ぎゅうまおう)
- ピッコロ
- クリリン
- 亀仙人(かめせんにん)/武天老師(むてんろうし)
- ベジータ
- ブルマ
- ミスター・サタン
- ビーデル
- パン
- 未来のトランクス
- ラディッツ
- デンデ
- 東の界王神(ひがし の かいおうしん)/シン
- キビト
- 老界王神(ろうかいおうしん)
- 破壊神ビルス
- 孫悟飯の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「おとうさんを…いじめるなーーーっ!!!!!」
- 超サイヤ人2に覚醒
- 親子かめはめ波
- 力の大会でピッコロを守る悟飯
- 孫悟飯の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 都市伝説「悟空と悟飯の年齢差は3歳説」は間違い
- アニメオリジナルで描かれた悟飯の命名理由