スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』(Star Wars Jedi: Fallen Order)とはRespawn Entertainment(リスポーン・エンターテインメント)社が2019年に発売したアクションゲーム。
高難易度のアクションと、美麗なグラフィック、豪華な音楽で『スター・ウォーズ』の世界を疑似体験できる一作で、映画のストーリーを知らないゲームファンも楽しめる。
ジェダイ騎士の生き残りであるカルが、強大な帝国軍と戦う様子を描く。
『スター・ウォーズ』世界を代表する武器。
カイバークリスタルという水晶を心臓部として光の刃を形成する剣。
誤解される事も多いがライトセーバーそのものは機械製品であり、ジェダイでなければ起動できないという事は無い。
映画『スター・ウォーズ』ではジェダイではないハン・ソロがライトセーバーを起動して使うシーンも存在する。
あくまで重量の存在しない刃を自在に扱う事を始めとした"使いこなし"に関してフォース感応者の力が有利というだけである。
形成されるプラズマの刃はブラスター(光線銃)の攻撃を弾き、撃った相手にそのまま撃ち返す事も可能ではあるがこれもまたジェダイのような素質を持った者でなければ難しい芸当である。
ただし、ゲーム中のカルは特に難しい操作ではなく単純に防御する事で相手にブラスター弾を跳ね返す事ができる。
ライトセーバーの刃の色は内部に組み込むクリスタルによって変更できる。
ゲーム中では青や緑、悪役の使用する赤やその他の色(紫や黄色など)も選択可能。
ただし赤は一度ゲームをクリアする必要がある。
ちなみに『スター・ウォーズ』の権利をディズニーが取得した後に"持ち主のフォースがダークサイドのものであると刃は赤く染まる"といった設定が生み出されたが本作では赤い刃に設定したとしても特にストーリー上の変化はない。
『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の用語
銀河帝国
作中世界を支配している国家。本作の敵組織。
シスの暗黒卿によって運営されており、人間族以外の種族(エイリアンのような外見の人種)に対する弾圧や圧政が苛烈で『スター・ウォーズ』の映画作品内で帝国の誕生は「自由は死んだ」と称された。
オーダー66
銀河帝国を支配するダース・シディアスによって行われたジェダイの大粛清。
帝国の前身である銀河共和国の兵士であるクローン・トルーパー達の脳内に組み込まれたチップによって発動した命令。
クローン技術によって生み出された兵士はフォースとの繋がりが希薄で、ジェダイはその行動に対して十分に対応できず多くの戦士がこの大粛清によって命を落とした。
何よりクローン・トルーパーは共和国の兵士であり、ジェダイ達にとっては味方であった。
ダース・シディアスはジェダイ達に気付かれる事なくこのオーダー66の細工をクローン達に仕込んでおり、まさに不意をつかれる形でジェダイ・オーダーは壊滅した。
作中ではカルとその師匠であるジャロがオーダー66に襲われるシーンが描かれている。
フォースのライトサイド
守護や献身といった姿勢を根源とするフォースの哲学。
ジェダイ騎士たちの重視した考え方。
フォースのダークサイド
暴力的や感情的な姿勢によるフォースの哲学。
悪役となるシスの暗黒卿が重視する考え方。
ジェダイ
フォース感応者の騎士。
ジェダイ・オーダーと呼ばれる組織を形成していたが、作中世界では既に壊滅状態。
銀河帝国による残党狩りが行われている。
シスの暗黒卿
フォースのダークサイドを信奉する戦士。
有名なダース・ベイダー(ヴェイダー)もその一人。
『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ファストラベルの未実装が本作の欠点
本作には大きな欠点も存在する。
このゲームには"ファストトラベル"の機能が実装されていない。
ファストトラベルは踏破済のエリア間を瞬間移動のような形で移動できるシステム。
ステージ(惑星)間は宇宙船によるワープという形で移動できるものの、ステージ内では全てプレイヤーが操作して移動していく必要がある。
これがなかなかに難儀な仕様で、とても広大で複雑なフィールドを毎回プレイヤーが操作して移動しなければならないために一度クリアしたステージを探索したいとなった時にかなりの手間を強いられる事となってしまう。
この一点が快適ではないと感じる方もいらっしゃる可能性もある。
不定期のセール
本作は不定期に開催されるセールによってとても安価で購入できる機会がある。
プレイステーション公式ストアのセールにて1400円ほどの価格となっていたこともある。
これだけ素晴らしい作品がちょっとお高い雑誌ほどの価格で購入できるのは本当に驚くべき事といえる。
セールの機会に手を出してみるのも選択肢のひとつ。
好調な売り上げ
Electronic Artsは2020会計年度第3四半期(2019年10月~2019年12月)の決算にて『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の売り上げが1000万本に迫り極めて好調である事を発表。
売上本数予測は、会計年度内600万~800万本であったが、このまま推移すれば会計年度内に約1000万本にまで伸びる見通しであると発表された。
これは「シングルプレイのアクションゲーム」としては非常に優れた数値であると、COO兼CFOのBlake Jorgensenにより偉業ぶりが強調されている。
続編も期待される本作であるが、Electronic Arts社は次回作として『Star Wars: Knights of the Old Republic – Remake(スター・ウォーズ:ナイツ・オブ・ジ・オールド・リパブリック)』を発表。
こちらは発売時にPS5独占タイトルであると発表されている。
ストーリーとしては別物になるが、開発元が同じである以上ゲームシステムが本作の特徴を受け継いでいる可能性もある。
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目次 - Contents
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の概要
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』のあらすじ・ストーリー
- 物語の時代
- 転機
- 友人の死
- 脱出
- オーダー再建の旅
- セカンド・シスターとの決着
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』のゲームシステム
- アクションの特徴
- システムの特徴
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の登場人物・キャラクター
- 宇宙船スティンガー・マンティス(主人公一行)
- カル・ケスティス(Cal Kestis)
- BD-1
- シア・ジュンダ(Cere Junda)
- グリーズ・ドリタス(Greez Dritus)
- ジェダイ
- イーノ・コルドヴァ(Eno Cordova)
- ジャロ・タパル(Jaro Tapal)
- オビ=ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)
- 反乱分子パルチザン
- ソウ・ゲレラ(Saw Gerrera)
- マリ・コーサン(Mari Kosan)
- 惑星ダソミア
- ナイトシスター・メリン(Nightsister Merrin)
- タロン・マリコス(Taron Malicos)
- 銀河帝国軍
- セカンド・シスター(The Second Sister Inquisitor)
- ナインス・シスター(The Ninth Sister Inquisitor)
- ダース・ヴェイダー(Darth Vader)
- シーヴ・パルパティーン(Sheev Palpatine)
- パージ・トルーパー(Purge Trooper)
- クローン・トルーパー(Clone Trooper)
- その他
- プラウフ(Prauf)
- ソルク・トルモ(Sorc Tormo)
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』のアイテム
- フォース
- ライトセーバー
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の用語
- 銀河帝国
- オーダー66
- フォースのライトサイド
- フォースのダークサイド
- ジェダイ
- シスの暗黒卿
- 『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ファストラベルの未実装が本作の欠点
- 不定期のセール
- 好調な売り上げ