バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(BTTF3)のネタバレ解説・考察まとめ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』とは、1990年のアメリカ映画で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作である。監督はロバート・ゼメキス。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。PART2のラストシーンで1955年に取り残されてしまったマーティの元へ届けられた一通の手紙。それは1885年にタイムスリップしたドクからの手紙だった。マーティは隠してあったタイムマシンでドクを助けるため1885年へタイムスリップする。
ヒルバレーの町を各時代のタネン家と追いかけっこをするシーンはBTTFシリーズでもおなじみとなっている。
PART1、2に続き今作でもそのシーンはあるが、今までのマーティは見事タネン家に勝利しているのに対して西部では捕まったあげく引きずられ首まで絞められてしまう事態に。さすが西部時代である。
マーティ「いつも未来のことを考えてるさ」
臆病者と言われ、頭に血が上って、タネンと決闘をすることになったマーティ。それについて自らの祖先シェイマスの妻マギーに「将来のことをちゃんと考えたほうがいいよ」と言われたときにマーティが返したセリフ。マーティは1985年からやってきたので1885年のマギーから苦言を呈されたことに対する皮肉である。
ドク「君の未来はまだ決まってないということ。誰のでもそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ。」
汽車をタイムマシーンに変え、1985年に帰ってきたドクが発したセリフ。
ジェニファーは、PART2で未来から持ってきたマーティ宛の「お前はクビだ」と書かれたFAX用紙の文字が消えた事をドクに話した。するとドクは「君の未来はまだ決まってないということ。誰のでもそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ」と話し、再びタイムトラベルの旅へと出発した。
ポジティブで人の背を押す名言である。
「Back to the future!」
PART1最後、マーティがドクに「どこへ?」と聞いて、「未来へ戻るんだろ!(Back to the future!)」とドクが返し物語は終わったのが印象的だが、PART3で酒を飲んで潰れているドクがマーティに「どこへ?」と聞いて、「未来へ戻るんだろ!(Back to the future!)」と今度はマーティが返す。
初め(PART1)と最後(PART3)の繋がりを見せる会話がある。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
【BTTF3】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part III】 - RENOTE [リノート]
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』とは、アメリカのSF映画で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作である。
監督は全シリーズ共通でロバート・ゼメキスが務める。
PART2のラストで1955年に取り残されてしまったマーティの元へ一通の手紙が届けられた。その手紙は1885年にタイムスリップしたドクからピンチを告げるものであった。
ドクを助けるためにマーティは1885年にタイムスリップする。
Part3に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。
9月2日にタイムスリップした理由はタイムパラドックスを避けるため
マーティは1885年の9月2日にタイムスリップした。タイムスリップした先ではいつもギリギリで時間との戦いになるため、もっと前に行けばいいのではと思ってしまいがちだが、ドクが手紙を書いた9月1日以前に行ってしまうとタイムパラドックスが起き、ドクがマーティを心配して手紙を書くという出来事がなくなってしまうためだ。
時計台の時間が1955年の時計の時間と同じ
クララがドクを待っているとき、後ろにまだ動いていない時計台が見える。そこには1955年に落雷で時計が止まった時間である「10時4分」を指している。
クレイトン峡谷がイーストウッド峡谷になった
クララが落ちそうになっていた峡谷の名前はシューナッシュ峡谷。本来ならここでクララが落ち、峡谷の名前は「クレイトン峡谷」となるはずだった。
しかし、ドクがクララを助けてしまったことで名前が変わることはなかったが、最後にマーティが1985年に帰った時この峡谷は「イーストウッド峡谷」に変わっていた。
これはイーストウッド(マーティ)がこの峡谷に落ちて死んでしまったと思われたことからつけられた名前で、偽名ではあるがマーティは歴史に名を刻んだ。
クララは汽車を降りる必要がなかった
クララはドクとの別れに傷つき8:00にヒル・バレー駅を出発した汽車に乗ったが、その汽車はマーティとドクが強奪する予定の汽車だった。クララは後ろの座席の男性の話を聞き、ドクが本気で自分のことを愛していると知り汽車を緊急停止させてドクの家へ向かったが、そのまま乗っていればもっと早くに会えていた。
しかし、マーティとドクはタネンとの決闘に予定外に時間を食ってしまったため、クララが汽車を緊急停止させなかったらマーティとドクは汽車に追いついていなかったかもしれない。
前作に伏線がされていた
防弾チョッキと名前
前作のPART2で1985年Aでビフが風呂に入りながら見ていたのをマーティが後ろから現れ消した映画、クリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」。
PART3でマーティが名前を偽り防弾チョッキとしてこの映画を参考にする伏線だった。
PART2でのドクのシャツ
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目次 - Contents
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の概要
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』のあらすじ・ストーリー
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の登場人物・キャラクター
- マーティン・シェイマス・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)
- エメット・ラスロップ・ブラウン(演:クリストファー・ロイド)
- クララ・クレイトン(演:メアリー・スティーンバージェン)
- ビュフォード・タネン(演:トーマス・F・ウィルソン)
- シェイマス・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)
- マギー・マクフライ(演:リー・トンプソン)
- ジェニファー・パーカー(演:エリザベス・シュー)
- ダグラス・J・ニードルズ(演:フリー)
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の用語
- タイムマシン・デロリアン
- デロリアンの歴史
- デロリアンの改造史
- クレイトン峡谷
- ヒルバレーの時計台
- フリスビー
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 気絶してしまったマーティが夢でうなされるシーン
- 恋に落ちたドクとクララ
- タネンの挑発に乗ったマーティ
- タネン破れる
- ヒルバレーの時計台が作られるシーン
- ムーンウォークを披露するマーティ
- 服をからかわれるマーティ
- タネンとの追いかけっこに敗北するマーティ
- マーティ「いつも未来のことを考えてるさ」
- ドク「君の未来はまだ決まってないということ。誰のでもそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ。」
- 「Back to the future!」
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 9月2日にタイムスリップした理由はタイムパラドックスを避けるため
- 時計台の時間が1955年の時計の時間と同じ
- クレイトン峡谷がイーストウッド峡谷になった
- クララは汽車を降りる必要がなかった
- 前作に伏線がされていた
- 防弾チョッキと名前
- PART2でのドクのシャツ
- 元々は1作目で完結予定だった
- ストリックランド先生の先祖が登場する
- PART2とPART3は連続で撮影された
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ZZ Top『Doubleback』