バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。
カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台にアリスの死闘を描いており、同シリーズ3作目から1年後の『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。
『バイオハザードIV アフターライフ』の概要
『バイオハザードIV アフターライフ』とは、ポール・W・S・アンダーソン監督により手掛けられた、2002年から公開されている映画『バイオハザード』の第4作目となる映画。
映画『バイオハザード』はカプコンから発売されたゲーム『バイオハザード』を原案とした実写映画として公開されたが、今では世界各国に熱狂的なファンを抱えるゾンビ映画の大御所として名を轟かせている。映画はミラ・ジョヴォヴィッチが主演を努めるオリジナルストーリーで、アクション要素が強い。アクションシーンではスローモーションを多用している。
監督のポール・W・S・アンダーソン監督は、本作品の制作にあたり、原作ゲーム『バイオハザード』シリーズ第5作目である『バイオハザード5』から非常に強い影響を受けていると語っており、舞台設計や演出は原作『5』からのオマージュ要素が多くなっている。
本作は『バイオハザードIII』の1年後を描いており、東京から物語が始まる。
ソニーピクチャーズエンタテインメントより2010年12月22日発売のDVDは、2011年1月17日付オリコン週間DVDランキングでも1万2700枚(累積枚数は11万2000枚)を売り上げ、発売3週目でDVD総合首位を獲得した。また、Blu-rayも2011年1月10日付オリコン週間ブルーレイ総合ランキングで首位となっている。
音楽は前作のチャーリー・クロウザーから代わってトムアンドアンディが手掛ける。サウンドトラック盤は2010年9月7日にアメリカで発売された。主題歌は予告編や劇中において、A Perfect Circle の "The Outsider(Resident Renholder Mix)"が使用されたが、サウンドトラックには未収録となっており、『バイオハザードII アポカリプス』のサウンドトラックに収録されている。
『バイオハザードIV アフターライフ』のあらすじ・ストーリー
力を失うアリス
21世紀初頭。全米No.1の巨大複合企業であり、アメリカでは家庭用医薬品シェア90%を誇るアンブレラ社であったが、真の姿は細菌兵器などの研究開発を行う軍事企業であった。
ある日、アメリカ合衆国ラクーンシティ郊外に位置するアンブレラ社地下研究所「ハイブ」にて研究中であった、生物兵器「T-ウイルス」が何者かにより施設内に漏洩し、「バイオハザード」が発生した。
「T-ウイルス」は人間に感染すると、初期症状として全身の掻痒感・発熱・意識レベルの低下から始まり、知能低下と急激な代謝促進によって生じる極度の飢餓感のため、感染者は摂食を中心とした本能的行動をとるアンデッド化が起こる。
空調設備を通し所員全員がT-ウイルスに感染したため、研究所ハイブのメインコンピューター「レッド・クイーン」は所内各区を閉鎖し、ハロンガスやスプリンクラーにて施設を水没させる事により、約500名を超える所員全員を死亡させ、外部へのウイルス漏出措置を決行した。
この事態を知ったアンブレラ本社は、その原因がレッド・クイーンの故障と推測し、レッド・クイーンをシャットダウンさせるために自社の特殊部隊を現地へ派遣した。
その頃、地上の洋館の一室で記憶喪失の女性アリスが目覚める。何も思い出せぬまま彷徨うアリスは、突然スペンサーと名乗る謎の男性に抱きかかえられ、次いで突入してきた特殊部隊によって彼共々拘束される。
部隊長らしき男性から報告を要求されるも、アリスにはその言葉の意味がわからない。
また、アリスと共に捕らえられた男は「警官だ」と名乗るが、警察手帳に記載されていた「マット・アディソン」という氏名は、警察のデータベースには存在していなかった。
部隊長から、アリスとスペンサーはバイブの入り口を守るための社員2人の偽装結婚だったと説明される。部隊長と3名の隊員はレッド・クイーンを止めるためにレッドクイーン制御室に向かう。しかし施設内にはT-ウイルスに感染したことによりアンデッド化した研究員たちが待ち受けていた。何とか地下施設から脱出したアリスは何者かに眠らされて連れ去られてしまう。
アンブレラ社の地下研究室「ハイブ」でのバイオハザード発生から36時間が経過し、アリスは病院のベッドで目を覚ます。目覚めた彼女が見た光景は「T-ウイルス」によって住民たちがアンデッドと化しているラクーンシティであった。
その後、太平洋を越えた東京でT-ウイルスの第一感染者が発症した。そしてそこから、世界滅亡のカウントダウンが始まるのである。
唯一残る企業であったアンブレラ社は東京・渋谷の地下に巨大要塞を築きT-ウイルスへの適合実験をT-ウイルスに適合し「強力なパワー、スピード、異常な治癒力」を獲得した唯一の人間、アリスのクローンを用いて行っていた。アンブレラ社の黒幕であるウェスカー議長を倒すべく、アリスは救い出した自身のクローンと共に東京地下に建設されたアンブレラ社本社を急襲するが、ウェスカーは逃走時に核爆弾により本社を爆破消滅させる。その衝撃によりクローン隊は全滅。アリスもウェスカーに血清を打たれてしまい、超人的な能力を失ってしまう。
アルカディア
その半年後アリスは、「感染者なし、食料とシェルターあり」と緊急放送を発信している「アルカディア」と呼ばれる地へと向かっていた。アルカディアへ接近すると人影もなく、着陸した場所には多くのセスナ機やヘリコプターが捨てられていた。
デタラメな情報だったのか、とがっかりしたアリスの前に現れたのは、以前共にアンデッド達と戦い、先にアルカディアへ向かったクレアであった。
クレアはアリスの事を全く忘れているようにアリスへ襲い掛かり、胸についた雲形の装置が原因と考えたアリスは装置を外した。装置を外したクレアは少しずつ記憶を取り戻し、ここは本当のアルカディアではなく、着いた際に何者かに襲われ装置を付けられ、仲間も連れ去られてしまったことを思い出した。
クレアとともに本当のアルカディアを目指しセスナ機でカナダへ向かう2人の目に刑務所の屋上に書かれた「HELP US」の文字が飛び込み、着陸を図った。
そこにいた生存者は救助に来たのではなく、「共に安全な土地であるアルカディアに向かおう」というアリスとクレアに対し怪訝な態度をとるが、唯一NBAのスターであったルーサーのみ好意的に接してくれた。
アリス達は、彼らから「アルカディア」はアラスカにある地名ではなく、生存者を集めている船だという情報を得たのであった。どうにかして船までたどり着けないかと考えるアリス達にルーサーは、囚人と間違われ牢屋へ閉じ込められていた「クリスという男であれば方法がわかるかもしれない」と告げる。しかし、クリスに方法を聞きに行ったアリスに情報を教える代わりだとクリスが出した条件は、牢屋からの解放であり、アリスは情報を得ることが出来なかった。
その後シャワーを浴びていたアリスは気配を感じて銃を片手に近づくと、そこにいたのはクリスを監視していた老人であった。しかし、その背後にT-ウイルスが経年劣化により変異し進化したマジニというアンデッドが現れ、老人を地下に空いた穴へ連れ去ってしまう。
屋内にいれば安全だったはずが、マジニが下水道網から掘り開けた穴によりアンデッドが侵入可能となってしまった。アリスは脱出するためにクリスを解放するしかないとルーサー達を説得し、クリスを解放することになった。
解放されたクリスはクレアの実の兄であった。クリスは都市鎮圧車両がある場所へと案内、これを使いアンデッドを倒しながら行進しようと提案する。
そのためにも武器の調達を行わなければいけないが、武器庫は地下水がたまり水没し、電気も止まっている地下の先にあった。水没エリアを潜水し、水没エリアに潜んでいたアンデッドと闘いながらも、何とかして武器を調達した一同だったが、鎮圧車両が使えないことが分かった。
それを知った元は有名な映画プロデューサーだったが過去の栄光を拭いきれず、刑務所の中でも傲岸不遜な態度をとっているベネットという生存者の一人であった男性は、自身だけアルカディアへ逃げるため仲間を殺し、セスナ機を盗んで1人アルカディアへ飛んで行ってしまった。残されたアリス達は、マジニが掘った穴から排水路を進み海を目指す。
海に向かう途中でルーサーもマジニにとらえられてしまったが、アリス、クレア、クリスの3人は浜辺に到着し、アルカディアに乗り込むことが出来た。そこでクレアの記憶が戻りアリスをアルカディアはアリスをおびき寄せるためにアンブレラ社の仕掛けた罠という事がわかった。
船の中には集まってきた生存者が実験台とされカプセルの中に収容されていた。その先へ進んだアリスの前にはウェスカー議長の姿が。ウェスカー議長は東京要塞でのアリスとの死闘を潜り抜けるべく、自身にT-ウイルスを投与しており、自身のアンデッド化を生存者を食べ新鮮なDNAを摂取することで永らえ、T-ウイルスに適合したアリスのDNAを取り込めばアンデッド化が抑えられるはずだと考えていた。
死闘の末、ウェスターを倒したアリス達はカプセルに収納されていた生存者達を救出し、船の外へと歩き出す。その前に現れたのは、多数のオスプレイ。そして率いていたのは共にラクーンシティから脱出したはずの、胸に蜘蛛の装置が取り付けられていたジルであった。
『バイオハザードIV アフターライフ』の登場人物・キャラクター
主要人物
アリス・アバーナシー(Alice)
演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
吹替:本田貴子
主人公。元アンブレラ社特殊部隊員。前作ではアンブレラ社によって注入されたT-ウイルスを細胞レベルで取り込んだことで超人的な身体能力や治癒力を得るが、本作ではアンブレラ社が密かに発明したT-ウイルス中和剤をウェスカーによって投与され、常人離れした能力を失ってしまう。
クレア・レッドフィールド(Claire Redfield)
演:アリ・ラーター
吹替:岡寛恵
前作で人類の生き残りチーム「クレア車団」を率いていた。前作の後、仲間たちと共にアラスカの安息の地「アルカディア」に向かったはずだったが、その実態はアンブレラが所有する研究船のことであり、生存者を捕らえるための罠だった。待ち構えていたアンブレラ社に他の生存者たちは胸に特殊なデバイスを取り付けられた後、実験素体として本当のアルカディアへ連行されてしまった。
アリスがアラスカに到着した際にはデバイスに洗脳された状態で彼女に襲いかかり、ねじ伏せられてデバイスを外されたことでようやく自我を取り戻すが、その後遺症で記憶喪失状態となってしまう。徐々に記憶を取り戻し、アリスと共に降り立った刑務所にて兄クリスと再会し、アリスを含めた3人は本当のアルカディアでウェスカー議長との死闘を繰り広げる。
クリス・レッドフィールド(Chris Redfield)
演:ウェントワース・ミラー
吹替:東地宏樹
クレアの実兄。ロサンゼルスでのアンデッドの襲撃により緊急出動したアメリカ軍特殊部隊の兵士で、臨時基地となっていたシタデル刑務所に駐屯していたが、囚人の解放令を出したことによって刑務所内の治安が悪化し、暴徒化した囚人に看守と間違えられ、牢屋の中に閉じ込められる。重警備棟の牢屋に閉じ込められたため、その後やってきたルーサーたちに凶悪な殺人者であると勘違いされてしまい、長い間彼らによって監禁されていた。妹クレアと再会を果たし、アリス達と共にアルカディアへと向かい、ウェスカー議長との死闘を繰り広げる。
ルーサー・ウェスト(Luther)
演:ボリス・コジョー
ロサンゼルスの刑務所にいた生存者たちのリーダー的存在。バイオハザードが起こる前はNBAのスター選手であり、持ち前のジャンプ力を生かして、アリスとクレアの窮地を救った。アリス達がアルカディアから来た救助ではないことが判明し、多くの生存者たちが落胆する中でもアリスらを快く受け入れ、好意的に接してくれた。刑務所からの脱出の際にマジニ・アンデッドに襲撃され、生死不明になったが、映画終盤で生存していたことが判明している。
ベネット・シンクレア(Bennett)
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目次 - Contents
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の概要
- 『バイオハザードIV アフターライフ』のあらすじ・ストーリー
- 力を失うアリス
- アルカディア
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- アリス・アバーナシー(Alice)
- クレア・レッドフィールド(Claire Redfield)
- クリス・レッドフィールド(Chris Redfield)
- ルーサー・ウェスト(Luther)
- ベネット・シンクレア(Bennett)
- キム・ヤン(Kim Yong)
- クリスタル・ウォーターズ(Crystal Waters)
- エンジェル・オーティス(Angel)
- ウェンデル(Wendell)
- アンブレラ社
- アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)
- ジル・バレンタイン(Jill Valentine)
- その他
- Kマート(K-Mart)
- クローンアリス(Clone Alice)
- 第一感染者(J Pop girl)
- 登場クリーチャー
- アンデッド / ゾンビ(Undead / Zombie)
- マジニ・アンデッド(Majini Undead)
- 処刑マジニ(Axeman)
- アジュレ(Adjule)
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の用語
- アンブレラ社
- T-ウイルス
- ラクーンシティ
- レッド・クイーン
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 屋上での戦い
- マジニとの戦い
- アルバート・ウェスカーとの戦い
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- バイオハザードシリーズの中でも重要な役を”中島美嘉”が務める
- ポール・W・S・アンダーソン監督が語る”日本”という舞台の秘話
- 『バイオハザードIV アフターライフ』の主題歌・挿入歌
- A Perfect Circle『The Outsider (Resident Renholder Mix)』