【西尾維新】「きみとぼくの壊れた世界」の名言・名セリフ集!【言葉遊びの天才】

ファンから「言葉遊びの天才」と称される西尾維新の、『きみとぼくの壊れた世界』の名言・名セリフ集を紹介する。本作は本格ミステリーで、西尾らしい言い回しや驚きの展開、魅力に満ちたキャラクターが次々と現れるファンにはたまらない内容となっている。

持てる最大の能力を発揮して最良の選択肢を選び最善の結果を収める

p156
櫃内様刻

嘘をつくのは簡単だけど、嘘をつき続けるというのは、思いの外難しいという事実に

p157
櫃内様刻

いずれ夜月もその事実に直面するだろう。
嘘をつくのは簡単だけど、嘘をつき続けるというのは、思いの外難しいという事実に。
難しいというそれだけではなくーーー酷く、気分が悪いということを。

誰にだって若気の至りってのはあるものさ。 その恥を踏み台に、どこまで駆け上がれるかという話でね。

p172
病院坂黒猫

似たようなものといえば似たようなものかもしれないが、似ているという事は、違うということと同義でもある。

p173
櫃内様刻

好きなものを好きなままでいるのは、これは意外と難易度の高い「技術」だろう。

p191
櫃内様刻

そう、試験用紙が配られたとき、一番最初に考えなければならないのは、どの問題を先に説くのか、その順番だ。

p196
櫃内様刻

そう、試験用紙が配られたとき、一番最初に考えなければならないのは、どの問題を先に説くのか、その順番だ。
問題に対する解答は、一つずつ、順番に順番に、慎重に慎重に、片付けなければならない。
全体を俯瞰し、個別に撃破、基本である。

甘やかしってのは、甘やかされる方も甘やかす方も、大概、人生棒に振っちまうもんなんだから

p203
迎槻箱彦

義を見てせざるは勇無きなり

p209
迎槻箱彦

「なあに。こいつも国民の義務ってやつさ。
こいつの半分以上は税金で出来てんだからな。
未成年だからって親に甘えてるほど坊やじゃねーよ。
義を見てせざるは勇無きなり、老人福祉となりゃあ、俺の肺くらい、安いもんさ」

踊る阿保に見る阿保なんて言ったって、嬉しげに恥を晒すよりは、見てるだけの方がよっぽどマシだってのは、それなりに筋の通った一般論。

p220
櫃内様刻

初心者はやたら褒めたがる、中級者は意見を保留する、自称上級者となれば、やたらけなしたがる。

p221
櫃内様刻

テクニックやスピードを自慢している内はアマチュアなんだよ。

p225
櫃内様刻

「テクニックやスピードを自慢している内はアマチュアなんだよ。
裏返しゃ、そんなもんはアマチュアの内に磨いとけってことだな。
ごちゃごちゃ喋るプロはプロじゃない。
単純にパワーある小説を書くこと以外に、どんな看板がいるもんかってんだ」

満足を満足で満たす、その理屈。

p230
櫃内様刻

理にかなっていないようで非常に合理的な行為。
満足を満足で満たす、その理屈。
否ーーーーあるいはこれは、階段を踏んでいるのだろうか。

unabara_i6
unabara_i6
@unabara_i6

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