遊☆戯☆王VRAINS（ヴレインズ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：櫻井孝宏

遊作が名前を付けた、イグニスと呼ばれる意思を持つAIプログラム。調子に乗りやすい性格をしており、おしゃべりである。そのため、遊作から冷たくばっさり言われることが多い。
5年前、リボルバーの来襲時に自身のいたサイバース世界をネットワーク内に隠した。その後、ハノイの騎士とSOLテクノロジー社より追われることになるが、遊作に捕獲された。
それから遊作のデュエルディスクにプログラムとして取り込まれ、デュエルなどで共に行動をすることになる。遊作のことを「遊作」や「Playmaker（様）」と呼ぶ。
サイバース世界の「データマテリアル」を開放して、リンク ヴレインズにデータストームを起こした。
5年前のリボルバー来襲時に体を失うが、遊作がリボルバーに勝利し、リボルバーのデータを食べて元の体を取り戻した。
この遊作とリボルバーのデュエルで、リボルバーの使用したカードにより、一時消滅の危機を迎えるが復活した。
彼はロスト事件で監禁されていた遊作のデュエル内容を学習して、鴻上博士が創り出した管理ID「IGN006」闇属性のイグニスである。
全ての戦いが終わった後、遊作から解放されてサイバース世界に帰る。ところが、サイバース世界は崩壊しており、同じ世界で暮らしていた「リンクリボー」と共に遊作のデュエルディスクに戻ってきた。

草薙 翔一（くさなぎ しょういち）

CV：木村昴

遊作の協力者で、ハッカーとしての実力を持つ青年。生業であるホットドッグの移動販売を営む傍ら、事件の真相を追う遊作に協力して、データ解析など支援を行っている。
遊作からは「草薙さん」と呼ばれている。
彼の弟である「草薙仁」は遊作と同じくロスト事件の被害者で、彼は事件のショックで心を閉ざしてしまった。
ハノイの騎士との戦いでは同じロスト事件の被害者である遊作と共に行動し、イグニスの真相などを知る。
その戦いが終わった後、療養中の仁の元を訪れるが、突然現れた謎の人物（ボーマン）により仁の意識が奪われてしまう。
そのため、遊作と共に新たな敵を追うことになる。

財前 葵（さいぜん あおい） / ブルーエンジェル→ブルーガール

CV：中島由貴

遊作と同じ高校の同級生で、高校のデュエル部に所属している。年齢は16歳で、財前晃は兄である。普段は遊作と同じく目立つことが苦手で、クールで落ち着いた雰囲気をしている。
VR空間では「アカウント名：ブルーエンジェル（子どもの時に読んでいた絵本の主人公がモデル）」というカリスマデュエリストとなり、背中から羽が生えて青を基本とした衣装に身を包む。性格も明るく、表情が豊かになる。
ブル－エンジェルとしてリンク ヴレインズでアイドル活動を行っていたが、兄の晃には反対されていた。両親は連れ子同士による再婚のため、兄の晃とは血のつながりはない。
両親は後に事故で他界し、親代わりとして育ててくれた晃に深い愛情を抱く。その兄に認めてもらうため、リンク ヴレインズで名が知られたPlaymaker（遊作）と戦う。
その戦いで、スペクターより渡されたカードで狂乱状態となり、敗北後、電脳ウイルスにより昏睡状態になってしまう。しかし、Playmakerが手に入れたウイルス除去プログラムで目を覚ました。
その後、晃より外出やログインを禁止されるも、アナザー事件では電脳ウイルスを作ったバイラと対戦し、これを破って電脳ウイルスの収束に導く。
「ハノイの塔」始動時にPlaymakerやGo鬼塚と共闘するも、スペクターに敗れ、データ化されてハノイの塔に吸収される。
しかし、ハノイの塔が消滅したことで、現実世界で意識を取り戻した。
その後、晃の依頼でゴーストガールと共にイグニスを捜索することになる。その際、衣装を変えて「アカウント名：ブルーガール」となった。

使用デッキは「トリックスター」で、リンクモンスター「トリックスター・ホーリーエンジェル」や「トリックスター・ベラマドンナ」などを使用する。
使用スキルは「トリックスター・フロード」。

鬼塚 豪（おにづか ごう） / Go鬼塚

CV：濱野大輝

レスラー体型のデュエリスト。年齢は19歳。VR空間では「アカウント名：Go鬼塚」というカリスマデュエリストとして活動している。現実世界とVR空間での姿はどちらも同じで、現実世界でも「Go鬼塚」と呼ばれることもある。
不利な演出をしながらも逆転勝ちを収めるデュエルを行い、デュエルで稼いだお金で施設の子ども達に贈り物をしていた。活動を支えるマネージャーがいる。
彼はその施設の出身で、施設や子ども達のためにデュエルを行っていた。しかし、Playmaker（遊作）の出現で、子ども達の注目が彼に向かってしまう。
財前の依頼もあって、Playmakerと戦うことを決意。エースモンスターがぶつかり合うデュエルでGo鬼塚は負けてしまったが、互いの実力を認め合う悔いのないものとなった。
その後アナザー事件で、同じ施設出身の友人がアナザーにされ、事件の首謀者の一人であるドクター・ゲノムと戦う。
この戦いで「ヒールスタイル」という手段を選ばずに力で圧倒するスタイルで戦うも、Playmakerの言葉を受け、その後新たなファイトスタイルとなりデュエルに勝利する。
その後ハノイの騎士と戦うことになり、ハノイの塔の目前でリボルバーと戦うも、彼に敗れデータ化され塔に吸収される。しかし、ハノイの塔が消滅したことで、現実世界で意識を取り戻した。
ハノイの騎士壊滅後、世間が自分ではなくPlaymakerばかり注目していたことから、己を超えるべくカリスマデュエリストを辞めて、「バウンティーハンター」となった。

使用デッキは、プロレスがモチーフの「剛鬼」デッキ。リンクモンスター「剛鬼ザ・グレート・オーガ」や「剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ」などを使用する。
バウンティーハンター時には、「ダイナレスラー」を使用。

使用スキルは「闘魂」、バウンティーハンター時は「ダイナレッスル・レボリューション」。

別所 エマ（べっしょ エマ） / ゴーストガール

CV：鎌倉有那

様々な企業から依頼を受ける電脳トレジャーハンターで、情報収集やプログラム作成を得意とするデュエリスト。VR空間では口元をマスクで覆い、「ゴーストガール」として活動。
SOLテクノロジー社の財前晃の依頼を受けて、Playmaker（遊作）を追跡、ブルーエンジェルに扮して彼を誘い出し、Playmakerとリボルバーのデュエルを見届ける。
Playmakerに興味を持った彼女は、彼に挑戦状を送った。そのPlaymakerとのデュエルでは変幻自在の戦術を展開するも、スキル「Storm Access（ストームアクセス）」の前に敗北。
PlaymakerにSOLテクノロジー社の「データバンク」のアクセスに関する情報を渡す一方で、彼を利用して自身は財前晃と共にデータバンクに潜入する。
アナザー事件の後、晃の依頼でリンク ヴレインズで情報収集を行っていたが、そこでリボルバーに見つかり、ログアウトを封じられた彼女はリボルバーと戦う。
リボルバーのエースモンスターをバウンスするなどデュエルを優位に進めるも、彼のストームアクセスで手に入れたモンスターの前に敗北。
Playmakerに情報を託し、そのままデータ化されハノイの塔に吸収されるも、塔消滅後に、現実世界で意識を取り戻した。
新生リンク ヴレインズでも電脳トレジャーハンターとして活動していたが、晃の依頼を受け、ブルーガール（ブルーエンジェル）と共にイグニスの捜索をすることになる。

使用デッキは「オルターガイスト」で、リンクモンスター「オルターガイスト・プライムバンシー」や「オルターガイスト・キードゥルガー」などを使用する。
使用スキルは「シークレット・キュア」。

穂村 尊（ほむら たける） / Soulburner（ソウルバーナー）

CV：梶裕貴、稲瀬葵（幼少時）

遊作の高校に転校してきた生徒で、自分のことを「僕」と呼ぶおとなしい性格をしている。また、機械やネットのことはよく知らない。炎のイグニス「不霊夢」と共に行動する。
VR空間では「アカウント名：Soulburner（ソウルバーナー）」というデュエリストで、外見も変わり自分のことを「俺」と呼ぶ熱い性格の持ち主になる。
遊作と同じく、ロスト事件の被害者であり、事件後祖父母に引き取られる。両親は事件中に事故で亡くなっていた。
事件の影響により無気力になり学校にもあまり通っていなかった。しかし、ハノイの騎士と戦ったPlaymakerらのことを知り自身の運命に立ち向かうため、祖父母の町からデンシティにやって来た。
憧れを持つ遊作には自身の正体を明かし、彼と共闘することになる。この他、ブルーエンジェルやGo鬼塚にも憧れを抱いている。

使用デッキは「転生炎獣（サラマングレイト）」で、リンクモンスター「転生炎獣ヒートライオ」、儀式モンスター「転生炎獣エメラルド・イーグル」などを使用する。
「転生リンク召喚」という、リンクモンスターを素材に同名のリンクモンスターを呼び出すリンク召喚を行う。
使用スキルは「バーニング・ドロー」。

不霊夢（フレイム）