遊☆戯☆王VRAINS(ヴレインズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『遊☆戯☆王VRAINS』とは、トレーディングカードゲーム「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」を題材にしたテレビアニメである。テレビ東京系で放送されているアニメ『遊☆戯☆王』シリーズの第6作目にあたり、2017年5月から放送されている。VR空間「LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)」で繰り広げられる主人公・藤木遊作の戦いが物語の中心となる。

『遊☆戯☆王VRAINS』の概要

『遊☆戯☆王VRAINS』とは、アニメ『遊☆戯☆王』シリーズの第6作目にあたる。他の作品とは異なりVR空間「LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)」での仮想空間におけるデュエルが中心となっている。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ(遊戯王OCG)」を題材にしている。
2017年5月10日からテレビ東京系で放送され、アニメーション制作はぎゃろっぷ、番組製作はテレビ東京とNAS(日本アドシステムズ)が担当。
放送時間は毎週水曜日午後6時25分~午後6時54分。

この作品は、「LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)」内における主人公藤木遊作のデュエルによる敵との戦いが中心になっている。
デュエルの初期ライフポイントは4000(公式ルールでは8000)で、スピードデュエル(スケートボード状のマシンに乗って行われるデュエル)とマスターデュエル(スタンディングデュエル)の2つのデュエルが行われる。
どちらのルールも2017年3月25日に適用された遊戯王OCGの公式ルール「新マスタールール」が元になっている。
この「新マスタールール」ではリンク召喚やリンクモンスターといった要素が新たに登場し、『遊☆戯☆王VRAINS』でも大きな要素になっている。

『遊☆戯☆王VRAINS』のあらすじ・ストーリー

イグニス(Ai)との出会い

ネットワークが発達した都市「Den City(デンシティ)」では、大企業の「SOLテクノロジー社」が構築・運営している「LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)」と呼ばれる仮想空間で人々がデュエルを楽しんでいた。
しかし、「ハノイの騎士」というハッカー組織がリンク ヴレインズに襲来。彼らはサイバース世界(ネットワーク上に創造された世界)をネットワークに隠した「イグニス」と呼ばれるAIを捜し出していた。
この組織とリンク ヴレインズで戦っていたのが、ネットワークでは「Playmaker(プレイメーカー)」というアカウント名の、藤木遊作という高校生である。
彼は10年前に自分の身に起こった「ロスト事件(突然誘拐・監禁されてデュエルを強要された事件)」を追っており、ハノイの騎士の下部構成員と戦っていた。
その戦いの最中、ハノイの騎士とSOLテクノロジー社が追っていたイグニスを、遊作は協力者の草薙翔一と捕まえ、「Ai(アイ)」と名前をつける。
その後、Aiの助言を受けてハノイの騎士とスピードデュエル(Dボートと呼ばれるマシンに乗って行うデュエル)を行い、ハノイの騎士を破ったことからリンク ヴレインズを救った英雄として有名になる。
そして、ハノイの騎士のリーダーがリボルバーという人物であることをAiから知り、以後、共に行動をとることになる。

リボルバーとの初めての激闘

遊作は、SOLテクノロジー社・財前晃の依頼を受けたカリスマデュエリストのGo鬼塚(鬼塚豪)と戦うことになったが、これを破る。
それから同じくカリスマデュエリストのブルーエンジェル(財前葵)とも戦うが、その最中ハノイの騎士のカードにより、ブルーエンジェルが狂乱状態になってしまう。
遊作はブルーエンジェルを倒すも、彼女に危害を加えたと彼女の兄・財前晃より疑われ尋問を受ける。葵はデュエルの後から昏睡状態が続いていて、リンク ヴレインズから出られなくなっていた。
その時、ハノイの騎士・リーダーのリボルバーが突然現れ、イグニス捕獲を目的にデュエルを仕掛けてくる。
勝てば、カードに仕込まれた電脳ウイルスの影響で昏睡状態の葵を助けることをリボルバーは約束し、遊作はデュエルに挑むことになった。
リボルバーとのデュエルは初め、スピードデュエルで行われていたが、決着は付かず、マスターデュエル(Dボードを用いないスタンディングデュエル)で行われることになった。
そのマスターデュエルでは、サイバースを無力化させるカードに苦しめられる。
そしてそのデュエル中、Ai(イグニス)が意思を持ったAIであること、サイバース世界を生み出し、ネットワーク支配を進めていること、そして自分達の目的「イグニス抹殺」がリボルバーの口から明かされた。
遊作はイグニスの真実に戸惑い、リボルバーのモンスターによる猛攻に圧倒されてしまう。しかし、遊作は諦めることなくストームアクセス(データストームからモンスターをランダムに入手すること)でリンクモンスター(リンク召喚で呼び出されるモンスター)を呼び出し、リボルバーとの激闘を制した。
そしてリボルバーからウイルス除去プログラムを手に入れ、葵を無事救った。

「ロスト事件」の手掛りを求めて

リボルバーとの戦いの後、電脳トレジャーハンターであるゴーストガール(別所エマ)から、遊作に対してデュエルの挑戦状が届く。
挑戦状によると、自分に勝てばSOLテクノロジー社の「データバンク」のアクセスに関する情報を得られるという。
遊作はハノイの騎士に関する情報がSOLテクノロジーにあると考え、ゴーストガールの挑戦を受ける。彼女とのデュエルでは苦戦を強いられるも、勝利することができた。
約束通り、ゴーストガールからデータバンクへのアクセスに関する情報を手に入れ、その情報を元に遊作はSOLテクノロジー社のマザーコンピュータへ侵入した。
ところが、侵入がSOLテクノロジー社の知るところとなり、会社が差し向けたAIデュエリストと戦うことになってしまった。
このAIデュエリストとの戦いでは、現れたブルーエンジェルと共闘。
遊作はAIデュエリストを破り、データバンクへ到達することができたが、既に財前晃とゴーストガールが待ち受けていた。
晃はデータバンクで「ロスト事件」を知り、自身が事件の真相を追うため、遊作に事件から手を引くよう持ちかける。
しかし、自分の手で事件の真実を明らかにしたい遊作はこれを拒否し、晃とデュエルを行うことになった。このデュエルの最中、晃は遊作に何度も説得を試みた。
そして、ブルーエンジェルも現れ、遊作はデュエルの最中に、10年前に自分の身に起きた事件「ロスト事件」を語った。

10年前、遊作ら子ども達は突然誘拐されて閉所施設に一人ずつ監禁された。そこではデュエルを強要され、負けると強烈な電流が流れる仕組みになっていた。食事や睡眠は提供されたが、やがて食事はデュエルに勝たないと得られなくなってしまった。毎日がデュエル・食事・睡眠の繰り返しで、この生活がいつまで続くのか分からないまま日々を過ごしていた。

今でも夢にうなされるなど、遊作にとって10年前の事件は大きな傷となり、体を蝕み続けていた。
遊作はこの事件が「ハノイプロジェクト」と呼ばれていることを知り、ハノイの騎士が事件を起こしたと考えた。
そのため、ハノイの騎士を追っているということを晃やブルーエンジェルに明かした。
晃はそれを受けてデータバンクにハノイプロジェクトの首謀者の名前が記されてることを伝えた。その後デュエルは続行し、最終的に遊作は晃を倒した。
デュエルに勝利したことで、遊作はAiによりデータバンクの情報を入手。その情報を草薙と調べてみると、事件の首謀者の名前が書かれていた。
事件の首謀者はSOLテクノロジー社の鴻上聖という博士であることが分かり、ハノイの騎士だけではなく、SOLテクノロジー社も事件に関与していることが判明した。
さらに当の鴻上博士は既に死亡していたことも判明。

ロスト事件の首謀者が判明した頃、ハノイの騎士でもある計画が進んでいた。

アナザー事件

リンク ヴレインズに強制的にログインされて、その後ログアウトできずに昏睡状態に陥ってしまう「アナザー」という現象がデンシティで次々と発生。
遊作は草薙と共に事件について調べてみると被害者の特徴から、自分もしくはAiを狙ったものと断定した。
「アナザー事件」の首謀者はハノイの騎士の幹部である、ドクター・ゲノム、バイラ、ファウストである。
イグニス(Ai)捕獲を目的にPlaymaker(遊作)を捜し出しており、該当者を強制的にログインさせて彼かどうかを調べ上げ、違っていれば電脳ウイルスを送り込んで「アナザー」状態にさせていた。
いわゆる「Playmaker狩り」を行って、当のPlaymakerをおびき出そうとしたのだ。
「アナザー事件」ではGo鬼塚、ブルーエンジェルが首謀者と対戦。Go鬼塚は「アナザー」にさせていたドクター・ゲノムと、ブルーエンジェルは電脳ウイルス製造者のバイラと戦った。
二人はそれぞれ敵を打ち破り、バイラが敗れた際には、彼女がアナザーの除去プログラムを発動したことで、「アナザー」現象は収束に向かう。
昏睡状態に陥っていた人々はログアウトされ、意識を取り戻した。
事件について調べていた遊作達は、ハノイの騎士との戦いは現実世界での戦いであることを実感した。
「アナザー事件」の最後の首謀者であるファウストは、遊作の同級生である島直樹を使って、遊作をおびき寄せようとする。島の危機を知った遊作は、ファウストと戦う。
そのファウストとの戦いではライフがギリギリまで削られるが、ストームアクセスで新たにリンクモンスターを得てファウストを破る。
しかし、ファウストは散り際に「君は人類の未来を自らの手で…」と意味深な言葉を残す。

ハノイの塔

「アナザー事件」は解決し、街は平穏を取り戻した。しかし「アナザー事件」でリボルバーは鳴りを潜め、また、どこかしらリンク ヴレインズの異常を感じたことから、遊作はリンク ヴレインズへと向かう。
そこで晃の依頼で潜入中のゴーストガールと遭遇し、リンク ヴレインズ内のデータ処理施設を手分けして調査することになった。
ゴーストガールは遊作と分かれた後、情報収集中に施設内のシステムに異常な数値を示す膨大なエネルギーを発見する。ところが、そこにリボルバーが現れた。
リボルバーは「秘密を知られたため帰すわけにはいかない」としてゴーストガールのログアウトを妨害し、二人のデュエルが始まった。
ゴーストガールはリボルバーのエースモンスターをバウンスするなどデュエルを優位に進める。しかし、リボルバーが使ったカードでゴーストガールのモンスターが全滅。
リボルバーはストームアクセスで手に入れたリンクモンスターでとどめを刺し、ゴーストガールは敗北した。
彼女は、二人のデュエルを途中から見ていた遊作に自身が得た情報を託して、データ化して消滅してしまう。
リボルバーは激高する遊作に、リンク ヴレインズに始動した「ハノイの塔」を停止したければ自分を倒しに来いと伝えた。
現実世界に戻った遊作は、草薙とともにゴーストガールから得たデータを詳しく調べた。そこで、リボルバーの「ハノイの塔」計画の全てを知ることになる。
ハノイの塔は1時間ごとにリング形状が発生し、6つまで発生すると塔が完成する。
草薙は塔が完成した場合、ありとあらゆるネットワークは全て破壊され、世界中が大混乱に陥ると推測。
ハノイの塔はリンク ヴレインズを破壊させ、デュエリストを含めたあらゆるデータを吸収して成長を続けていた。
遊作は塔を停止させ、リボルバーとの決戦を行うため、リンク ヴレインズへと向かった。
そこでGo鬼塚、ブルーエンジェルと合流して一緒にリボルバーを倒すことを誓い、手分けして戦うことになった。

2人と別れたブルーエンジェルは自身を狂乱・昏睡状態にさせる原因となったカードを渡したハノイの騎士のスペクターと遭遇した。
スペクターはリボルバーから侵入者殲滅の命を受けて、またブルーエンジェルはリボルバーを倒すため、二人はデュエルを開始した。
ブルーエンジェルはスペクターの戦術に苦戦するも、かわして勝負に出た。しかし、結局はスペクターの戦術の前に敗北。ブルーエンジェルはデータ化されて、ハノイの塔に吸収されてしまった。

その頃、遊作はハノイの塔へ向かっていたが、そこにブルーエンジェルを倒したスペクターが出現。遊作はスペクターとデュエルをすることになった。
デュエル中、遊作はロスト事件などハノイの騎士の悪行を説くが、スペクターは平然とリボルバーへの忠誠を誓った。
実はスペクターは10年前に起きたロスト事件の被害者で、家族のいない施設育ちの彼は孤独の身だったため、誰かに必要とされているロスト事件が楽しみだった。
事件露見後、再び孤独になった彼は、施設を脱走してロスト事件の現場にやって来て、そこでリボルバーと出会い、ハノイの騎士に入ったのだった。
スペクターの過去が明らかになった後、遊作は言葉を失うも、Aiが奮起させたことでデュエルは続行することになった。
スペクターの防御的な戦術に苦戦する遊作だったが、突破口を見つけてスペクターを破った。

そして、Go鬼塚はハノイの塔の前でリボルバーと遭遇し、両者のデュエルが始まった。
デュエルは初めGo鬼塚がモンスターを次々と呼び出す展開だったが、リボルバーがそのモンスターを除去、そして再びGo鬼塚がモンスターを呼び出す展開になった。
遊作はこの二人のデュエルを見守っていた。しかし、リボルバーの強力なモンスターの前にGo鬼塚は敗北してしまい、彼は遊作に後を託してデータ化され、ハノイの塔に吸収されてしまった。

Go鬼塚が敗北したことで、リンクブレインズ内のデュエリストは遊作とリボルバーの二人のみになった。

リボルバーとの最終決戦

二人の最終決戦が始まった。スピードデュエルが行われ、遊作はAiがロスト事件で自身のデュエル内容を学習して生まれたイグニス(意思を持つAI)であることをリボルバーから聞かされる。
ロスト事件はイグニスを創り出すために引き起こされたが、リボルバーは意思を持つAIが人間にとって脅威になると考え、自らが生み出したイグニスを排除しようとしたのである。
デュエルは続行し、遊作はAiの協力によりストームアクセスで新たなリンクモンスターを手に入れてリボルバーと対峙、リボルバーも同様にストームアクセスを試みるも失敗してしまう。
ところが突然リンク ヴレインズ内の時間が停止し、ロスト事件の首謀者である鴻上博士が出現する。鴻上博士は自分の最後の力を使って、リボルバーに力を与えた。
その力を得て、リボルバーはストームアクセスを成功させるも、鴻上博士の死を知った彼はデュエルを引き分けにさせた。その後、両者はリンク ヴレインズからログアウトされた。

現実世界でリボルバーの居場所を特定した遊作は、草薙と共に訪れる。そこに居たリボルバーは、Playmakerが遊作であることを既に知った上で、自らの正体を明かした。
リボルバーの正体は、鴻上博士の息子である鴻上了見だった。彼はロスト事件の真実とイグニスによる人類の滅亡について語った。
遊作は了見にハノイの塔を停止させるよう説得するも受け入れられず、デュエルで了見(リボルバー)を倒すしか方法はなかった。

再びリンク ヴレインズに戻った遊作とリボルバーの最後のデュエル(マスターデュエル)が始まった。
遊作はリボルバーの「聖なるバリア -ミラーフォース-」を攻略するも、リボルバーはリンクモンスターを5体並べてエクストラリンクを完成させる。
この絶望的な布陣の前に遊作は追い込まれるも、Aiの呼びかけで闘志を取り戻す。
遊作はリボルバーのエクストラリンクを利用してリンクモンスターを呼び出し、完全なエクストラリンクを完成させた。
そして、そのエクストラリンクの力を使い、リボルバーを倒した。
ハノイの塔は消滅し、遊作はネットワークの崩壊の危機を防いだ。ブルーエンジェルなどハノイの塔に吸収された者達も解放され、現実世界で意識を取り戻した。
全ての戦いが終えた遊作は、Aiを元いたサイバース世界へ解放して別れた。

新たなる戦いへ

ハノイの塔消滅後、リンク ヴレインズは「新生LINK BRAINS(新生リンク ヴレインズ)」に生まれ変わり、賑わいを取り戻した。
ところが、ネットワーク崩壊の危機を救ったはずのPlaymaker(遊作)には懸賞金が掛けられることになった。
SOLテクノロジー社には遊作とイグニスを捕獲するために「バウンティーハンター」が集結、そこには遊作と一緒に戦ったはずのGo鬼塚の姿もあった。
草薙はロスト事件の被害者である療養中の弟の草薙仁のもとを訪れていた。ところが、突然現れた謎の人物により仁の意識が奪われてしまう。
遊作は草薙の連絡を受けて新生リンク ヴレインズに向かい、仁の意識を奪った人物を追跡し、その人物とデュエルを行う。
この頃、サイバース世界に帰っていたはずのAiが遊作のもとに戻ってくる。Aiが戻ったサイバース世界はなぜか崩壊していたのだ。
Aiの協力で謎の人物の正体であるボーマンを倒した遊作だが、さらに2人組のデュエリストが立ちふさがる。
その時、「Soulburner(ソウルバーナー)」というイグニスを持ったデュエリストが現れ、遊作に代わり2人組のデュエリストとの対戦を引き受けることになった。
Soulburnerは彼らを破り、遊作はボーマンと、一緒にいたハルを追跡する。ところが、二人は新生リンク ヴレインズの進入禁止エリアに入ってしまい、追跡できなくなった。

遊作は転校生の穂村尊(ほむらたける)と出会う。彼の正体はSoulburnerで、遊作と同じロスト事件の被害者だった。そして彼のイグニスは「不霊夢(ふれいむ)」という炎のイグニス。
その不霊夢から、崩壊してしまったサイバース世界や新たに出現した敵について説明を受け、遊作は尊と共闘することに。
ゴーストガールからの情報をもとに、二人は進入禁止エリアに向かうも、Go鬼塚らのバウンティーハンターに追跡される。
SoulburnerはGo鬼塚と対戦し、遊作はバウンティーハンターのブラッドシェパードと対戦する。二人ともこれを撃破し、進入禁止エリアに向かう。
また、晃からイグニスの捜索依頼を受けたゴーストガールとブルーガール(ブルーエンジェル)もそこへ向かっていた。

『遊☆戯☆王VRAINS』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

藤木 遊作(ふじき ゆうさく) / Playmaker(プレイメーカー)

藤木遊作

Playmaker

CV:石毛翔弥、大室佳奈(幼少期)

『遊☆戯☆王VRAINS』の主人公で、Den Cityの高校に通う16歳の高校1年生。クールで頭が切れるが、目立つことを嫌う、ハッカー能力や分析能力に優れるデュエリスト。
あまり他人と関わらないような態度をしているが、冷たいというわけではない。自分の考えや意見を述べる際に、3つのポイントを挙げる。現実世界では学校の制服姿で過ごすことが多い。
VR空間では「アカウント名:Playmaker(プレイメーカー)」となり、ウエットスーツのようなコスチュームになる。
10年前に起こった「ロスト事件(ハノイプロジェクト)」の被害者で、当時子どもだった彼は突然誘拐され、閉所施設に監禁された過去を持つ。
事件は大きな傷となり、彼を蝕み続けた。事件の真相を知るため、同じく事件被害者の弟を持つ草薙翔一と共に、ハッカー組織「ハノイの騎士」を追っていた。
サイバース世界のイグニスを捕獲して、Ai(アイ)と名付けて、デュエルなどで共に行動。
その後、ハノイの騎士の構成員と戦い、リーダーのリボルバーを破り「ハノイの塔」を消滅させて、ネットワーク崩壊の危機を救った。
しかし、イグニス(Ai)を所有していることにより、SOLテクノロジー社から懸賞金が掛けられてしまう。

使用デッキは「サイバース族」で、リンクモンスターである「デコード・トーカー」などの「コード・トーカー」モンスターや「ファイアウォール・ドラゴン」などを使用。
この他、儀式モンスター「サイバース・マジシャン」や融合モンスター「サイバース・クロック・ドラゴン」を使用。
使用スキル(スピードデュエルに1度だけ使用できる能力)は「Storm Access(ストームアクセス)」。

Ai(アイ) / イグニス

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気弱な少年武藤遊戯が手にした「千年パズル」から現れた「もう一人の遊戯」が、様々な闇のゲームを用いて悪事を働く人々を懲らしめる。そんなコンセプトでスタートした『遊戯王』は作中に登場したカードゲームが大ヒットし、空前のブームを巻き起こした一大コンテンツである。そんな遊戯王にまつわる都市伝説や豆知識をまとめてご紹介する。

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ABC-ドラゴン・バスターデッキ(遊戯王)の特徴・回し方まとめ【海馬ストラク】

ABC-ドラゴン・バスターデッキ(遊戯王)の特徴・回し方まとめ【海馬ストラク】

『遊戯王』のABC-ドラゴン・バスターとは、非常に強力なカード「ABC-ドラゴン・バスター」を中心とした構築である。「ストラクチャーデッキ-海馬瀬人-」に「A-アサルト・コア」、「B-バスター・ドレイク」、「C-クラッシュ・ワイバーン」といった構築に必須となるカードが収録されている。 ここではABC-ドラゴン・バスターデッキの特徴や回し方をまとめた。

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作者が設定を忘れてる?漫画の矛盾まとめ【遊戯王ほか】

作者が設定を忘れてる?漫画の矛盾まとめ【遊戯王ほか】

漫画業界全体のクオリティが上がるにつれ、『ワンピース』のような超長編漫画や、『遊戯王』のような設定が複雑な漫画が出てくるようになった。しかし漫画は基本的にひとりの作者が作るものなので、設定の矛盾が発生することもある。ここでは作者が設定を忘れているかもしれない、漫画の矛盾をまとめた。

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