【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説
『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴。舞台となる杜王町に集う「スタンド使い」の一人として一度は主人公達に立ちはだかるも、やがて仲間の一人として町で起こる事件へと挑んでいく。数々のスピンオフ作品でも描かれる、彼の「奇妙な冒険」について、解説する。
殺人犯の手掛かりを追う露伴や東方仗助。そんな彼らの動きを察知した殺人犯の父親は「スタンド能力を目覚めさせる矢」によってスタンド使いを生み出し、調査する露伴達を妨害する「刺客」として送り込む。
露伴はたまたま町で出会った少年に、執拗に「じゃんけん」をせがまれる。仕方なしに付き合っていたが、一度露伴が負けると、自身のスタンド能力「ヘヴンズ・ドアー」の一部を奪われる。少年・大柳賢は「じゃんけんで勝利すると、相手のスタンドを奪える」という能力を持つ、スタンド使いだった。
3回先取の勝負で、先に2勝を挙げていた露伴だったが、少年に2敗を許し追いつかれてしまう。運が味方している、という少年は自身の上にあったガラスを自ら割る。ガラスのシャワーを浴びた少年だったが、奇跡的に少年の体には傷一つなかった。露伴は少年が持つ運気に追い詰められる。
その時、街中で仲間達の姿を発見するが「ファンの少年の相手をしている」と勘違いされ、立ち去られる。絶望する露伴に対し、少年は「運は完全に自分の味方をしている」と、強い勝利の予感を抱く。
しかし露伴は「自分の『運』を乗り越える」と真っ向勝負を挑む。
露伴は勝負が始まる前からわざと「パー」を突きつけた。露伴が勝負を捨てたと判断した大柳賢は、迷うことなく「チョキ」を選択。勝利を確信した少年だったが、彼の指がひとりでに閉じ「グー」となったことで、じゃんけんに敗北する。
先程、仲間達を見つけた際、その集団の中に「透明になるスタンド能力」を持つ赤ん坊、静・ジョースターの存在を確認した露伴は「ヘヴンズ・ドアー」の力を使い、赤ん坊に命令を書き込んでいた。「透明になって少年の指を握って閉じる」と命令された赤ん坊によって、大柳賢は「グー」を選択することになる。
「運」だけを信じた少年に対し、巡ってきた「運」を自分の「力」でつかみ取った露伴の勝利であった。
VS ハイウェイ・スター
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通りがかったトンネルの中に、偶然にも奇妙な「部屋」を見つけた露伴は、トンネルを単独調査する。しかし、それはトンネルに潜むスタンドの罠だった。
バイク事故によって入院患者となった少年・噴上裕也はその最中にスタンド能力に目覚め、自身のスタンドの能力を使い「狙いをつけた人間を追跡し、養分を吸い取る」ことで、怪我の治癒を早めようとしていた。
露伴が見た光景も、養分となる人間を誘い込むための「罠」だった。
噴上裕也のスタンド「ハイウェイ・スター」に追い詰められる露伴。しかし、彼を追ってきた東方仗助の登場により、今度は仗助をおびき寄せるための人質として使われる。
「仗助を呼び込めば代わりに助けてやる」という噴上裕也の言葉に対し「だが断る」と完全否定する露伴。自身の命が危うい状況だったとしても「自分よりも強いと思う相手にNOと言ってやること」を好む彼は、仗助に対し堂々とスタンドの存在と、その能力を教えた。
さらに「ヘブンズ・ドアー」の能力を仗助に発動し、彼を吹き飛ばすという無理矢理な方法でハイウェイ・スターから遠ざけ、脱出させることに成功する。これによって露伴は養分を吸い取られ再起不能となるも、彼が逃がした仗助によって噴上裕也は居場所を突き止められ、完膚なきまでに叩きのめされる。
事件解決後にかけつけた仗助によって救われ、露伴は一命をとりとめた。
殺人鬼の正体に辿り着く
顔を変えて逃げる殺人鬼・吉良吉影を追い詰める露伴
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調査の末、露伴達は杜王町に潜む殺人鬼・吉良吉影を発見する。
数少ない手がかりを元に吉良に辿り着くも、激闘の末に一度は彼を逃がしてしまう。
まんまと逃げおおせた吉良は「顔を変えるスタンド能力」を持つエステシャン・辻彩を利用することで、自身の顔を別人に変え、再び杜王町へと身を隠す。
絶望的に見えたが、それでも懸命に調査を続ける仲間達。
そんな中、駅前で張り込みを続けていた露伴は「自身の父親を尾行する」という不可解な少年・川尻早人に目を付けた。
川尻早人の父親・川尻浩作こそ、吉良吉影が顔をすり替えた人物であり、趣味・趣向が突然変化した父親を不審に思った早人は、密かに尾行を行っていた。
早人から話を聞くため、露伴は通学路にて声をかける。手っ取り早く「ヘヴンズ・ドアー」の力で早人を本に変え、その内容を確認した。
そこには、父親に成り代わっている人物が吉良吉影ということと、これから起こる「未来」の出来事が書かれていた。その最後には「岸辺露伴が殺された」と書かれていた。
実は、早人は父親の正体が殺人鬼・吉良吉影と気付いたため、吉良のスタンド「キラー・クイーン」の「触れたものを爆弾に変える」という力で、一度殺害されていた。早人が死んだことで足がつくのではと絶望した吉良吉影は「スタンド能力を目覚めさせる矢」の力を偶然利用し、新たな能力に目覚めていた。
「バイツァ・ダスト」と名付けられたその能力は「吉良吉影の正体を知った対象を爆破し、時間を巻き戻す」というものだった。バイツァ・ダストを仕掛けられた早人はすでに吉良吉影の正体を知った露伴を吹き飛ばして過去に戻っていたため、露伴がたどる未来を知っていたのだ。
露伴は早人の記憶を読んだことで吉良吉影の正体を知ってしまい、爆破されてしまう。
早人は巻き戻った世界で、露伴に出会わない道を選ぶが、露伴は何もせずとも爆破して死んでしまった。バイツァ・ダストで一度破壊されたものは、その時間が来ると自動的に破壊されるようになっていた。早人は露伴たちが死なない未来を模索する。
仲間達の奮闘によって、追い詰められる「殺人鬼」
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無敵に見えた吉良吉影の「バイツァ・ダスト」だったが、早人の諦めない行動によって、ついに打ち破られる。
何度も同じ朝を繰り返すことで、早人は露伴をはじめ、仗助達が通学路で待ち合わせをしていたことを知る。加えて仗助がこの日、寝坊によって時間に遅れるということまで把握した。
このため、早人は仗助にモーニングコールをすることで、寝坊を回避。時間通りに仗助を通学路に導くことに成功する。
吉良吉影を殺そうとするも失敗した早人の前で、気分が高揚したあまり自ら正体を名乗る吉良。しかし、そこに早人があらかじめ起こしておいた仗助が通りがかり、吉良の発言を耳にする。
早人の口から正体を告げなかったことで「バイツァ・ダスト」は発動せず、加えて「キラー・クイーン」が早人に取り付いている間、吉良は自身の身をスタンドで守ることもできない。
仗助にやられてしまうと判断した吉良は「バイツァ・ダスト」を解除し、スタンドによって自身を防御。早人は露伴や仗助達が爆破されてしまうという「運命」を乗り越えることに成功した。
その後、吉良と仗助は一進一退の攻防を繰り広げるも、騒ぎに感づいた仲間達が集まり、果ては消防隊や近隣の住民も異変に気付き集まってくる。吉良は正体を隠しきることもできず、再度「バイツァ・ダスト」で過去に戻ろうとするも、仲間達のスタンド能力によってこれを防がれ、敗北。
さらに満身創痍で倒れていた吉良に気付かず、救急車が突っ込んできて彼を轢き殺す。杜王町で暗躍し続けた連続殺人鬼は「事故死」によってこの世を去った。
岸辺露伴を始め、東方仗助達と共に調査、追跡を続け、戦ってきた仲間達の手によって、長きにわたって杜王町で続けられてきた連続殺人は終焉を迎える。
命を救ってくれた杉本鈴美との別れ
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殺人鬼・吉良吉影がこの世を去り、町は平穏を取り戻した。
町に潜む邪悪な存在がいなくなったことで、この世への未練がなくなった幽霊・杉本鈴美は、愛犬のアーノルドと共に仲間達に見送られて天に昇っていく。
別れの間際、露伴はあくまでいつも通り「もともと死んでいた存在に未練なんてない」と強がるが、広瀬康一の強い眼差しを受け、本心を告げることを決意。
「僕だって行ってほしくないさ」と、かつて命を救ってくれた恩人に対して、素直な寂しさを告げた。
彼の言葉に杉本鈴美は涙を流し、集まった仲間達からも別れの言葉を告げられる。
町を守った露伴達に感謝の言葉を告げ、杉本鈴美とアーノルドはようやく杜王町を去った。
スピンオフ作品での活躍
外伝シリーズ「岸辺露伴は動かない」
第4部の連載終了後も、岸辺露伴を主人公とした「スピンオフ作品」がいくつか描かれている。
これらは「岸辺露伴は動かない」というタイトルで、露伴が様々な土地に漫画取材のために赴き「奇妙な事件」に巻き込まれる、という物語形式になっている。
「動かない」とは、あくまで露伴が主人公ではなく、ナビゲーターであるという意味である。
2017年に発売された第4部「ダイヤモンドは砕けない」のアニメDVD、Blue-rayの購入特典として、この「岸辺露伴は動かない」シリーズのエピソードの一つ「富豪村」がOVA化され、特典映像となった。
富豪村
漫画編集者の女性と共に、山奥にひっそりと存在する「別荘地」へ赴いた露伴。
別荘地の1区画が800坪・300万円という破格の値段で売り出されていることを知った女性編集者は、この別荘地のある「ルール」について調べ上げ、露伴に取材と称して同行を依頼する。
最初は怪しんでいた露伴も、外界から隔離された「富豪しか住まない住居区画」に興味をそそられ、女性編集者が土地を購入する一部始終を漫画のネタとして使うため、同行を決意する。
別荘地のルールとは「ありとあらゆる『マナー』を守らなければ、土地を買うことはできない」という奇妙なものだった。
たどり着いた露伴と編集者は早速、商談のために客間に通されるも、座る位置や茶の飲み方、畳の境目を踏む、といったいくつもの「マナー違反」を犯す。このため一時は購入不可とされるも、破格の値段に釣られた女性編集者は購入のための「再挑戦」を申し出る。
露伴の制止を振り切りテストに再挑戦する女性編集者だったが、またもやマナー違反を犯し、土地の購入権を失う。
しかし「再挑戦」の代償は購入権の剥奪だけではなかった。奇妙なことに、マナー違反を犯した女性編集者の身の回りに、立て続けに不幸が襲いかかる。
母親と婚約者が死んだとの報告が舞い込み、さらに編集者自身も突然の心臓麻痺で死の淵を彷徨う。
異常事態に気付いた露伴は、スタンド「ヘヴンズ・ドアー」でマナーテストの審査を務めていた案内人を無力化し「記憶」を読み解く。
マナー違反者に対して課せられる不幸とは、この別荘地がたっている「山」がもたらす、祟りのようなものであった。
一連の不可解な現象はスタンド攻撃などではなく「山の神」がマナーを守らない人間に課した、罰だった。
死にかける編集者を救うため、マナーテストに挑む露伴。
「差し出されたトウモロコシをどうやって食べるか」という難解な問題に頭を悩ませるも、引っかかることなく「素手で直接、普通に食べる」という解答で切り抜ける。
さらに「ヘヴンズ・ドアー」で記憶を読んだ際、前もって案内人に「命令」を書き込み、次の一手を打っていた。
「畳の境目が見えなくなる」という命令通り、案内人は幾度も畳の境目を踏み、度重なる「マナー違反」を犯す。
露伴がテストを合格したことと、案内人がマナー違反を犯したことにより、奪われかけた編集者の命を取り返すことに成功した。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は「岸辺露伴は動かない」シリーズとは別に作られた長編作品である。
作者・荒木飛呂彦氏が2日間に渡りルーヴルの取材を行い、一般人は立ち入れない地下や屋根裏まで踏み込み、物語の舞台とした。
氏の手がけた作品では初のフルカラー作品となり、ルーヴルで実施されたテーマ企画展『小さなデッサン展-漫画の世界でルーヴルを-』に展示された。日本の漫画家の漫画作品が展示されるのは、ルーヴル美術館史上初の出来事である。
物語は漫画家としてデビューする前の岸辺露伴が、祖母の経営するアパートで一人暮らしをしながら、新人賞デビュー用の作品を手がけているところから始まる。
露伴はアパートに入居していた美しい女性・藤倉奈々瀬と一つ屋根の下で暮らしていく中で、彼女の口からある一枚の「絵」についての話を聞く。
奈々瀬の故郷の地主の家からルーヴル美術館へと買い取られていったその絵は「この世で最も黒く、最も邪悪である」と噂されるものだった。
その後、奈々瀬は謎の失踪を遂げ、露伴も漫画家としてデビューが決まったことから「絵」のことを10年近く忘れていた。
第4部の主人公・東方仗助らとの会話の中で、ふと「絵」について思い出す露伴。過去の思い出が妙に気になった露伴は、ルーヴルに向かい「取材」と称して、かつて奈々瀬が教えてくれた「絵」を探した。
職員達と共にルーヴルの倉庫を巡っていると、露伴は目当てである「真っ黒な絵」を発見。職員達も保管登録すらされていない絵に違和感を覚えるが、突如、職員の一人の体に「タイヤ痕」が現れ、轢死する。
パニックに陥る職員と露伴だったが、困惑する一同の前に次々と人影が姿を表す。それは、その場にいる各々にとって馴染みの深い者達で、いずれも「過去にある過ちを犯したことで、失った者」の姿をしていた。
戦場で殺した兵士、車で轢き殺した男性、目を離した隙に溺死した息子。各々が抱く過去の「罪」にまつわる「亡霊」が現れ、それに触れた者は同様の傷を体に刻まれ、死んでいく。
露伴の目の前にも、かつて戦争の時代に先祖が殺したと思われる大量の亡霊が現れるが、とっさにスタンド「ヘヴンズ・ドアー」を発動。亡霊が「絵に近づいた者の罪の記憶」から生まれていると悟った露伴は、スタンドで自身に「記憶を失い、部屋から脱出する」と命令。これによって亡霊の力を無力化し、絵が置いている地下室から脱出、生還した。
後に露伴が調べたところ「黒い絵」は山村仁左衛門という画家が、樹齢一千年以上の大木の幹の中から発見した「黒い塗料」で描いたものだと判明。仁左衛門は大木を切り倒した罪によって処刑されるも、彼の怨念は「黒い塗料」に宿り、絵の中でなおも生き続けていた。
さらに、仁左衛門のかつての妻が「山村奈々瀬」という名であり、旧姓が「岸辺」であることを知った露伴。確証はないが、かつて現れた藤倉奈々瀬は山村奈々瀬と同一人物であり「子孫である露伴に、夫の呪いを止めて欲しかった」ため、幽霊となって現れ「黒い絵」の話をしたのではないか、と推測した。
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サヴェジ・ガーデンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する伝書鳩で、主人公・空条徐倫の要請を受けてスピードワゴン財団が用意したDISCの受取人。徐倫の父、承太郎を蘇生させるのに必要なスタンド「スタープラチナ」のDISCを財団に運ぶため、徐倫が収監されている「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」の中庭へ飛んできた。徐倫はぎりぎりまで「サヴェジ・ガーデン」の正体を知らないままプッチ神父の刺客との激闘を潜り抜け、DISCを託す。
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ミューミュー/ミュッチャー・ミューラー(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
ミューミュー/ミュッチャー・ミューラーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物であり、犠牲者に3つの物事しか記憶できなくさせるスタンド「ジェイル・ハウス・ロック」の使い手。25歳女性。 「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所」主任看守(正面ゲートおよび面会室担当)にして「ホワイトスネイク」の手先。 たとえスタンド使いであろうと脱獄させない「真の看守」であり、職務に忠実。脱獄を企む者は容赦なく追い詰める。
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グェス(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
グェスとは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する女囚人のスタンド使いであり、主人公空条徐倫が収容された監房のルームメイト。 他人を縮小させる能力を持つスタンド「グーグー・ドールズ」のスタンド使い。この能力でクビになった元看守にインコの死体を着せ「ピーちゃん」と名付けてペット化していたという異常性を持つ。 小心者で他人を信用しない性格をしており、徐倫を利用して脱獄を目論む。
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吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。
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ウンガロ(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
ウンガロとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』の登場人物で、絵画やコミックのキャラクターを実在化させ、そのキャラクターに心惹かれた者の魂を物語の世界へ引きずり込むスタンド「ボヘミアン・ラプソディー(自由人の狂奏曲)」のスタンド使い。 DIOの息子のひとりにして、プッチ神父の刺客。 将来に絶望して麻薬中毒になっていたが、覚醒したスタンド能力で世界中のキャラクターを実在化させ、パニックを引き起こして希望のない社会に変えようとする。
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ドナテロ・ヴェルサス(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
ドナテロ・ヴェルサスとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するジョースター家の宿敵であるDIOの息子の一人で、不幸な生い立ちから強い向上願望を持つ敵スタンド使い。地面の記憶を再現するスタンド「アンダー・ワールド」という能力を持つ。エンリコ・プッチ神父と出会いプッチの指示に従い主人公・空条徐倫を始末しようとするが、次第にプッチを疎ましく感じるようになり、プッチの目的である「天国へ行くこと」を自分が遂げようとする。
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ペルラ・プッチ(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
ペルラ・プッチとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する女性で、ラスボスであるエンリコ・プッチ神父の妹だが本編の時点では既に死亡している。学生のときウェス・ブルーマリンという名前の恋人ができ、そのことを兄のエンリコに打ち明けるが、ウェスはエンリコの生き別れた兄弟だった。つまりペルラは自分の兄と恋に落ちたのだ。エンリコはペルラに何も知らせないままふたりを別れさせようとするが、悲劇としか言いようのない出来事が重なり、ペルラは死んでしまう。
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サンダー・マックイイーン(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
サンダー・マックイイーンとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する敵スタンド使いで、ネガティブな性格と利己的な性格を併せ持つ男囚である。4年前に暴発したショットガンで飛び降り自殺していた女性の胸を偶然撃ち抜いたため殺人罪に問われた。些細なことで自殺を図るほど気が弱く、本体が自殺を図ると道連れにしたい相手を本体と同じ状況にするスタンド「ハイウェイ・トゥ・ヘル」で主人公・空条徐倫の仲間であるエルメェス・コステロを苦しめる。
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東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。
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緑色の赤ん坊(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
緑色の赤ん坊とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する、植物から生まれた赤ん坊のような生物。第6部のラスボスであるプッチ神父はDIOの目指した「天国」へ行くため、厳正懲罰隔離房の囚人38人の魂とDIOの骨を使って儀式を行い、その結果、植物になった囚人たちの遺体から生まれたのが緑色の赤ん坊。徐倫と同じ星型のアザがある。うまれつきスタンドを持っており、赤ん坊に触ろうとして近づくとどんどん体が縮んでいき、決して到達できない。
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