ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ

チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。

オンラインゲームである『FF11』においては、チョコボはクエストで乗れるようになり、また育成や装備品をそろえることも可能。
チョコボレースセンターに登録することで、自分のチョコボをレースに参加させることもできる。
チョコボは有料レンタルサービスにて騎乗できる。
レンタル料金は騎乗時のプレイヤーレベルとそのエリアのチョコボ利用率/時間に応じて変動する仕組みとなっている。
プレイヤーのレベルが20になるとクエストが発生し、クエストをクリアすると「チョコボ乗り免許証」を取得できるようになり、いつでもチョコボのレンタルを利用できるようになる。

ゲーム中のチョコボのBGMとして「Dash de Chocobo」や「Circuit de Chocobo」がある。

『FF12』

『FF12』では通常、チョコボは乗り物として登場する。
各町の中のチョコボ屋で有料で乗ることができる。
また、野生のチョコボを捕獲することもでき、捕獲したチョコボに「ギサールの野菜」を与えるとタダで騎乗できる。
『FF12』のマップ上には、チョコボでしか行けない場所がある。この場所へ行くことはストーリー上必須であり、一度は必ず乗ることとなる。
なお、チョコボの騎乗時間には制限時間が設けられており、時間が来ると強制的に降ろされてしまう。
今作のチョコボには騎乗中に「ターボ」ボタンを押すことでスピードアップすることができ、制限時間内に目的地につけるかどうか、というミニゲーム的な仕様になっている。

『FF13』

コクーン産チョコボ。

『FF13』の世界では、主人公たちが生活していた空中に浮遊する都市「コクーン」と、地上の「グラン=パルス」に分かれている。この2つの世界はそれぞれ別の進化を遂げており、そこに生息するチョコボの姿も違う。
つまり「コクーン産チョコボ」と「グラン=パルス産チョコボ」ではそれぞれ姿が異なっており、コクーン産のチョコボはこれまでと同じ姿のチョコボであるのに対し、グラン=パルス産のチョコボは垂れ下がった2本の長い羽根が特徴。
どちらのチョコボも乗り物として登場する。
チョコボに乗った状態で敵に3回ぶつかると強制的に振り落とされるという仕様になっている。
また、騎乗している間だけ宝を掘ることができるというミニゲーム仕様もある。

『FF13』チョコボのテーマ曲は「コクーン産チョコボ」と「グラン=パルス産チョコボ」とで、それぞれ作られた。
コクーン側のチョコボのテーマ「コクーンdeチョコボ~夢をみようよⅡ~ 」では、ついにテーマ曲に歌詞がついたことで話題に。
またパルス側のチョコボのテーマ「パルスdeチョコボ」はジャズ風のアレンジとなっている。

『FF13-2』

グラン=パルス産チョコボ

『FF13』の続編である『FF13-2』においてもチョコボは乗り物扱いであり、各地に生息しているチョコボにギザールの野菜を渡すことで騎乗できる。
『FF13-2』では敵モンスターとして登場するチョコボを倒して捕獲に成功すると、仲間として召喚できたり、チョコボレースに出場させることができる。

『FF13-2』ではチョコボレースの曲として「ロデオdeチョコボ」が使用された。
また、「ロデオdeチョコボ」は『FF15』でも使用されている。

『LRFF13』

『LRFF13』では、白チョコボが登場する。
この白チョコボは選ばれた者を女神の神殿へ導くヴァルハラの天使、と呼ばれる存在である。
メインクエストで、チョコボを襲うモンスター・チョコボイーターに、この白チョコボが襲われているところを主人公が助けることで仲間になる。
その際、自由に名前を付けられる。

白チョコボは、助けた時は瀕死で、その後主人公が世話をして回復させる。
白チョコボは、ある程度回復するとメンバーとして戦闘に加わる。
全回復した状態になると、白チョコボは空を飛ぶようになり、女神の神殿へ主人公を導いてくれる。
この白チョコボは、通常のチョコボとは異なる扱いとなる。
その理由は、この白チョコボの正体が、前作で主人公ライトニングの専用召喚獣であった「オーディン」の転生した姿であったからである。

『LRFF13』のチョコボのテーマ曲は「マリンバdeチョコボ」。

『FF14』

チョコボのカスタマイズも自由。

オンラインゲームである『FF14』 において、チョコボは「念願のマイチョコボ」というクエストを通じて入手可能。
「マイチョコボ」を入手することで、フィールド上で呼び出し、騎乗することができる。
オンラインゲームの広大なオープンワールドを移動する上ではチョコボの入手は必須である。
「ギザールの野菜」を使用すれば、マイチョコボはプレイヤーの相棒として一緒に戦ってくれる。
その他、成長させたり外見のカスタマイズなども自由にできる。

『FF14』のチョコボのテーマ曲は 「レンタル de チョコボ」と「エオルゼア de チョコボ」がある。

『FF15』

チョコボの羽のカラーも選べる。

『FF15』でもチョコボは乗り物として登場する。
サブクエストをこなすことで、各町や拠点に設置されている「チョコボ券売機」が利用できるようになり、チョコボを最大7日間レンタルできるようになる。
敵に襲われるとチョコボは勝手に逃げるが、レンタル期間内であれば、チョコボは呼べば来てくれる。

チョコボに乗ることで、チョコボのレベルが上がる。
騎乗時間によってレベルが上がり、レベル10が最高レベル。
レベルがあがると、チョコボのスタミナが増えたり、バトル中に様々な手助けをしてくれるようになる。
例えばレベル2になると、バトル中にまれにチョコボが現れてプレイヤーを助けてくれることがある。
またレベル10になると、バトル中にチョコボが敵をバックアタックして現れ、プレイヤーと連携して戦ってくれる。

キャンプする際、チョコボに野菜を与えられるのだが、その与える野菜の種類によって、翌日のチョコボのジャンプ力がアップしたり最高速度が上がったりと様々な効果が得られる。
レベルを上げたチョコボをレースに出すこともできるが、その際、与えた野菜の効果も有効になる。
チョコボは色を変えたり名前を付けたりとカスタマイズが可能。
チョコボレースの報酬ではチョコボをカスタマイズするためのメダルがもらえる。

『FF15』のチョコボのテーマ曲は「ブルース de チョコボ」と『FF13-2』の曲「ロデオdeチョコボ」が使用されている。
また、主人公の乗る車のカーステレオでは、過去のチョコボのテーマ曲を聞く頃が出来る。

チョコボのテーマ曲

シングルカットされた「マンボdeチョコボ」

マンボdeチョコボ

チョコボが初登場した『FF2』以来、チョコボに騎乗する際に「チョコボのテーマ」というBGMが流れる。
『FF2』ではAメロのみだったが『FF3』では後半部分が付け加えられた。
このテーマ曲はシリーズごとにアレンジが加えられ、「○○・デ・チョコボ」という曲名がつけられている。
「マンボdeチョコボ」はシングルカットされて発売された。
『FF』シリーズのサウンドアルバムにはゲーム中未使用楽曲を含むさらに多くのアレンジ曲が収録されている。

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