キングダム(KINGDOM)の武将・将軍まとめ

『キングダム(KINGDOM)』とは原泰久の漫画で、中国の春秋戦国時代後期を題材にした作品。
信という元下僕の少年が秦王である贏政と出会い、天下の大将軍を目指すというストーリー。
主人公の信が身体的、精神的に成長していくのが作品の魅力の一つでありながら、
そこに関わる多くのキャラクターたちの生き様も大きな人気を誇る一因となっている。

王翦軍の武将で合従軍線にて燕国のオルド軍と対峙し、王翦の策略によってオルドを罠にはめると、機会が訪れた際に生け捕りにするように命じられ、敗走するオルドとその配下を急襲したものの、オルドに返り討ちにされてしまった。

郭備(かくび)

知・技の優れた将来を期待される若手千人将。下僕出身という過去を持つ。各地の士族を渡り歩き、子のいない士族の養子となり千人将に登り詰めた。同じ境遇の信の活躍を我が事のように誇りに思っていた。魏国との山陽攻略戦では実際に飛信隊と対面して激励するが、そのすぐ後に敵将・輪虎の闇討ちを受け戦死した。輪虎の襲撃によって千人将が不足したことから信は臨時の千人将に抜擢され、郭備隊の700人が飛信隊へ加入した。副長の楚水を始め郭備隊の面々は郭備が生前に信のことを好意的に語っていたことから、すんなりと信の指揮下に入ることを受け入れた。

樊琉期(はんるき)

秦国に反乱を起こした毐国将軍であり、同じく毐国将軍・樊於期の息子。弱者を殺すのは軍を持つ者の特権と考えており、練兵と称して部族を襲撃しては虐殺を繰り返す残虐で歪んだ性格の持ち主。父とともに咸陽を攻めて民を虐殺し、後宮に侵入して向達を狙うも、駆け付けた信に右腕を切断され、さらに部下に見捨てられて捕縛される。反乱失敗後、他の反乱者らとともに咸陽で処刑された。

ワテギ

異民族・戎籊(じゅうてき)の王。通称・戎籊公(じゅうてきこう)。過去に領土を秦国に制圧されてしまった小王国で、秦に深い恨みを持つ。毐国の反乱の際には戎籊の兵1万とともに反乱軍へ参加し将軍として指揮を執る。しかし、秦国軍総司令・昌平君が駆けつけると知略も武勇も及ばず戦死した。

魏国の武将・将軍

魏火龍七師

六代将軍や三大天と渡り合った魏の将軍たち。
正確に難ありな武将が多く、仲間割れで半数の武将が殺され、半数が幽閉された。
呉慶だけが現役で将軍を続けたが、麃公によって討たれた。
後に投獄されていた将軍たちが解放され、信たちと戦った。

呉慶(ごけい)

魏国大将軍で、かつて秦国六大将軍や趙国三大天とを渡り合った魏火龍七師の一人。趙に滅ぼされた亡国の王族であり、故国滅亡後、魏の信陵君にその才を見出され、魏の将軍となった。知略に長けながらも、前線に立つ優れた武力を併せ持つ。魏火龍が二派に分かれて争った際には唯一人争いに加わらず、生き残った霊凰たち三人を処刑せんとする先王・安釐王(あんりおう)を説得する。表向きには病死扱いとし、三人を地下牢への幽閉に留めさせた。秦国の麃公軍が侵攻してくると、逆に打って出て秦の丸城を陥落させるも蛇甘平原での決戦で形成逆転を許し、麃公との一騎撃ちの末敗れて死亡した。

霊凰(れいおう)

魏国大将軍で、魏火龍七師の一人。冷酷無慈悲な軍略家で、呉鳳明の師でもある。魏火龍が二派に分かれて争った際には、凱孟や紫伯と共に敵対した三人を殺して、先王によって他の二人と共には表向き病死扱いとされ、地下牢へ幽閉された。十四年ぶりに他の二人と共に地下牢から解放され、著雍防衛戦へ加わる。戦争とは領土の奪い合いではなく、武将の殺り合い(とりあい)だと考えており、目的は著雍を守りに来たのではなく、騰を殺しに来たのだと呉鳳明に語っている。騰の本軍を担当していたが、信・王賁・録嗚未の三隊が魏軍本陣を急襲すると狼煙で本陣陥落を悟る。これをきっかけに騰軍に援軍は来ないと悟り騰軍本陣を急襲しようとするが、偶然出くわした飛信隊からの襲撃に遭い、最後は弟子である呉鳳明に身代わりにされ信に斬り殺された。

凱孟(がいもう)

魏国大将軍で、魏火龍七師の一人。討ち取った武将の数は百を超えるといわれる剛将。しかし同世代の王騎達と違って、頭が良いとは言えず、自軍が優勢な状況下で大将である自分の位置をわざわざ名乗り出るなど、兵法にそぐわない無茶な振舞をする事が多い。実際に王騎や廉頗からは一騎打ちを避けられ、”赤ん坊のまま猛牛になってしまった困った人”と王騎に評される。魏火龍の同士討ちの罰による幽閉から十四年ぶりに解放されると、著雍の防衛戦に参加し長年の渇きを潤すように信との壮絶な一騎討ちに及ぶ。戦の終盤、隆国軍の介入によって飛信隊との決着はつかないままだったが、霊凰を信に討ち取られたことで立て直しが不可能だと判断した呉鳳明からの撤退命令で、著雍から撤退した。

紫伯(しはく)

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王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

王翦(おうせん)とは『キングダム』に登場するキャラクターで、秦の筆頭将軍「白老(はくろう)」蒙驁(もうごう)の副将である。常に兜をつけており素顔は謎に包まれている。非常に高い戦術眼を持ち、知略を用いて戦う。また非常に慎重な人物でもあり、勝てる戦以外はしない主義である。非常に優れた武将であるが「自分が王になる」という強い野心を持っており、その危険な思想を秦国から警戒されている。王翦(おうせん)は、キングダムの主人公信(しん)のライバルである王賁(おうほん)の父親である。

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