頭文字D(イニシャルD・イニD)のネタバレ解説・考察まとめ

『頭文字D』とは1995年~2013年まで、しげの秀一が『週刊ヤングマガジン』で連載していた漫画およびそれらを原作としたアニメ作品である。実在する日本の峠を舞台にし、自動車を高速で走行させて峠を攻める事を目的とする「走り屋」達の物語を描いた作品である。トヨタスプリンタートレノ(ハチロク)のドライバー藤原拓海が卓越したドライビングテクニックを駆使して数多くの走り屋とのバトルを繰り広げる様を描く。

搭乗車種
AE86 カローラレビン GT-APEX 3door(前期型)

ボディカラー
ハイテックツートン

主な外装パーツ
TOYOTA製パーツ、TRD製リアスポイラー、メッシュホイール(メーカー不明)

主な内装パーツ
ロールバー(メーカー不明)、ブーストメーター

ナンバー
熊谷 56 よ 73-212

本来AE86は自然吸気NAであるが、後付けでターボを装着した。これにより馬力は飛躍的にUPし280PSを絞り出す。そのパワーと引き換えに車両の挙動が不安定となるドッカンターボ仕様であるが、そんなじゃじゃ馬をうまく乗りこなすセンスを持っている。

作中では拓海のハチロクとは姉妹車の関係にあるレビンであるが、そのチューニングの方法性が全く異なる二台となっている。自然吸気の拓海に対して渉は徹底してターボチューンを極めた走りに徹する。

全長×全幅×全高(mm):4215 ×1625×1335
ホイールベース(mm):2400
車両重量(kg):935 - 940 kg
エンジン型式:4A-GEU型:1.587 L 直4
総排気量(cc):1600
最高出力:130ps/6600rpm
最大トルク:16.0kgm/7300rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FR

『頭文字D Third Stage』の登場人物・キャラクターと搭乗車種

小柏親子

小柏カイ(こがしわ かい/声 - 神奈延年) / 搭乗車種:SW20 MR2 G-Limited(III型)

藤原拓海と同じく幼少期から父親からカートによる英才教育を受けて育った。18歳で自動車免許を習得後に公道デビューを果たす。カート同様のミッドシップであるMR2にカート仕込みの左足ブレーキを駆使する。
須藤京一をターゲットとしていたのに先に拓海が勝利したことで、自動的に次のターゲットを拓海に設定して勝負をしかけてくる。いろは坂では「インベタのさらにイン」という、ヘアピンが続く高低差の激しい、いろは坂の特徴を生かした空中に描くラインを駆使して拓海を苦しめた。

小柏健(こがしわ けん/声 - 有本欽隆)

カイの父親で文太とは若いころに最大のライバルであった。現在は中学校教師であり落ち着いている。小柏親子と藤原親子はそれぞれ似ており、文太に勝てなかった事から息子同士の戦いで勝とうと思っている。

ボディカラー
ストロングブルーメタリック

主な外装パーツ
TRD製ホイール・ステッカー

ナンバー
栃木 58 か 37-597

ミッドシップリアドライブ(MR)の構造を持つMR2は、エンジンをリアに積みリア駆動とさせることからレーシングカーやスーパーカーが多く採用しているレイアウトである。これは後方にエンジンが搭載されることでリアのタイヤが駆動した際にリア荷重となることから空転がしづらく機敏な走行が可能であり、またコーナーでの限界性能も高いレイアウトとなっている。しかし逆に限界を迎えるとすぐにスピンしてしまうという弱点がありドライビングスキルを身に着けるのは極めて難しい。

いろは坂という特殊な条件下で空中に描くラインを駆使して拓海を一度追い越すも、そのラインをトレースされたことで追い越されてしまう。拓海もカイもとても似ている境遇にあり、二人とも両親の車を利用してバトルを行っている。ゴール直前の落ち葉に足を掬われてしまいスピンしてしまう。

全長×全幅×全高(mm):4170×1695×1235
ホイールベース(mm):2400
車両重量(kg):1270
エンジン型式:3S-GTE
総排気量(cc):1998
最高出力:245ps/6000rpm
最大トルク:31.0kgm/4000rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:MR

『頭文字D Fourth Stage ~』プロジェクトD編の登場人物・キャラクターと搭乗車種

セブンスターリーフ(SSR)

末次 トオル(すえつぐ とおる/声 - 中村大樹) / 搭乗車種:NA6CE ユーノス・ロードスター S-Special

一番大事なのは車の運転を楽しむことを信念にして、ありとあらゆるコーナーを慣性ドリフトで走り抜ける。その恐怖を知らない走り方に「カミカゼ・ダウンヒラー」と呼ばれている。その走り方からも涼介には藤原拓海とよく似たタイプのドライバーであると言われていた。
愛車のロードスターは排気量をアップして190PSまで上げているが、そのような改造費は全て恋人の奈保に借金をして賄っている。

ボディカラー
クラシックレッド

主な外装パーツ
MAZDA製パーツ

ナンバー
栃木55 を 86-596

マツダが製造販売していたオープン2シーターFRライトウエイトスポーツの代表格。パワーユニットは、1.6L 直列4気筒DOHC。5速マニュアルを搭載する。
小型軽量な車体はダウンヒルでのメリット要素となり、またシフトタイミングがシビアであり本当に適したギア比を選択しなければ乗り手によっては遅く感じてしまう一台である。自然に乗れる、オープンによる開放感がある、速く快適に走るのも楽しいし、ゆっくりと走るのも楽しい魅力的な一台となっている。

小型軽量コンパクトな車両を駆使して拓海のハチロクと勝負を繰り広げるも、拓海の走りに驚きさらにハチロクにできるのならば自分も出来ると、拓海の「溝またぎ」を模倣した際にタイヤを溝に落としてしまい横転してしまう。

全長×全幅×全高(mm):3955×1680×1235
ホイールベース(mm):2265
車両重量(kg):1030
エンジン型式:BP
総排気量(cc):1839
最高出力:145ps/6500rpm
最大トルク:16.6kgm/5000rpm
トランスミッション:6MT
駆動方式:FR

川井 淳郎(かわい あつろう/声 - 佐々木誠二 ) / 搭乗車種:ER34 スカイライン クーペ 25GT-TURBO(前期型)

セブンスターリーフのもう一人のエースで、ヒルクライム担当。400PSのハイパワーであるスカイラインでサーキットの走りを峠でも再現することが出来る実力を持っている。面倒見が良く、トオルと恋人の奈保との仲を心配している。
GT-R嫌いの啓介からはFRのGTターボという事で、良い趣味だと言われた。

ボディカラー
ダークブルーパール

主な外装パーツ
フロントバンパー(メーカー不明)・GT-R用純正リアバンパー(Fourth Stage)、Panasport製ホイール、FUJITSUBO製マフラー

ナンバー
栃木 34 ほ 22-936

日産自動車で製造販売していたスカイライン25GTターボ。
なお、外見に関してはR34GTRに似ているが、エンジンはRB25エンジンを搭載しアテーサ等の電子制御デバイスや室内のインパネに関しても全く違う。
R34GTRは6MTであるがER34は5MT若しくはATを選択できる。

本スカイラインはRB25エンジンを搭載したことで初めて280PSを出力とするエンジンとなったのだが、当時は既にランエボやインプが280PSを既に出力していた。故にパワー重視のユーザーからはあまり興味を持たれなかった。

作中では大型重量級のスカイラインを駆使して啓介のFDとバトルを繰り広げるも、アテーサ等の電子制御の無い中でFDとヒルクライムを行った。FRターボ同士の勝負にGTR嫌いの啓介からは車の選択に対していい趣味だと言われているも、一瞬のスキを突かれて追い越されてしまった。

全長×全幅×全高(mm):4705×1720×1375
ホイールベース(mm):2665
車両重量(kg):1370
エンジン型式:RB25NEO
総排気量(cc):2498
最高出力:280ps/6400rpm
最大トルク:36.0kgm/3200rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FR

LK168g9
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@LK168g9

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