ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は監督ブライアン・シンガーによる、ロックバンドクイーンのボーカルフレディ・マーキュリーを主人公とした伝記映画。制作会社は20世紀フォックスで、2018年に公開された。日本では2018年11月9日に公開されている。ラミ・マレックがフレディ役を演じている。
世界で高く評価されている映画の一つであり、現地時間の2019年1月6日に行われた第76回ゴールデングローブ賞の授賞式にてドラマ部門作品賞を受賞し、主演のマレックは主演男優賞を獲得した。彼の再現力高い演技は多くの人を惹きつけた。彼自身、オファーを受けた時にはクイーンの知識はほとんどなかったものの、演じることが決まったことを機に喋り方の習得や特徴的な前歯を表現するための義歯の使用して、クオリティの高いパフォーマンスを見せた。そのほかにも全米映画俳優組合賞では主演男優賞を獲得。第72回英国アカデミー賞では主演男優賞、音響賞を獲得するなど多くの賞を得ている作品となっている。

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ボヘミアン・ラプソディ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ボヘミアン・ラプソディ』とは2018年11月に日本で公開された、「クイーン」のボーカルで、類まれなる歌声と才能を持ったフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画である。イギリスとアメリカの共同制作。ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ「Bohemian Rhapsody」「We Will Rock You」など名曲の誕生秘話、クイーンとフレディ・マーキュリーの栄光とその影を描く。20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴ・エイド」での伝説のステージが蘇る。

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ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsodyのレビュー・評価・感想

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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伝説のバンドの誕生と解散

「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンという伝説のバンドの誕生から解散までの波乱に満ちた物語を描いた作品です。この映画は、フレディ・マーキュリーの個性と才能、そしてバンドメンバーとの絆を中心に据えています。
物語は、フレディがバンドを結成するところから始まります。彼の独自の音楽センスとカリスマ性は、クイーンを一躍スターダムへと押し上げます。特に「ボヘミアン・ラプソディ」の制作過程は、音楽に対する情熱と革新を象徴するシーンとして印象的。映画は、彼の内面的な葛藤やアイデンティティの探求を丁寧に描写し、観客に深い感動を与えます。
しかし、成功の裏には多くの苦悩が潜んでいます。フレディの私生活やバンド内の緊張、そして彼自身の健康問題が次第に浮かび上がるのです。特に、フレディがHIV陽性であることを公表するシーンは印象的で、彼の勇気と人間性をラミ・マレックが熱演。
映画のクライマックスは、1985年のライブエイドでのパフォーマンスです。このシーンは、クイーンの音楽が持つ力を示すだけでなく、フレディ自身が再び輝きを取り戻す瞬間でもあります。彼の歌声は、観客の心をつかみ、まさに「ロックの神」としての存在感を放ちます。
最後に、映画はフレディの死を迎えますが、彼の音楽と影響力は決して消えません。クイーンの遺産は、今もなお多くの人々に影響を与え続けています。この作品は、ただの伝記映画ではなく、音楽の力と人間ドラマの深さを教えてくれるものです。観る人に感動を与え、勇気をもらえる素晴らしい作品です。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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何ものかになりたいハングリー精神強めな私に刺さった映画

この映画を観て、「死」を意識した。何ものかになりたいけど行動を起こせずにいる人は多いのではないだろうか。この映画はそんな人の心を動かす、勇気を与える力を持っている作品だと思う。
私たちは本当にやりたいことがあっても周囲からの視線を恐れて我慢してしまうことがある。「失敗したら恥ずかしい」「周りから変な人と思われてしまう」など不安に囚われることもあるだろう。しかし、この作品の主人公であるフレディ・マーキュリーは「俺が何者であるかは俺が決める!」と決意し、彼にとって生きづらい社会の中でも全力で人生を突っ走った。もちろんずっと順調だったわけではなく、フレディにとってドン底のシーンもある。観ていて辛くなるくらいに底辺まで落ちてしまう。そんな中エイズにかかり、さらに希望を失ってしまった。だが彼は一念発起する。刺さる場面ばかりだが、ラスト21分間でライブパフォーマンスではズブズブととどめを刺された。何度聞いても鳥肌が立ちまくり、涙腺が緩む。
クライマックスの1曲目はいきなり「Bohemian Rhapsody」。フレディはピアノに乗せて「死にたくない」と歌う。この時フレディは何を考えて魂を叫んでいたのか、考えずにはいられない。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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『ボヘミアン・ラプソディ』から見るフレディ・マーキュリーという男

この作品は、エジプト系アメリカ人俳優のラミ・マレックがイギリスのロックバンド「Queen」のボーカル、フレディ・マーキュリーを演じて話題となった。
ファルーク・バルサラという青年がフレディ・マーキュリーとして売れていくまでの道筋と、家族との確執、ヒット曲を生み出したことによる栄光、メンバーからの孤立と苦しみ、そして病気により弱りゆく姿などの半生をQueenの名曲の誕生秘話などと共に描写していく。
この作品で注目すべき点は、単純にフレディ・マーキュリーの半生と曲についてピックアップされているだけではなく、フレディ・マーキュリーとの間で繰り広げられる人間ドラマが描かれていること。複雑に入り組んだ関係とフレディ・マーキュリーが持っていた人々への愛、譲ることのできない思いと、それにかける熱意の表れを伝えている。その熱意と共にフィナーレは、誰もが1度は聴いたことあるであろうフレディ・マーキュリーが作り上げたヒット曲満載のライブへとつながっていく。果たしてそこに見えるのは内に秘めた苦悩か、それとも未来への羨望か。
エンドロールでQueenの映像とフレディの死後の出来事が「Don't Stop Me Now」の曲と共に語られている。最後まで目が離せない作品である。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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感動と熱狂が交錯する!ボヘミアン・ラプソディを完全解説!

「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界的に大ヒットした映画で、バンド「Queen」のボーカルであるフレディ・マーキュリーの人生を描いています。
この映画は、アカデミー賞を含む4つの賞を受賞し、興行収入も1000億円以上を記録するなど、非常に成功した作品です。
映画では、Queenの誕生からフレディの最期までが詳しく描かれており、バンドメンバーとの葛藤や苦悩も表現されています。
このため、Queenのファンだけでなく、ただ曲を知っているだけの人でも楽しめる内容となっています。

物語は1970年のロンドンから始まります。
主人公であるファルーク・バルサラ(フレディ・マーキュリー)は、空港で働く青年です。厳格な父に叱られつつも、彼は夜な夜なスタジオに出かけます。ある日、彼は3人組のバンドが演奏しているのを耳にします。バンドのメンバーたちが駄弁っているのを見て、フレディは興味を持ちます。しかし、バンドの一員たちはフレディの出っ歯を笑い、彼のボーカルとしての能力に疑問を抱きます。
そこでフレディは、いきなり歌を披露します。彼の過剰歯による特有の口と声域の広さを見せつけます。この歌唱力に感銘を受けたメンバーたちは、フレディをバンドに迎え入れることを決めます。ここから、彼らの伝説が始まります。

バンドQueenは次々とヒット曲を生み出しますが、フレディは恋人のメアリー(ルーシー・ボーイントン)との関係に違和感を感じ始めます。その違和感とは、自分がゲイであり女性を愛せないことへの疑念です。彼は後にHIVに感染し、若くして亡くなってしまいます。

この映画は、フレディ・マーキュリーという人物の生きざまを歌い、称える感動的な人間ドラマです。この作品は、LGBTコミュニティに対して意義深いテーマ性を持っています。
Queenのメロディアスな曲と共に映し出されることで、見る者には圧倒的な感動を与えます。映画ではラストの曲として、批判を受けた有名な歌詞の曲も取り上げられています。
1985年のライブエイドでのQueenのパフォーマンスは、ロック史上最高の演奏として非常に称賛されていました。映画では、Queenのメンバーを非常によく似せたキャスティングがされており、まるで本人が演じているかのような感覚を味わえます。
また、有名な曲が多数登場するため、音楽としても楽しむことができます。特に終盤のライブシーンは、迫力があり、観る人の心を揺さぶります。
もし偉大なアーティストの人生や音楽に興味がある方は、ぜひこの映画をチェックしてみてください。
フレディ・マーキュリーの活躍と苦悩が詳しく描かれており、感動を与えてくれることでしょう。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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何度でも見たくなる名作中の名作

1960年代のイギリスの空気感と、クイーンの成功するまでの姿を、時代ごとの心情やエピソードと共に丁寧に描いた名作です。
小さなライブハウスでのメンバーの出会いから始まるサクセスストーリーに目が離せません。
成功に足を踏み入れた時、フレディマー・キュリーが、自身や仲間が手にした成功を全て捨てることになっても自分達の音楽とプライドを徹底的に貫くという姿勢にとても感動しました。
劇中で描かれる彼のセクシャルについての葛藤や、あまり知られていなかった家族の姿にもフォーカスされており、内容の深さにどんどん引き込まれます。
婚約者との強い絆と別れには、見ているこちらまで辛くなるほど。
数々のヒット曲の誕生秘話も描かれており、クイーンファンでなくとも、あちこちで耳にするあの名曲はこの様な経緯で生まれたのか、と興味深く楽しめます。
映画の中で流れるクイーンの楽曲ももちろん最高です。
そして、全ての集大成のラスト、ライブエイドでの熱唱。
フレディ・マーキュリーの背中ごしの迫力と、熱狂した客席が生み出すライブシーンは圧巻です。涙が止まりません。
ラミ・マレックの演技が本当に素晴らしいです。彼なくしてはこの映画はあり得なかったでしょう。
ラミ・マレックはこの作品中、間違いなくフレディー・マーキュリーそのものでした。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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クイーンを知らない人にもオススメ

この映画は、イギリスで誕生し、世界的に有名なアーティストである「Queen」の実話を元にした映画です。
主人公であるフレディマーキュリーはミュージシャンを目指していたのですが、家族からは反対を受け続けていました。
とある日、ライブハウスにいき、あるバンドに声をかけます。これがのちの「Queen」です。フレディマーキュリーはそのバンドに声をかけ、ボーカルになりたいと伝えますが、その歯(出っ歯)じゃ歌えないだろ、とバカにされます。しかし、その場で歌を歌ってみたところとてもうまいので、フレディマーキュリーをバンドに入れることにします。
そこからQueenとして活動を続けていき、日本をはじめとして世界でツアーをやるほど人気になっていきます。同時に恋人ができ、結婚するのですが、フレディマーキュリー自身がゲイであることが妻にバレてしまい、離婚します。
映画の中で、数々のQueenの名曲の誕生秘話やパフォーマンスがあるのもこの映画の注目ポイントです。
特に、大ヒット曲である「ボヘミアンラプソディ」の誕生シーンはとても面白く、何度も見返してしまいました。
私自身Queenはほとんど知らなかったのですが、この映画を通じてQueenの大ファンになりました。
とてもおすすめなので是非見てみてください。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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あの超有名バンドの裏側が知れる、あんな苦労があっただなんて…

正直、この映画を観るまではQUEENのことは全くと言っていいほど知らなかったです。
彼女が洋楽が好きで「ボヘミアンラプソディ観てみたい」と言われたので観に行くと、この曲もQUEENが歌っていたのかと、有名な曲が次々と!
僕の方が見入ってしまいました。
QUEENの存在自体は知っていたのですが、映画を観て僕もファンになりました!
この映画を観たらだれでもQUEENのファンになること間違いなし!
1番感動したのが、フレディが悪いマネージャーにそそのかされて、独立してバンドから抜け出した時期があるが、どのバンドと組んでも自分の思い通りに演奏してくれるバンドがいなくて、QUEENのメンバーと再びバンドを組んだ時のあの楽しそうな顔が忘れられません!
映画をきっかけにQUEENの楽曲をよく聞くようになりました。
一流アーティストの裏側を知れる機会なんて滅多にないのでこうやって映画化されて嬉しいです!
一般人では想像もできない苦難や困難も描かれているのでそこも注目ポイントの一つです!
非日常を味わる作品だと思いました。
フレディは病気で早くに亡くなってしまいましたが、この映画を観て、彼の作品は永遠と高評価され続けるだろうなと思いました。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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時代を越えて なお、心に響くサウンドの数々。。

映画:ボヘミアン・ラプソディーは、イギリスの伝説的 ロックグループ:QUEENの、メイン・ボーカルであった フレディ・マーキュリーの人生を、他のメンバーや周囲の人々との かかわり合いを絡めながら描いた作品です。
全編に流れる フレディ自身の作曲を含む、QUEENのナンバーの数々が、
彼自身の人生の歩みと相まって、観る者の感情移入を増します。
特に、QUEENサウンドをリアルで体験した世代にとっては、懐かしさと共に、当時 こんな背景が有ったのか…と、映像・音の双方に のめり込んで行くことでしょう。
ただ、リアル世代には、病に倒れ 40代初めで早逝してしまった、稀代のカリスマ・アーティスト:フレディ役を演るのが、いったい どういう人なのか 気にかかる所でしたが…
大変よく研究され・指導を受け、フレディが甦ったかの様な錯覚に とらわれる程でした。
特に 終盤のライブエイドの演奏シーンは、ピアノの弾き方まで、きちんと踏襲していて 驚きました!
今回 改めて映画を観て・聴いて思ったのは、シングルレコードの隆盛時代に 生まれた曲とは思えない程の輝きを放ち、
今なお 褪せていない、ということです。
リアル世代に 再び感動を呼び戻し、さらに、QUEENを知らない人々にも、
こんな 素晴らしい曲・すごいグループ があったのか!と、新たな感動を与える映画だと言えるかもしれません。。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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自分の中のNo,1映画はこれ!

世間的にも話題となった、QUEENの活躍を描いた映画ボヘミアン・ラプソディ。
QUEENがすごいバンドということは何となく知っていたけれど、世代ではないし自分が生まれた頃に既にフレディは亡くなっていたため、あまり馴染みはありませんでした。しかしこの映画を観て感銘を受け、QUEENというバンドが大好きになりました。映画公開後後行われた日本ツアーにも参加しました。
物語はQUEENというバンドが誕生するきっかけから描かれています。初めて3人で演奏したときの、あのすべてが合致した感じとそこにいるお客さんを引き込むシーンがとても好きです。ここからQUEENは始まったんだと思わされます。
結成して、次々にヒット曲を生み出して売れるまでのシーンは見ていてとても楽しい!この曲はこういう経緯でできたんだな、と知ることもできます。一度は耳にしたことがある曲ばかりですが、映画の中で改めて聴くとどれも本当にいい曲ばかり。
伝説のバンドと言われるQUEENですが、華々しい話だけでなく、解散危機や病気など見ているこちらが辛くなるような色々な苦悩があったことも伺えます。リアルな人間模様や、人間の醜い部分まで細かく描かれていて、手の届かない存在であるQUEENのメンバーも自分と同じ人間なんだな、と共感するような気持ちが芽生えました。
QUEENのサクセスストーリーを描いた話ではありますが、中身は人間ドラマが多いというのも好きな理由の1つかもしれません。そして何より、最後のライブのシーンは最高の一言です。これを見るためだけにも、この映画を観てほしいとさえ思います。彼らの乗り越えてきたものや絆を感じて聴くとなお心にくるものがあります。
映画を観てQUEENを知った方も、観終わったあとQUEENにどっぷりとハマってしまうはずです。私は自分の中で1番大好きな映画になりました。この映画に出会えてよかったです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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伝説的ロックスター、フレディ・マーキュリーの生涯

イギリスのロックバンド『QUEEN』のボーカルとして、『We Are the Champions』『We Will Rock You』等の世界的ヒット曲や、日本でもCMソングで知られる『Don’t Stop Me Now』等の名曲を世に送り出したフレディ・マーキュリー。
同バンドの大ヒット曲を表題とした本作は、91年にエイズによる合併症で亡くなったフレディの"本質"に迫る映画である。
バンドメンバーとして栄華の軌跡を共にしたブライアン・メイ(Gt.)とロジャー・テイラー(Dr.)が監修に入っているため、フレディの生い立ちから、成功や葛藤、彼の抱えたコンプレックスや性意識にまで踏み込みながら、QUEENの曲をふんだんに使用した豪華な"エンターテインメント映画"に仕上がっている。

特に、フレディの生前は触れられてこなかった彼の性自任まで踏み込んでいるところに注目したい。
作中にも描写されているが、当時はまだまだ偏見が根強く、フレディも様々な噂や中傷に傷付いてきた事が伺える。
そうしたフレディの苦悩が昇華され、映画として万人に受け入れられ大ヒットしたのも、"新しい時代"への第一歩であろうと願わずにはおれない。

ラスト20分をかけて繰り広げられる、20世紀最大のチャリティコンサート『ライブエイド』は圧巻の一言に尽きる。
QUEENを知らない人にこそ、まっさらな気持ちで観てほしい1作である。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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悲しい話だけど。

悲しい話だけど、最後の最後は「ドント・ストップ・ミー・ナウ」で、すごく爽快な感じで終わっているのがよかったです。
フレディの病がわかって、最後のライブかもしれないと感動と悲しみでぐちゃぐちゃになった心が晴れ渡った気持ちでした。
クイーンについては、フレディがエイズで亡くなったということなどは知っていましたが、その話をとてもドラマチックに、フレディの気持ちを表して映画にしていて、すごくよかったと思います。
事実とは違うところがあるようですが、映画は映画です。映画として、わかりやすくするのは当然だし、クイーンのメンバーも関わっている映画なので、メンバーも納得の内容だったのだと思います。
話のところは、ちょっと飛ばしすぎというか切り貼りっぽいところもありましたが、最後のライブシーンが素晴らしかったので、それだけで見た価値ありでした。
俺らはライブを見にきたんじゃねえと思う人もいたと思いますが、あの映画はライブシーンがないと完成しない映画だったと思います。
病に侵されていようと、メンバー同士わだかまりがあったとしても、何があってもクイーンは最高のバンドだし、フレディのパフォーマンスに人は魅せられるのだということが、よくわかってよかったです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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今からクイーンを好きになる!知らなかった曲でも最高に盛り上がる!

クイーンの曲は一、二曲聞き覚えがある程度でしたが、すべての曲に聞き惚れてしまいました!数々の名曲に感動です。これは映画館で見聴きしてみたかったと思いました。多くの曲が取り入れられているのもこの映画の魅力の一つですが、フレディ・マーキュリーを取り巻く人間関係が濃く描かれていてこちらも魅入ってしまいます。フレディ・マーキュリーをはじめバンドメンバーたちがどのような思いで曲を世に送り出してきたのか、光が当たるばかりではなく悩むところもありながら生涯を全うした彼らの生き様にも注目できます。人を知って、曲もより輝いて見えます。ボヘミアン・ラプソディ、アンダープレッシャー等…映画を見た後で何度も聴いて歌詞の意味を考えてしまいます。曲も伝記も素晴らしい映画だと思います。最後には再結成したクイーンがライブエイドに出演するシーンがあり、大衆を前に盛り上げ見事ライブを成功させます。圧巻のパフォーマンスは見逃せません。今回フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックですが、独特なファッション、動き(パフォーマンス)までしっかり再現されています。クイーンのファンである人、そうでなかった人もとても楽しめる映画だと思います。

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伝説のロッカー。

伝説のロッカーと呼ばれた方々を知っていますか?クイーンというバンドです。特に私が好きな曲は、「We Are The Champions」です。「We Are The Champions」は、日本でもCMに起用されたりとかなり有名な曲だと思います。その伝説のバンドであるクイーンの結成前から、ボーカルであるフレディの死までを描いた作品がこのボヘミアン・ラプソディです。先ほど言った「We Are The Champions」以外にもクイーンの数々の名曲の経緯が再現されています。また、海外の映画であるため演技力が並大抵ではありません。そして、個人的に私が好きなシーンがあります。それは後半30分ほどのライブ完全再現のシーンです。曲がひたすらに流れ、セリフなどはほとんどありません。今までの映画の常識を突き破ったような感じです。映画館で見た際、かなり震えました。ライブビューイングさながらの迫力で、今にも歌いそうになりました。また、映画館によっては後半のライブシーンをスタンディングしながら歌ってもいいという映画館もあり、会場全体が盛り上がったと聞いています。以上より、ボヘミアン・ラプソディがとても印象に残っています。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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フレディ、最高

伝説のロックバンド、QUEENのボーカル、フレディの人生を描いた作品です。ブライアンらのバンドを見て、入りたいと道端で歌を聴かせたり、最初のライブで歌詞を覚えてこなかったり、なかなか自信家っぽいけど、裏では繊細な感じもして、寂しがりやで愛おしい人でした。ステージの上では、カリスマ性があって、みんなを魅了するフレディですが、性的嗜好と心から一番気の合う人が一致せず、メアリーと別れざるを得なくなったり、バンドメンバーと揉めたり、いろいろ大変だったんだなと思いました。最後のライブシーンはすばらしくて、何度も見たくなります。まず、ステージに向かう裏側のメンバーらが最高で、私は表舞台に立つ人ではないけど、見ていて一緒に舞台に出たような気がしました。らじおなどで、芸人さん、アーティストさんがこの映画にハマったといっていたのは、この瞬間の表現があるからかもしれないと思いました。この映画をみると、本物のQUEENのライブを見たくなること必須です。そして、ライブエイドの映像を見ると、映画がどれだけこだわって、再現したかがわかり、映画をまた、見たくなります。QUEENは、やはりすごいバンドだと思いました。また、CDを集めたくなりました。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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ライブに参加したみたい

伝説のロックバンドQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯の話です。
映画の最後は、LIVE AIDのパフォーマンスを20分丸々やるのですが、そこが素晴らしいです。
本作は、芸能人がよく良かったと言っていますが、やはり人前に立つ立場の人が見ると、特にミュージシャンとか芸人みたいにライブをする人が見ると、あのライブ前の高揚しているメンバーとか、ライブ中の客との一体感とか、やっぱフレディ、すげえなと思ってるスタッフやメンバーとかを見ていると、どこか共感できたり、ああこういうライブしたいなと思ったりするから、私達より感動できるのかもなと思いました。私は客としてしかライブに参加したことはありませんが、ライブはやはり客も参加者の気がします。
本作を見ると、本当にライブに参加した気になります。
フレディは、本当にパフォーマーとして、最高です。そんな彼がどんな人生を送ったのか、いつも楽しく派手に生きてたと思いきや、孤独を抱えていたのではないか、それが分かって良かったです。
本作が描いたことがフレディの真実とも思えません(実際はもっとハッチャケて、あまり気にしてなかった気もする)が、そういう面もあったと思います。
真実と違うからダメな映画ではなく、これはこれで真実なのだと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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「ボヘミアン・ラプソディ 」を見ての感想

一言で言うと、最高でした。
何より再現率がものすごくよかった印象です。主人公もとてもよく似ており、まるで本人が出演しているかのようでした。映画監督さんのこだわりや、Queenに対するリスペクトをものすごく感じました。
私はもともとQueenが大好きで、曲もほぼ全部聞いてましたし、ライブもほぼ全部見ました。そんな中、Queenが映画になると聞き、気になって見てみることにしました。
見る前は本当に期待していませんでした。なにせボーカルのフレディーは亡くなっており、私にとっては唯一無二の存在。
誰が代役をしようが、フレディーにはなれないし、再現すらも不可能だろう、と思っていました。
しかし代役を務めた俳優さんがもうもろにフレディーで驚きました。最初は本当に本人映像なのでは?と疑ったぐらいでした。
喋り方や仕草が本当にそっくりで、よくフレディーを追求した努力の代物だと思います。
そしてストーリー自体もフレディーの過去にあった実話に基づいたものなので、Queen好きの私には面白くないわけありませんでした。
そして最後のライブのシーンなのですが、この映画のすごさを改めて思い知ることになりました。何から何まで細かく緻密に再現されているのです。
この映画は、Queen好きなら一度は見るべき映画だと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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単なる歌手の伝記映画ではない面白さがここにある

日本でのクイーン再ブームのきっかけとなった映画です。クイーンは元々は70年代から80年代、日本では70年代にブームになったバンドなので、若い世代の方は最初はあまりピンとこないかもしれません。しかし、映画を見続けていくとそんな不安などなくなり、物語に惹きこまれていきます。むしろ、今のブームは若い世代の方が中心と言っても過言ではない点がそれを物語っているとも言えます。映画の内容は、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いたものとなっており、フレディがクイーンに入る前から世界規模のライブ「ライブエイド」までとなっています。歌手の伝記映画らしく、クイーンの音楽が要所要所で流れるので、クイーンファンも一緒に歌って楽しむことができます。またこの映画の見所として、クイーンメンバーの見た目やパフォーマンスなどの再現度の高さも挙げられます。クイーンのギタリストであるブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラーが監修しており、彼らが「若い頃の自分らを見ているようだ」と賞賛するほどです。再現度の高さ、物語の面白さなど、良さを挙げたらきりがないくらいです。クイーン好きだけどまだ見ていない方はもちろん、クイーンを知らない方も一度見て欲しい映画です。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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必ず知ってる

クィーン、知っていますか。外国の昔のバンドでしょっていう人も、日本のコマーシャルなどで何かしら必ず知っているはず。この「ボヘミアンラプソディ」は、誰もが知っている有名な曲に乗せて、時に軽快に時にシリアスに、フレディ・マーキュリーという人物に迫りながら、デビュー前から活動をやめるまでを描いている。こんなふうにして曲が出来上がったのかって笑えたり、実際に伝説になっているライブ映像が再現されていたりして見応えは十分。フレディは人として不完全な部分も多いけれど憎めなくて、メンバーがそうだったようにきっと観た人みんなも憎めなくて。自分の信じる音楽への愛や追求が本当に深くて、いつも真剣に一所懸命。それがわかるからメンバーも恋人も無理な要求も納得いくまで付き合う。そうして団結して作り上げた数々の曲は色あせず、いつの時代にも受け入れられている。この映画はまるでドキュメンタリー。出演している俳優が本人にそっくりでびっくり。見た目もそうだし、動きもそっくり。ギターとベースは本人映像のようで、ボーカルとドラムはしっかり研究している。アカデミー賞主演男優賞も受賞しちゃった。大阪の登美丘高校ダンス部もパフォーマンスに選んだし。映画館で応援上映という新しい鑑賞方法も話題になったし、一見の価値あり作品。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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フレディの圧倒的存在感

フレディ・マーキュリーがとにかくカッコいいです。
最初はクイーンが好きだからという理由で観に行ったのですが、虜になってしまい、これまでに3回観ました。IMAXなどのシアターで観賞すると、映像美や音圧が加わり、その迫力に圧倒されます。何回も観る度に感動し、また映像作品としてのクオリティの高さを感じられます。
演奏シーンの迫力は全身細胞を震わせるようで、聴き入ってしまいます。素晴らしいです。楽曲もメジャーなものが多く、体全体で楽しめます。

キャストは皆、実在のメンバーにとてもよく似ていました。
ラミ・マレック演じるフレディは存命していた頃とほぼ変わらないようなスタイル、声で、とても魅了されました。

演奏シーン以外で特に印象に残ったシーンがあります。
フレディがメアリーに、自分はゲイだとカミングアウトしたシーンです。
愛しているのに、完全には分かり合えない悲しさを感じました。

途中途中、過去のクイーンの映像が流れていました。
最後のライブ・エイドの映像は圧巻でした。本物のクイーンのライブを観ているようでした。フレディが生きていれば、現在でも映画のようなライブを披露してくれていたのかもしれないと思いました。
もし私がその当時にいれば、絶対に生で観て、演奏を聴き、ますます虜になっていたでしょう。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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彼の苦悩までも繊細に描かれている

これは、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画についてです。ボヘミアン・ラプソディとはとっても有名なバンド・クイーンの傑作です。イギリスのバンドで、ビートルズと同じくらい有名なバンドです。そんなクイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品がこの「ボヘミアン・ラプソディ」というわけです。
作品の中では、自身が同性愛者である事の苦悩が描かれたりもしています。音楽の天才ということもあって、フレディが天狗だと世間から言われていることも今回初めて知りました。そして、ここが作品の肝という場面があります。それが作品名にもなっているボヘミアン・ラプソディの制作秘話についてです。約4分に渡る物語の様な楽曲は、絶対に売れないとメディアから叩かれていました。なのにみんなが曲の長さに関係なくボヘミアン・ラプソディを認め、大ヒット作品になったという話です。
最後には、アフリカの人たちを救うライブエイドというライブに出たところが映されます。クイーンの楽曲が映画館による大音量で聞けるのはとってもいい機会でした!
フレディの苦悩が描かれている描写の後にライブエイドが映されるので、なんか込み上げてくるものがあって感動します。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
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もう誰が見ても感動します!

多くの方の話題の中心だった映画で今更語る必要がないほどのものです。
フレディ・マーキュリーが生き返ったのかと思うほど、ラミ・マレックが生き写しのように再現しており本当に衝撃を受けました。元々の風貌はフレディーとはかけ離れているのに。付け歯(形容詞があっているかはわかりませんが)をして演じていたそうですが相当研究したんだろうなぁと思いました。
一青年が栄光を掴み、掴んだ後自らその栄光を手放すような生活の描かれ方に涙。しかもほぼ実話です。
スターの孤独はスターしかわからないのでしょうね。クイーンのメンバーからの信頼を失って軋轢が生まれるところは特に涙です。
何より実際当時ライブエイドを観た人間としては、そのライヴの再現性の高さには目を見張るものがありました。本当にフレディが歌っているようで大号泣!
またフレディ・マーキュリーのHIV感染の報道がされた時のことを覚えていますが、当時HIV感染の問題が頻繁に叫ばれており、大スターが公表することでとても勇気をもらった人が多いと感じます。療養中は最後のパートナージムハットンに色々とかいがいしく面倒を見てもらうんですよね。最後のとても幸せな時間だったと思います。
実際そのあとにすぐにフレディが亡くなってしまう報道が当時あり、そのことをかなり思い出しながら観ていました。こう書いてしまうとクイーンファン以外は興味がもてない映画なのかなと思われそうですが、フレディ・マーキュリーもクイーンも知らない方が観ても何かを感じ、何かを思う素晴らしい映画だと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

クイーン最高!

特にクイーンのファンでもなく、何となく曲を聴いたことがある程度でした。映画の評判が良くて話題になっていたので、だいぶ経ってからでしたが実際に映画館に観に行きました。
映画の内容としては、クイーンの結成からバンドとしての最後のライブまでを描いたものになっています。その中でもクイーンのリードボーカルであるフレディー・マーキュリーの生き様にフォーカスを当てた作品となっています。フレディーを演じるレミ・マレックが本人そっくりで本物?かと思うぐらい、映画に入り込めます。また随所に流れてくるクイーンの名曲が素晴らしく、映画を観終わる頃にはすっかり虜になってしまいました。
その後はすっかりクイーンにはまってしまい、ライブのDVDを買って一時期ずっと観ていました。特にフレディーさんの歌詞力はもちろん、人間味溢れる魅力がたまりません。また機会があれば、もう一度映画を観たいと思っています。また違った発見がありそうで楽しみです。あと、好きが高じて先日京セラドームで行われたクイーン+アダム・ランバートのライブに行って来ました。最高の曲ばかりで、本物のブライアン・メイとロジャー・テイラーに出会えて最高のライブでした。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

フレディってとても愛されているんだなと実感した愛を込めて作られた映画

もともとクイーンがすごく好きというわけではなく、「いい曲だな」「ボーカルの人はもう亡くなってしまって残念だな」くらいの知識と好意でした。
しかし一度見始めると物語にどんどん引き込まれていきフレディの成功と孤独、自分のセクシャリティへの葛藤、家族との葛藤、メアリーとの結婚と離婚。まるで自分の親友の話を聞いているかのようで他人事とは思えません。登場人物全員が魅力的でいい意味で人間くさくて、衝突していく様も本当にリアルでした。
しかし誰かが悪者になるような描写もなく、過度に英雄的に描くわけでもなく、製作者たちがクイーンというバンド、フレディという身勝手で才能に溢れる男の人を愛しているように感じました。なのでどうしても、最後のライヴエイドの前にメンバーにエイズだと打ち明けるところからエンディングまで、涙なしには見れませんでした。大事な親友が命を落としうる病に罹ってしまったことを想像しとても悲しくなりました。
離婚してもメアリーが結婚指輪を外すことを望まなかったり、彼女に夜中に電話をかけたりとどうしようもなく振り回していますが、メアリーは最後フレディがまっとうに戻るために雨の中苦手なパーティーに乗り込んで説得してくれます。メンバーも最終的には彼を許してくれてフレディは家族のもとに帰れました。
ライヴエイドの場面は圧巻です。本当にフレディが乗り移っているのではないかというほどに魂までフレディでした。実際のライヴエイドと同じようにピアノの上に飲み物が同じように置かれているなど、細部まで忠実に作られていることも感心しました。それがレミがフレディにしか見えない所以なのかもしれません。
ぜひ友人、恋人、家族など自分にとって大事な人たちと見てほしい映画だと思います。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
9

Queen好きな人でもそうでもない人にも勧められる作品です。

Queenのサクセスストーリーを映画でやると聞いて、Queenは昔から好きだったのですが、初めはあまり観る気はしませんでした。
というのも好きなので映画によってイメージが崩れるのが嫌でした。ただ、口コミを観るとどの口コミでも素晴らしかったと書いてあったので、観にいきました。
映画が始まった時、正直役者はQueenにあまり似せてないのかなと思うぐらい違和感があり、ストーリー自体もよくある有名人の話という感じであまり引き込まれるものはありませんでした。
しかし、合間合間に入るQueenの有名曲の誕生秘話などによって、だんだん引き込まれていきました。
私は特にアナザーワンバイトザダストという曲で、ボーカルのフレディーとドラムのロジャーが衝突した時に、ベースのジョンがベースのフレーズを弾いてギターのブライアンがそのリフいいねって言い、その後アナザーワンバイトザダストの曲が流れた時は鳥肌が立ちました。
また、この時あたりから役者がQueenにしか見えなくなってきました。
ラストの21分間のライブエイドのシーンは圧巻でした。
ノーカットでライブ映像が流れて、もうその瞬間はQueenがまだ存在してるんじゃないかってぐらい聞き入っていました。
ボヘミアンラプソディーを観た後、家に帰ってすぐにYouTubeで本物のライブエイドの動画を観たのですが、完コピってこの事をいうのかなってぐらいに完璧でした。
まだ観てないっていう方がいたら強くお勧めします。

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