時代を越えて なお、心に響くサウンドの数々。。
映画:ボヘミアン・ラプソディーは、イギリスの伝説的 ロックグループ:QUEENの、メイン・ボーカルであった フレディ・マーキュリーの人生を、他のメンバーや周囲の人々との かかわり合いを絡めながら描いた作品です。
全編に流れる フレディ自身の作曲を含む、QUEENのナンバーの数々が、
彼自身の人生の歩みと相まって、観る者の感情移入を増します。
特に、QUEENサウンドをリアルで体験した世代にとっては、懐かしさと共に、当時 こんな背景が有ったのか…と、映像・音の双方に のめり込んで行くことでしょう。
ただ、リアル世代には、病に倒れ 40代初めで早逝してしまった、稀代のカリスマ・アーティスト:フレディ役を演るのが、いったい どういう人なのか 気にかかる所でしたが…
大変よく研究され・指導を受け、フレディが甦ったかの様な錯覚に とらわれる程でした。
特に 終盤のライブエイドの演奏シーンは、ピアノの弾き方まで、きちんと踏襲していて 驚きました!
今回 改めて映画を観て・聴いて思ったのは、シングルレコードの隆盛時代に 生まれた曲とは思えない程の輝きを放ち、
今なお 褪せていない、ということです。
リアル世代に 再び感動を呼び戻し、さらに、QUEENを知らない人々にも、
こんな 素晴らしい曲・すごいグループ があったのか!と、新たな感動を与える映画だと言えるかもしれません。。