悲しい話だけど。
悲しい話だけど、最後の最後は「ドント・ストップ・ミー・ナウ」で、すごく爽快な感じで終わっているのがよかったです。
フレディの病がわかって、最後のライブかもしれないと感動と悲しみでぐちゃぐちゃになった心が晴れ渡った気持ちでした。
クイーンについては、フレディがエイズで亡くなったということなどは知っていましたが、その話をとてもドラマチックに、フレディの気持ちを表して映画にしていて、すごくよかったと思います。
事実とは違うところがあるようですが、映画は映画です。映画として、わかりやすくするのは当然だし、クイーンのメンバーも関わっている映画なので、メンバーも納得の内容だったのだと思います。
話のところは、ちょっと飛ばしすぎというか切り貼りっぽいところもありましたが、最後のライブシーンが素晴らしかったので、それだけで見た価値ありでした。
俺らはライブを見にきたんじゃねえと思う人もいたと思いますが、あの映画はライブシーンがないと完成しない映画だったと思います。
病に侵されていようと、メンバー同士わだかまりがあったとしても、何があってもクイーンは最高のバンドだし、フレディのパフォーマンスに人は魅せられるのだということが、よくわかってよかったです。