そこにいる恐怖と爽快なアクションの連続
「壁」によって守られた国があり、その壁の外に巨大な人型の生物、通称「巨人」が大量に徘徊している世界が舞台のダークファンタジー世界の物語です。
人類は巨人にとっての食べ物であり、巨人とは意思疎通ができません。また、人類と巨人の力の差は圧倒的で、人類は巨人に食われるだけの日々を送っていました。
ですが、その巨人から身を守るための「壁」を作り、その「壁」のおかげで100年の間、平和に暮らしていました。
しかし、ある日突如として超大型巨人が現れ「壁」が壊されます。人々はなすすべなく巨人に食われるのみ。
人類の文化レベルはルネッサンス期程度のものです。巨人は一瞬で傷を回復するため巨人には大砲も鉄砲も効きません。人々はただ逃げ惑うしかありませんでした。
しかし時は流れ、人類は「立体機動兵器」という人類の英知により生み出された兵器により反撃にでます。大砲も鉄砲も効きませんが後頭部うなじ下部を斬撃することで倒すことができると分かったため、ワイヤーとガスの噴射を使って巨人の首筋を斬ることにしました。しかしこれは、とてつもなく危険な作業であり、人々の戦いへの葛藤や絶望を生み出しています。
ワイヤーによる戦闘はアニメで見るととてつもなくスピーディーでかつスタイリッシュな戦いになっています。特に巨人の首を斬る瞬間はとても爽快です。ですが、超近接戦闘による絶望感も半端なく、恐怖と爽快感を合わせて視聴することになるでしょう。
物語の展開は、なぜ巨人が生まれたのか、壁とは何なのか、外の世界はどうなっているのかを少しずつ描いており、多くの犠牲者を出しているため、毎回ハラハラドキドキの連続です。