『進撃の巨人』の魅力
人類VS巨人の戦いを描いたダークファンタジー作品『進撃の巨人』。今回はその魅力について紹介していきます!
あらすじ
「主人公エレンは、壁の中の世界に不満を抱きながらも平穏な日常を過ごしていた。そんな時、超大型巨人によって壁が破壊。侵入してきた巨人に母が目の前で殺され、エレンは巨人の駆逐を、外の世界に出る事を胸に誓う。」
まず、当作品の大きな特徴が「先の読めない展開」
この作品の大きな構図は「人類VS巨人」
人間よりも何十倍も大きな巨人。その巨人に人間が立ち向かいますが、圧倒的強さの巨人に食い殺される描写を見ると「これどうやって勝つんだ?」と思ってしまいます。展開も絶望的なストーリーが多いですが、先が読めず絶望的だからこそ「次の展開はどうなるんだ?」と考察する機会が多いので、考察好きな方にはおすすめの作品です!
そして、先の読めない展開を後押ししてるのが「散りばめられた伏線」です!
当作品は初期から多くの伏線が散りばめられています。「エレンの見てた夢は?」「巨人の正体とは?」「外の世界は存在するのか?」と謎要素も多くあり、作品で新展開がある度に、戻って見返すと「あれはその時の伏線だったのか!」と気づかされる事が多く、何度見ても面白いストーリーとなっています!
2つ目が「アクションシーン」
巨人に抗うために人類が生み出した武器。「立体起動装置」によるアクションシーンも当作品の見どころ。
ワイヤーやガスを使い、縦横無尽に街や森を動き回るアクションシーンはカッコよく、アクション系のジャンルが好きな方でも楽しめます!OPの「紅蓮の弓矢」サビシーンでも立体起動シーンが流れるので、どんな感じか気になった方はとりあえずアニメOPだけでも見て頂ければと思います。
3つ目が「キャラクター達」
当作品は主人公エレンだけでなく、他のキャラクターの心情、表情、背景も細かく描かれているので、ヒューマンドラマな側面も持っています。特に表情の描き方が上手く、巨人たちの不気味な表情や巨人に絶望する人の表情はリアリティがあり、自分も慣れるまでその迫真の表情に怖さを感じていましたし「絵が怖い」から視聴するのを敬遠する方々も何人か見てきましたが、今ではそのリアリティを求めた表情も『進撃の巨人』の魅力の1つだと思っています。
重厚で見応えのあるストーリーなので、皆様も是非視聴してみてはいかがでしょうか?