ウルトラマンコスモス（円谷プロ）のネタバレ解説・考察まとめ

SRC

SRCとは、Scientific Research Circle （科学調査サークル）の略称。
国家間の壁を越えて、怪獣や異星人の調査・研究および救援・保護を行う機関である。

北アメリカ、アラスカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、北アジア、南アジア、オーストラリア、南太平洋に各支部がある。
また、宇宙開発センター、鏑矢（かぶらや）諸島の怪獣保護管理センター等の様々な施設が各地域に設けられている。

主な登場人物・キャラクター

春野 ムサシ

演者：杉浦 太陽

本作の主人公。
SRC宇宙開発センターのパイロット候補生。
少年時代にウルトラマンコスモスと出会い、真の勇者を目指す。
年齢：19歳。
旧名：五十畑ムサシ。

カオスヘッダー襲来時、ウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となる。
その後、リドリアスを大人しくさせたという勇敢な行動を評価され、「TEAM EYES」に入隊。

社交的で明朗快活な性格。
時折、失言を発し、ひんしゅくを買うことある。

人類と、怪獣や地球外生命体との共存というEYESの使命を全うしようと一生懸命任務に取り組む。
最後まで奇跡を信じ諦めない姿勢で行動をする。
しかし、無茶をして窮地に陥ることも少なくない。

ヒウラ ハルミツ（日浦 晴光）

演者：嶋 大輔

「TEAM EYES」隊長。
年齢：33歳。
元SRC研究員。

他の隊員達からは「キャップ」と呼ばれ、信頼されている。
EYESに春野ムサシをスカウトした人物でもある。

穏和で紳士的な性格。
冷静な判断力と、豪快な姿勢で、部下を引っ張り職務に当たり、自ら現場に赴くことも多い。
隊員たちに対しては、時に厳しく、そして温かく見守る気持ちを持って接している。

怪獣や地球外生命体の対応を巡り、統合防衛軍と真っ向から対立する姿も多く見られる。

ミズキ シノブ（水木 忍）

演者：坂上 香織

「TEAM EYES」副隊長。
年齢：28歳。
元防衛軍教官。

SRCの方針に共感しEYESに入隊。
女性ながら他の隊員達からは「リーダー」と呼ばれ、怪獣保護の任務に謙虚に取り組み、ヒウラ隊長同様に信頼されている。
冷静沈着な戦闘のプロ。
前線に赴き指揮を執ることが多い。

フブキ ケイスケ（風吹 圭介）

演者：市瀬 秀和

防衛軍出身の隊員。
年齢：23歳。
SRCの科学力に魅力を感じ、EYESに入隊。

クールな性格と、やや攻撃的な一面を持っている。
SRCの方針には当初は共感していない面も見られる。
そのため、怪獣への対応を巡り、他の隊員との対立もしばしば。
特に、春野ムサシとは性格が真逆なことから火花をちらす場合が多い。

「春風コンビ」（ヒウラ隊長の命名）として春野ムサシと組むことになり、次第に、良きライバル・良き友の関係となっていく。
同時に、EYESの仲間たちとの触れ合いや、ウルトラマンコスモスとの出会い、数々の任務を経ていくうちに、怪獣保護の理想に強い意思を持つようになる。

お化けなどのオカルトは大の苦手。

ドイガキ コウジ（土井垣 浩次）

演者：須藤 公一

メカニック担当の科学者。
年齢：25歳。
出身地：高知県。
大学卒業後、EYESに入隊。

マイペースな性格。
チームのムードメーカー的存在でもある。
天才科学者を自称する巨漢の青年だが、そんな第一印象とは裏腹に気が小さい一面もある。

チームに欠かせない様々なメカ・装備を開発。
作戦の立案は彼によるものが多い。

実家は土佐のかつお漁師。
家業を継がなかったため、父親とは関係はあまり良くないという。

モリモト アヤノ（森本 綾乃）

演者：鈴木 繭菓

主にオペレーター担当の女性隊員。
司令室の超高性能コンピューター「エイジャーMAX」を使いこなす。
年齢：19歳。
出身地：神流市出身（地図上では山梨県に位置）。

EYES最年少。
春野ムサシより10か月先輩。

若干、甘えん坊で美男子に惚れっぽく、好奇心旺盛な性格。
他の隊員から子ども扱いされることもあり、それを嫌っている。
そのためか、当初、春野ムサシに対してやたら後輩扱いをし、「先輩」と呼ばせようとする。

隊員としての自覚はきちんと持っており、少女時代に憧れの青年からもらった「カエルの騎士」のキーホルダーに、信念を込め常に携帯している。
怪獣に対する愛情も春野ムサシに負けないほど持っている。

代表的な必殺技

フルムーンレクト（ルナモード）