ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。
「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。
FF13のエンディング後。
ファングとヴァニラはクリスタルとなり、地上(グラン=パルス)から伸びたクリスタルの柱の中でコクーンを支え続けている。
空中都市であったコクーンが地上に落下しかけて停止したこの事件は、後にカタストロフィと呼ばれ、これを境に暦をAFと呼称するようになった。
コクーンの核であるファルシ=オーファンが倒されたことでコクーンの全てを支えていたファルシらが停止し、コクーンの市民生活は大きく制限されていた。
それでもコクーンに留まる者もいたが、一部の市民は新たな生活の地を求め、グラン=パルスへと移住した。
「ネオ・ボーダム」はコクーンの反聖府組織であった「ノラ」のメンバーが主体となり、コクーンの旧ボーダム市民も加わってグラン=パルスの海辺に開拓した街である。
もともと「ノラ」はファルシに頼らない反聖府組織であったため、旧ボーダム市民にとっては頼もしい存在でもあった。
またグラン=パルスは自然に囲まれてはいたが、魔物も生息しているので安定した生活基盤ができておらず、危険と隣り合わせの場所でもあった。
その頃、旧騎兵隊のリグティ大尉とホープの父バルトロメイは、研究機関アカデミーを設立し、ファルシなきコクーン市民のため、人の手による歴史を科学の力で実現するための活動を開始し、グラン=パルスに残る遺跡などで調査をしたりしていた。
カタストロフィから3年後のAF003年、コクーンから離れ、ネオ・ポーダムに移住したセラは、教師として毎日を過ごしていた。
セラの姉ライトニングは、落下するコクーンを受け止めるためヴァニラ達がクリスタルの柱を築いたのと同時に死亡したことにになっていた。
コクーンが落下を免れたあの日、姉は確かにスノウ達と共に生還していた。
だが、いつの間にかいなくなっていて、皆はライトニングは死んだと言う。
セラは、周囲の人々が姉の死を素直に受け入れていることに強い違和感を持っていた。
ライトニングが生きていたことを覚えていたのはセラだけだったのだ。
そのことを話しても、信じてくれたのは婚約者のスノウだけだった。
スノウはセラのためにライトニングを探す旅に出ていた。
セラは、時折ライトニングがどこかで戦っている夢を見ていた。
そしてその夢の中には見知らぬ青年の姿もあった。
ライトニングの行方
前作で、女神エトロが現実世界に干渉をしたために、ライトニング達に奇跡を起こしたのだったが、そのせいで時空が歪み、この世界に混沌が流れ込んだ。
そして時空の歪みはパラドクスを引き起こしていた。
パラドクスとは、その時代に存在するはずのない物が突然現れたり、別の歴史や空間が入り混じり、その場所、人々の記憶など、世界の歴史を変えてしまうという多大な影響を及ぼすことである。
パラドクスのせいでエトロの住むヴァルハラと現実世界の境にある「女神の門」が開いてしまい、混沌の闇の力がヴァルハラから現実世界へ流れ込んだ。
それを女神エトロが食い止め、事態を収束させたが、エトロは力を使い果たし、眠りにつく。
前作で、セラのもとへ生還したはずのライトニングはその混沌に飲まれヴァルハラに飛ばされ、なおかつパラドクスの影響によってセラを除くすべての者の記憶にライトニングは死んだと刻まれてしまった。
ライトニングはエトロから力を授けられ、エトロの眠る都市ヴァルハラを守る騎士として、召喚獣オーディンと共に、謎の男が操る魔物と人知れず戦い続けていた。
時空を超える旅へ
AF003年、ある日隕石がネオ・ボーダムに降ってきて、隕石とともに魔物と、謎の青年ノエル・クライスが現れる。
彼は魔物に襲われたセラを助ける。
ノエルはセラが夢の中で見た青年だった。
そしてセラに告げる。「時空の向こうで、ライトニングが待ってる」と。
隕石の正体はゲートといって、時を超える為の扉だった。
ノエルは、AF700年のはるか未来、人類が滅亡する寸前の時代から未来を変えるために過去を遡ってきた最後の人類であるという。
ノエルのいた時代では、コクーンが地上に落ち、世界が滅んでいた。
彼は時空を遡る中で、ヴァルハラにたどり着き、ライトニングと出会った。
ノエルはライトニングから妹を守るようにとの頼みを受けてセラの元へと現れたのだった。
ノエルは時空を超える能力「ヒストリアクロス」を持ち、その時代のゲートを開くことで自由に行き来できる。
ゲートのカギはオーパーツと呼ばれ、パラドクスが起こっているところに存在する。
パラドクスのせいでセラが記憶していることとは違うことが現実になっていることもわかった。
セラのライトニングは生きていたという記憶は正しかったが、歴史が改ざんされたことで、ライトニングがいない世界が生まれていたのだ。
様々な時代にパラドクスと呼ばれる時空の異変が起こっていた。
セラは姉との再会をめざして、ノエルと共に時空を超え、パラドクスを解消するため旅に出る。
そんなノエルとセラの前にカイアス・バラッドと名乗る男とユールという謎の少女が現れる。
カイアスとノエルは知り合いのようだ。
カイアスはセラ達を自らの目的の邪魔者とみなし、幾度となく襲いかかってくるのだった。
時空を超える旅で、セラ達は婚約者スノウや姉のかつての仲間たちの力を借り、数々のパラドクスを解消し時空の歪みを正すことでヴァルハラへたどり着いた。
そしてセラは遂にライトニングと再会を果たす。
ライトニングは時空の異変は全てカイアスが引き起こしているとセラ達に伝える。
時詠みの巫女
カイアスと共にいたユールという少女は生まれながらに未来を見る「エトロの眼」をさずかった時詠みの能力を持つ一族の巫女。
遠い過去、一族はグラン=パルスの都市パドラを作って繁栄したが、予言の悪用を目論む者が現れパドラで内乱がおこったため、カイアスはユールを連れてパドラを離れ放浪の民となった。
時詠みの巫女であるユールは、未来を見てもその歴史に干渉することは許されないのだ。
「エトロの瞳」を持つ巫女は、未来、または時の歪みにより変わる歴史を視ると命が削られ、若くして死んでしまうが、またすぐに転生して生まれ変わるという運命を持っていた。
ユールは無限に転生し、いつの時代にも存在するが、時代ごとに別人格となっていた。
時詠みの巫女には護衛である誓約者の戦士がつく。
守護者は先代の誓約者を倒し、新たな誓約者になるが、その際にルシになる運命も継承するという。
誓約者となったルシの使命は巫女を守ること。
カイアスはユールの誓約者である。
前作から約680年ほど前の黙示戦争の時、カイアスは数千の敵からユールを守り抜いた英雄でもあった。
彼はこの戦争で絶対召喚という手法を用いて召喚獣のバハムートと一体化し、ユールを守りぬいた後、絶命した。
絶対召喚という術は術者の生命力を削るものだった。
使命をはたした彼はエトロにより、ルシ化を解かれ、更にエトロの心臓「混沌の心臓」を与えられ不死となって蘇った。
不老不死となったカイアスはユールが転生するたびに彼女を引き取り、共に旅をしてきた。
女神の心臓で生かされたカイアスは、自殺する事は出来ず歴代のユール達の早すぎる死を何度も何度も見続けた結果、絶望してしまう。
ユールは自分が死ぬ未来を見ても、その未来を変えることはできない。
そしてユールの呪われた運命を断ち切らせるためヴァルハラへの門を開き、強大な混沌の闇の力をこの世界に引き入れる事で、時間や人の生死さえもなくなった世界を作り出そうとした。
パラドクスを起こしたのも時空を歪め、女神の門を開くための手段の1つだった。
カイアスがユールの転生を止めようとする一方で、ユールが何度も転生を繰り返すのは、自分の死後にカイアスを1人にしない為だった。
ノエルは、AF700年の時代で、時詠みという能力を持つグラン=パルスの放浪の民の一族として生まれたが、ノエルには時詠みの能力はない。
時詠みの能力を持つユールは巫女とされ、ノエルは彼女の護衛を務めていた。
カイアスはノエルの師であり、ノエルが目標として超えようとする存在でもあった。
ノエルのいた時代でもユールは未来を見て15歳で死んでしまう。
カイアスは去り、ノエルもまた絶望の中彷徨い、死にかけた時、時を遡って未来を変えたいとの強い想いからいつしかヴァルハラへとたどり着き、ライトニングと出会ったのだった。
アカデミアと人工コクーン
セラたちが前作でライトニングの仲間であったホープと会うのはカタストロフィから10年後のAF010年。
ホープはアカデミーの一員となっていた。
ノエル達が時空を行き来しているのを知り、またその情報から数百年後の未来にファングとヴァニラのクリスタルが砕けてコクーンが落下してしまうと知ったホープは、学者になってコクーンの変わりに人工コクーンを作ろうと計画する。
ホープはファングとヴァニラも救おうと思い、コールドスリープをくり返して何百年も生き続けながら人工コクーンを作り続ける。
またタイムカプセルで未来へと乗り込み、そこでもコクーンを作り続けた。
AF400年には、コクーンを支えるクリスタルの柱がAF500年に崩壊すると判明した。
ホープは人の手でファルシを作り再びコクーンを浮かべようとした。
だがここでもパラドクスが起こっていた。
ホープが、人工コクーン建造のために人工ファルシを作るが、人工ファルシが裏切り、人間を支配しようとする未来があった。
また、ホープが暗殺されてしまう未来もあった。
あるいは人工コクーンのために作った人工知能が、世界を支配する未来があった。
このように様々なパラドクスが起こっており、セラとノエルはそれらをヒストリアクロスによって修正し、入り交じっていた空間や歴史を元の状態に戻していた。
その結果、AF500年の世界では、ホープをリーダーとするアカデミーが世界の実権を握り、アカデミーが作った情報都市アカデミアが新たなグラン=パルスの首都となっていた。
そしてホープは、人工コクーンを完成させ、飛ばそうとしていた。
カイアスとの決着
時空をめぐる旅の途中で衝撃の事実が発覚する。
前作の終盤、女神エトロの干渉のせいで影響を受けたのはライトニングだけではなかった。
知らないうちにセラはユールと同じ未来が見える存在になってしまっていたのだ。
ライトニングの記憶が彼女にだけ残っていたことや、ヴァルハラで戦っている姉やノエルの姿を夢にみたりしていたのも、時詠みの能力によるものだったのだ。
そして、セラも未来を視ると寿命を削るという運命を持ってしまっていた。
ノエルはセラのその運命を変える方法を時空を巡る旅の中で探していたが見つけることはできなかった。
カイアスは何百年にもわたり、時空を歪めパラドクスを起こしてきた。
彼はユールのため、この世界を混沌の闇で包んで過去も未来もない時の止まった世界を作ろうとしていた。
セラとノエルはカイアスを止めるため、コクーンが地上に落ちるAF500年へと向かう。
パラドクスにより、AF500年の首都アカデミアは時空の歪みにより破壊されていた。
セラとノエルはカイアスを追い詰めるが、彼はこの世界からヴァルハラへと移動する。
セラ達もカイアスを追ってヴァルハラへと向かう。
ヴァルハラに充満する闇の力を纏い、カイアスの攻撃の勢いは増していく。
劣勢のセラ達の前にライトニングが現れ二人を助け、去って行った。
セラとノエルは死闘の末に遂にカイアスを倒す。
だがカイアスは、倒されても女神の心臓があるかぎり死ぬことはない。
ノエルは、本当はカイアスを救いたいと願っていたため、彼の心臓に剣を刺す直前で手を止めた。
だがカイアスはノエルの腕を掴んでその武器で自らの心臓を貫かせた。
カイアスはようやく長い命に終止符を打つことができたのだった。
カイアスがヴァルハラを最期の地に選んだのは、カイアスに会うために転生を繰り返すユールが、もう転生しなくてもいいようにとの理由からだった。
ヴァルハラはこれまで転生をくりかえしてきたユールの魂が還る場所である。
そしてここで死んだカイアスの魂も転生を選ばずヴァルハラに残る。
ヴァルハラにいれば、ユールの魂は転生せずともカイアスに会えるのだ。
混沌の闇に包まれた世界
その後セラたちは再びAF500年へと戻ると、カイアスが死んだことでパラドクスが解消され、アカデミアは元に戻っており、ホープが完成させた人工コクーンを打ち上げようとしていた。
その時、遂にコクーンを支えていたクリスタルの柱が崩壊し、コクーンが地上へ落下する。
コクーンにいた人や柱となってコクーンを支えていたファングとヴァニラのクリスタルはホープとその仲間達によって回収されていた。
そしてホープ達が作り上げた新たなる人工コクーンは浮上する。
ホープはその人工コクーンを「ブーニベルゼ」と命名する。
これですべての歴史が正され、姉にも会える、とセラは思った。
その時、突如時空の歪みが発生し、そこから闇が嵐のように流れ込み、世界を覆い始めた。
カイアスの体に埋め込まれた女神エトロの心臓「混沌の心臓」がノエルの剣によって貫かれたため、女神エトロは死んだ。
そのため女神の門が開いてエトロが抑え込んでいた混沌の闇の力がこの世界に解き放たれてしまったのだ。
ノエルは、自分が女神を殺したのだと嘆く。そして結局カイアスの思い通りになってしまったと後悔する。
女神が死んだことにより、セラの瞳には変わりはじめた未来が視えた。
セラは、その未来を視たことで命が削られ、命を落としてしまう。
ノエルもホープもなすすべなくセラを看取ることしかできなかった。
世界は混沌の闇に包まれ、時間が止まり未来も過去もなくなってしまった。
すべてはカイアスの望んだとおりに。
ヴァルハラにいたライトニングはセラを死なせてしまったことを悔やみ、女神がいたはずの玉座でクリスタルとなって眠りについてしまう。
『ファイナルファンタジーXIII-2』の登場人物・キャラクター
セラ・ファロン(CV:寿美菜子)
前作の主人公ライトニングの妹で、今作の主人公。
ライトニングからもらったモーグリを武器に変えて戦う。
パラドクスの影響によって死んだと思われている姉ライトニングの生存をただ一人信じており、ライトニングと再会するためにノエルと共に旅立つ。
スノウという婚約者がいるが、彼もまたライトニングを探す旅に出ている。
ノエル・クライス(CV:岸尾だいすけ)
本作の主人公の1人。
FF13のエンディングより700年後の未来からやってきた青年。
700年後の未来は、人類が滅亡する寸前の「死にゆく世界」となっていた。
ノエルは未来を変えるために過去に遡ってきた最後の人類である。
未来ではハンターとして魔物を狩って生活していた。
カイアスはノエルの剣の師匠にあたる。
モーグリ(CV:諸星すみれ)
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人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。
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クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CC FFVII)のネタバレ解説・考察まとめ
『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CC FFVII)』とは、『ファイナルファンタジーVII』の外伝的なゲームで、『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII』の前後から『ファイナルファンタジーVII』の直前までの時間軸を描いたものである。『ファイナルファンタジーVII』の回想シーンに登場するザックスを主人公とし、さまざまな登場人物との関係などが描かれている。最後は涙すること必須なストーリーである。
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジーXIII-2』の概要
- 世界観
- ファブラノヴァ神話
- 女神エトロ
- ファルシとルシ
- パラドクス
- コクーン
- グラン=パルス
- ヴァルハラ
- アカデミー
- 『ファイナルファンタジーXIII-2』のあらすじ・ストーリー
- 序章
- ライトニングの行方
- 時空を超える旅へ
- 時詠みの巫女
- アカデミアと人工コクーン
- カイアスとの決着
- 混沌の闇に包まれた世界
- 『ファイナルファンタジーXIII-2』の登場人物・キャラクター
- セラ・ファロン(CV:寿美菜子)
- ノエル・クライス(CV:岸尾だいすけ)
- モーグリ(CV:諸星すみれ)
- ライトニング(CV:坂本真綾)
- カイアス・バラッド(CV:白熊寛嗣)
- パドラ=ヌス・ユール(CV:伊瀬茉莉也)
- ホープ・エストハイム(CV:梶裕貴)
- システム
- ライブ・トリガー
- パラダイムシフト
- シネマティックアクション
- 召喚レイド
- クリスタリウム
- マルチエンディング
- やりこみ要素
- フラグメント
- ザナドゥ
- 時の迷宮
- ダウンロードコンテンツ
- 『ファイナルファンタジーXIII-2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話