占いババ（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ

魔人ブウ編

十数年が経過し、悟空は数多くの難敵と戦う。長男の悟飯（ごはん）が4歳の頃、悟空が地球人ではなくサイヤ人という異星人であることが判明。元来サイヤ人とは凶暴な種族だが、幼いころ頭を打った悟空は性格が反転し、好戦的な気質はそのままに優しい性格となっていた。強敵たちとの戦いの中で戦士として成長した悟空は、超（スーパー）サイヤ人と呼ばれる強化形態に進化を遂げる。ピッコロ大魔王の分身であるピッコロ、サイヤ人の王子であったベジータなど、共闘を経て仲間となった敵もいる。
究極の人造人間セルとの戦いの中、悟空は命を落とした。7年後、第23回天下一武道会が開かれた。悟空は占いババに頼んでその日に現世に戻る。占いババは悟空を天下一武道会の会場に送り、24時間経ったら迎えに来ると言って去った。
セル以降7年間、地球には脅威とよべる異変はなかった。しかし、天下一武道会には悪の魔導士バビディの部下ヤムーとスポポビッチが紛れ込んでいた。バビディは父ビビディが作った魔人ブウを復活させるべく、強者からエネルギーを奪おうと洗脳した部下を送り込んでいたのだ。
悟空の長男である悟飯のエネルギーを奪ったヤムーたちはその場を去る。悟空たちは、魔人ブウ復活を阻止するため人間のふりをして紛れていた界王神（かいおうしん）という神と共にヤムーらを追う。ブウは、界王神が束になっても敵わない存在だった（悟空たちの前に現れたのは東の界王神で、残りの界王神たちはブウに吸収されるか殺された）。
悟空たちの奮闘も空しくブウは復活。バビディに命じられるまま殺戮と破壊を楽しみ始める。超（スーパー）サイヤ人の更に上を行く形態超サイヤ人3になってブウと戦う悟空だが、「2、3日もすれば自分より強い奴が現れるから、それまでは誰も殺すな」と言って去った。超サイヤ人3は体力の消耗が激しい上、現世にとどまっていられる時間も残り少なかった。
悟空は、時間ギリギリまで次男の悟天（ごてん）とベジータの息子トランクスに「フュージョン」という技を伝授。占いババは悟空を冥界へと連れて行った。
その後、ブウとの戦いで命を落としたサイヤ人のベジータを現世に連れて行くこととなる。

『ドラゴンボール超』

宇宙サバイバル編

魔人ブウの戦いから数年。占いババの下に悟空が現れ、宇宙の帝王として悪名を轟かせていたフリーザを24時間だけこの世に戻してほしいという。全部で12ある宇宙の頂点に立つ神全王（ぜんおう）が、8つの宇宙から10人ずつ選手を集めて戦わせる大会「力の大会」を開くこととなった。悟空たちのいる第7宇宙の参加者であったブウが長期睡眠に入り、何をしても起きなくなる。このままでは参加すらできず全王に消されてしまう為、地獄にいるフリーザを24時間だけ現世に呼び戻すことになったのだ。
極悪人であるフリーザを連れてくることに難色を示した占いババだが、宇宙の存続がかかっていた。連れてきたフリーザを悟空に引き渡そうとするが、第7宇宙を参加させまいと第9宇宙からの刺客が送り込まれてきた。
占いババの屋敷付近で刺客を退けた後、悟空とフリーザはしばし戦闘をしたが、力の大会へと向かって行った。

占いババの関連人物・キャラクター

オバケ

CV：田中亮一

占いババの屋敷の案内人。客の案内の他、アニメオリジナルでは占いババに食事を運ぶ世話係のような仕事もしていた。

ドラキュラマン

CV：戸次公次

悟空たちの最初の対戦相手。クリリンを倒した後、殺し屋に父を殺された少年ウパ、ヤムチャの相棒プーアルが2人がかりで戦うと言い出した。占いババからどうするかと聞かれ2人がかりでもいいと答えた。十字架、ニンニクという弱点を突かれ敗北。

スケさん

2人目の対戦者。透明人間で、一時ヤムチャを圧倒するが、悟空の知人であるブルマの胸を見た亀仙人の鼻血で染め上げられ倒された。
ブルマたちが来る前、ヤムチャはスケさんの気配で居場所を知ろうとしたが、占いババの歌声で邪魔されている。

ミイラくん

CV：飯塚昭三

悟空たちが対峙した3人目の対戦者で、ヤムチャ、悟空と戦った。体に巻いた包帯は攻撃の他、場外落下を避けるためのロープにも使える。
占いババの紹介に曰く「戦う干物」。実力は確かで、子供の悟空がミイラくんに勝利した際、占いババは驚いていた。

アックマン

CV：池水通洋

地獄から来た悪魔。わずかな悪の心を増幅させ、相手の体を破裂させる技「アクマイト光線」を持つ。
占いババの屋敷では常に5人目を務めるほどの猛者だが、悟空たちが来た時は4人目であった。予想外に強い悟空に対しアクマイト光線を放つが、この時占いババは「そこまでせんでも…！！」と止めようとした。悟空には微塵も悪の心がなくアクマイト光線は効かなかった。このことはアックマンだけでなく、占いババをも驚かせている。

亀仙人（かめせんにん）／武天老師（むてんろうし）