ファイナルファンタジーXII(FF12)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。
帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。

アルケイディア帝国は、破魔石を使ってイヴァリース全土を支配せんと不穏な動きをみせていた。
その裏には、人間自身の手によって破魔石以上の力を得ようと、帝国のドラクロア研究所で日々研究を重ねるドクター・シドの野望があった。

6年前、シドは神のような存在であるオキューリア族のヴェーネスと出会う。
ヴェーネスは、オキューリア王ゲルンに反発する考えを持ち、シドに同行し破魔石の秘密を教えた。
また、人の歴史が、実はオキューリアが人間に与えた「神授の破魔石」により間接的に支配されてきたことも教えた。
それを知ったシドは、破魔石を人間のものにすべく強大なパワーをもつ「人工破魔石」の発明を成し遂げ、オキューリアの支配から抜け出そうと考えていた。
その野望にヴェインは共感したのだ。

そのためには「神授の破魔石」を手に入れる必要があった。
現在、3つの「神授の破魔石」のうち「夜光の砕片」「黄昏の破片」の2つを手にいれていた。

アルケイディア帝国がナブラディア王国やダルマスカ王国を侵略したのも「夜光の砕片」と「黄昏の破片」を手に入れるためであった。
シドはナブラディア王国侵攻の際、ジャッジマスター・ゼクトに命じて破魔石の威力測定の実験を試みるが、「夜行の砕片」を制御できずに暴走させナブラディアを破壊し、廃墟にしてしまった。
この行為を悔いたゼクトは帝国から姿を消し、空賊レダスとなった。

そしてまた元ジャッジ・マスターでシドの息子であるバルフレアも父と袂を分かち空賊となったのであった。

シドは「暁の断片」を失った今、新たな破魔石を得ようとするアーシェたちの行動を監視するのだった。

不滅なるものオキューリア

帝国に対抗するための力、新たな破魔石を求めて幻の都ギルヴェガンにたどり着いたヴァンたちは、神々たる不滅のオキューリア族と対面した。
オキューリア族の王ケルンは、アーシェを覇王レイスウォールの正統な後継者と認め「契約の剣」を授け、破魔石の源から新たに破魔石を切り出すよう教えられる。
そして、人工破魔石を開発したアルケイディア帝国の勢いを憂い、アーシェに新たに破魔石を以って帝国を殲滅せよと命じる。
オキューリアはアーシェたちを破魔石の源である「天陽の繭」の眠る絶海の大灯台へと導く。

一方その頃、帝都アルケイディスでは、ヴェインとシドはヴェーネスからアーシェたちがオキューリアに会ったことを聞く。
ヴェインは、アーシェたちが力を手に入れ、復讐か平和かどちらを望むのかを見極めろとガブラスを送り出す。
人工破魔石を完成させたシドもまた、制御できぬ破魔石など必要ないと、「天陽の繭」を破壊するためにその後を追う。

様々な仕掛けを潜り抜け、大灯台の最上階にたどりつくアーシェたち。
「天陽の繭」の前までたどり着くと、アーシェたちを追ってきたガブラスが立ちはだかる。
アーシェは「天陽の繭」を前にして、新たな破魔石を手にすることを躊躇する。
ガブラスは、アーシェに、なぜためらうのか、なぜ帝国に復讐しないのかと問う。

アーシェもヴァンも過去の悲劇と改めて対峙する。
帝国を滅ぼし、復讐を遂げたところで、大切な人はもうこの世には還らない。
今しなければならないことは、帝国を滅ぼす力を手に入れることではなく、皇帝ヴェインを止め、戦争を回避することである。
アーシェたちは、力での支配を否定し、「天陽の繭」を砕き復讐の根を断ち切ることを決心する。
ガブラスは力を否定するアーシェたちを、力なき者には何も守れはしない、と罵倒する。
そこへ現れたのは元ジャッジ・ゼクトである空賊レダス。
アーシェたちはレダスと共にガブラスと戦うことになる。
追い詰められたガブラスの前にあらわれたのはシドだった。
シドは勝手に突っ走ったガブラスに「失望した」と言い、ラーサーの護衛の任を解くと言う。
逆上したガブラスはシドに襲い掛かるも逆に大灯台から吹っ飛ばされてしまう。

シドは新たな破魔石を手にすることを拒んだアーシェを誉め、手に入れた全ての破魔石を取り出すと、破魔石と天陽の繭の力を暴走させ、大爆発を起こそうとする。
破魔石の源である天陽の繭を破壊することで大量のミストを発生させ、シドが作った巨大空中要塞バハムートに吸収させようとしていた。
それを止めようとアーシェたちはシドと戦闘になり、シドは死亡する。
しかし天陽の繭の暴走は止まらない。
ヴァンが覇王の剣を持ち、アーシェが契約の剣で天陽の繭を破壊しようとするが、天陽の繭から放たれる凄まじいミストで近づくことができない。

レダスはアーシェから契約の剣を奪うと、「ナブディスに償う」と言って天陽の繭に向かい、捨て身で天陽の繭を切り裂いた。
レダスはかつてジャッジだったころに「夜光の砕片」の暴走によりナブラディア崩壊に関わってしまった罪悪感から、破魔石を破壊しようと心に誓ってここへ来たのだった。
レダスの攻撃とともに閃光が走り爆発が起こる。
ヴァンたちはシュトラールで脱出する。
レダスの尊い犠牲により、天陽の繭は砕かれ、破魔石の元は消え去った。
それは人類と破魔石との決別、ひいてはオキューリアの支配からの脱却でもあった。
アーシェたちの覚悟を見届けたオキューリアの王ケルンは人間を見守ることにした。

その時、帝国軍の新型巨大空中要塞バハムートが就航し、繭が放出した多量のミストを吸収し始める。
バハムートは十分なミストを吸収し、移動を始める。
ヴェインは人工破魔石の力を用いて解放軍とロザリア帝国を殲滅せんとしていた。
バハムート起動の報を聞いたオンドール侯爵は解放軍の主力艦隊ガーランドを動かし、両軍はラバナスタ上空で激突する。
解放軍と連合を組んだロザリア帝国も動きを見せようとしていた。
ダルマスカの首都ラバナスタ上空を舞台に、まさに最悪の世界大戦が始まろうとしていた。

最終決戦

ラーサーは、兄ヴェインの行動に異を唱え、アルケイディアとロザリアの帝国同士の大戦争を回避すべく、秘密裏に敵対するロザリア帝国を治めるマルガラス家の男アルシドと交渉を試みていた。

アルシドがロザリア軍の行動を抑えている間にアーシェたち一行は、ヴェインを討つため、バルフレアの飛空挺シュトラールに乗り込み、ヴェインのいる巨大空中要塞バハムートへと潜入する。

ついにヴェインと対峙するヴァンたち。
そこにはヴェインを止めようとするラーサーの姿もあった。
ヴェインは、人工破魔石の力に取り込まれ、すでに人ではなくなっていた。
帝国に戻っていたジャッジ・ガブラスはラーサーを守るため、ヴェインに反逆し、ヴァンたちと共に戦うが、ラーサーを庇って倒されてしまう。

ヴァンたちはヴェインと戦い、これを倒す。
するとヴェーネスが現れ、瀕死のヴェインと融合し、「不滅なるもの」に化身して、ヴァンたちに襲いかかった。
ヴァンやアーシェたちの力に屈しないという強き意思は、「不滅なるもの」をも打ち倒す。

アーシェたちと死に瀕したガブラス、ラーサーを乗せたバルフレアの飛空挺シュトラールは、バハムートを脱出しようとするが、なかなかエンジンがかからない。
操縦をヴァンとパンネロに任せ、バルフレアとフランは動力室を見に行くと言って姿を消す。
ようやくバハムートから飛び立った飛空艇シュトラール。

そのシュトラールの通信システムを使って弟ガブラスの最期を看取ったバッシュは、ガブラスの名を名乗り、帝国軍に停戦を呼びかける。
ラーサーもこの通信でヴェインが死んだことを告げ、自らがアルケイディア帝国の新皇帝に即位することを宣言し、帝国軍全軍に対し、戦闘停止の命を下す。
アーシェもまた、解放軍へと戦闘停止を呼びかける。

だが、ヴェインが死んだことで制御を失った空中要塞バハムートはラバナスタ市街地へと落下を始める。
帝国のジャッジマスターは戦艦アレキサンダーで特攻をして命と引き換えにバハムートを止めようとする。

そこへバルフレアから通信が入る。
バルフレアとフランはアーシェたちとは一緒に行かず、バハムートに残って地上に落ちないように修理をしていたのだ。
バルフレアは自分の飛空艇シュトラールをヴァンとパンネロに託し、アレキサンダーに特攻なんて馬鹿な真似はやめろと言う。
崩れ落ちるバハムートの内部でバルフレアたちは、なんとかバハムートの軌道を変えることに成功する。
巨大要塞バハムートは市街地を避けて湖に墜落するが、バルフレアとフランは戻らず生死不明のままだった。

ラーサーたちの宣言のおかげで帝国軍と解放軍は、戦闘を停止させた。
戦乱は免れたのだ。

エンディング

1年後、アーシェはアルケイディア帝国の庇護のもと、ダルマスカ王国の女王になる。
アーシェは、ラバナスタの郊外の湖に残ったままの巨大要塞バハムートの残骸を見ながら、今は亡きラスラと共に願った希望ある未来を作るため、女王として歩み出すのだった。

バッシュは、弟ガブラスの遺言を受け、アルケイディア帝国の新皇帝ラーサーの下でジャッジ・マスターの任に就く。

アーシェの女王戴冠式を間近に控えたある日、ヴァンが預かって整備していたシュトラールが何ものかに盗まれてしまう。
それはバルフレアたちの仕業だった。
彼らが生きていたことがわかり、喜ぶヴァンとパンネロ。
そしてヴァンとパンネロの2人もまた自前の飛空艇を手に入れ、夢であった空賊として新たな人生を歩み始めようとしていた。
人々はそれぞれの負の過去と決別をし、希望ある未来へと歩み出した。

『ファイナルファンタジーXII』の登場人物・キャラクター

ヴァン(CV:武田航平)

主人公ヴァン。主人公のわりにストーリーの本筋にはあまり関係していない。

主人公。
ダルマスカ王国の王都ラバナスタに住む17歳の孤児。
流行病で両親を失い、唯一の肉親であった兄・レックスを2年前のアルケイディア帝国との戦争の際に失う。
そのため、アルケイディア帝国への憎しみから、帝国兵相手に盗みを働いていた。
空賊になることを夢見ている。

パンネロ(CV:三国由奈)

パンネロ。ヴァンのガールフレンド。

ヴァンの幼馴染のガールフレンド。
家は裕福であったが、2年前の戦争で家族全員を亡くしている。
ダルマスカ騎士団に所属していた兄達に武術の手解きを受けていたため、武術もこなす。
踊りが得意で、踊り子になることを夢見ている。

アーシェ・バナルガン・ダルマスカ (CV:園崎未恵)

王女アーシェ。一緒に冒険するうちにバルフレアに想いを寄せるようになった。

本作のヒロインで旧ダルマスカ王国の王女。
ダルマスカ王国唯一の王位継承者。
アルケイディア帝国との戦争で新婚の夫をはじめ父・兄を失い、自らの存在すらも抹消されてしまう。
その後、アマリアと名乗り、解放軍の中心人物として密かに活動していた。

バルフレア (CV:平田広明)

空賊バルフレア。自分を指して「物語の主人公」というのが口癖。

飛空艇シュトラールに乗って世界を駆け巡る空賊。
キザな物言いをする伊達男。
アルケイディア帝国の出身で、実は、ドクター・シドの三男である。
シドによってジャッジにされ、その立場から逃げ出した過去がある。

フラン (CV:深見梨加)

フラン。森の民ヴィエラ族。見かけ通りの年齢ではない。

ウサギのような耳と尻尾をもつ、ヴィエラ族の女性でバルフレアの相棒。
外見は20代だが実年齢は50歳以上。
ミストや伝承に詳しい。

バッシュ・フォン・ローゼンバーグ (CV:小山力也)

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