七つの大罪(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『週刊少年マガジン』にて2012年45号より、鈴木央が連載している漫画及びアニメ作品。
人と人ならざるものの世界が分かれていなかった時代。絶大な魔力を有す〈聖騎士〉に守られた「リオネス王国」の王女エリザベスは、ある者を探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団と恐れられ、国を裏切った〈七つの大罪〉。
エリザベスは一軒の酒場で少年メリオダスと出会う。それは世界の命運を握る戦いへの序章だった。
七つの大罪の一人である巨人族の少女「【嫉妬の罪(サーペントシン)】のディアンヌ」。印となる獣は蛇。罪状は「力への【嫉妬】ゆえに王国の友兵マトローナを毒殺。さらに口封じのため、無辜なる王国騎士330名を惨殺した」。実際は聖騎士の罠にかかり、同族のマトローナと王国騎士殺害の濡れ衣を着せられている。
巨人族特有の大きな体と怪力の持ち主。純粋で乙女っぽい性格。優しく、誰かを守るためには自分の犠牲もいとわない。戦いでは非情になりきれない部分があり、そのせいで本来の実力を出し切れていないようだ。
七つの大罪に加入する数百年前にキングと幼少期を過ごしているが、その時の記憶はキングによって消されている。
バン(CV:鈴木達央/雨宮天(幼少期))
七つの大罪の一人「【強欲の罪(フォックス・シン)】のバン」。印となる獣は狐。罪状は「己の【強欲】がために、王国と友好関係にあった妖精王の森を破壊し「生命の泉」を我が物とし、聖女を殺害した」。
「不死身のバン」の異名を持ち、バラバラになってもチリになっても回復する不死身の身体を持つ青年。自分勝手でわがまま。軽い話口調で語尾に”〜♩”が付いている。手癖が悪く欲しい物は平然と盗みを働くが、興味がない物にはとことん無関心。料理が上手で、豚の帽子亭では調理を担当している。
元々は普通の人間で、幼少期は牢獄で出会った獣人「ジバゴ」に育てられた。その後、飲めば不老不死になる【生命の泉】を求め、妖精王の森を訪れる。そこでキングの妹「エレイン」と出会い恋仲となるが、突如現れた魔神族によって瀕死の重傷を負う。エレインによって生命の泉を飲まされたバンは、不老不死となり魔神族を撃退するが、妖精王の森は壊滅し、エレインも死んでしまう。この一件でリオネス王国に捕らえられた後、メリオダスに勧誘され七つの大罪に加入した。死んだエレインを復活させることを目的に生きている。
バン(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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バンとは漫画『七つの大罪』に登場する人物である。「強欲の大罪(フォックス・シン)」を背負う不死身の男で、主人公メリオダス率いる最強の騎士団「七つの大罪」の一員。恋人の妖精エレインと死別し、彼女を蘇らせる方法を探していた。
聖騎士達のクーデターで乗っ取られたリオネス王国を仲間と共に奪還し、その後は十戒や魔神王、キャスといった強敵と戦いブリタニア大陸に平和をもたらす。最終的にエレインに自身の不老不死の能力を与える事で、彼女を蘇生させる。その後蘇生したエレインと結婚しランスロットという男子を儲けた。
キング(CV:福山潤)
七つの大罪の一人「【怠惰の罪(グリズリー・シン)のキング」。印となる獣は熊。罪状は「一人の妖精による凶行を知らず、見過ごし、放置した、妖精王としての【怠惰】」
王国の手配書に描かれている太ったおっさんと小柄な少年の二つの姿を持つ3代目の妖精族の王。本来の姿は少年の姿で、本当の名は「ハーレクイン」。他の妖精族は皆背中に羽が生えているのに対し、妖精の王でありながら背中に羽が生えていない。ディアンヌのことが好き。
数百年前、人間にさらわれた妖精族のヘルブラムを取り戻すため、森を飛び出したが逆に人間に襲われ記憶を失ってしまう。そこで幼少期のディアンヌと出会い、行動を共にする内にお互いを想う仲となる。やがて、さらわれて死んだはずのヘルブラムが、復讐のために人間を殺し続けていることを知り、彼を止めるため殺害する。ヘルブラムという友を苦しめ続けたことを償うため、ディアンヌから自分の記憶を消し去り、投獄された。
キング/ハーレクイン(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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キング/ハーレクインとは漫画『七つの大罪』に登場する人物で妖精たちの王。人間を虐殺した親友ヘルブラムを王としての責務から討ち、“危険な妖精を放置した”咎で怠惰の罪を背負う。その後主人公のメリオダスの誘いにより、聖騎士団「七つの大罪」に加入。以後は仲間達と共に魔神化したヘンドリクセン、十戒、魔神王、混沌から生まれたキャス等、多くの強敵達と死闘を繰り広げた。神器「霊槍シャスティフォル」を得物とし、戦いの中で史上最強の妖精王として覚醒した。後に七つの大罪の仲間である巨人の少女ディアンヌと結婚した。
ゴウセル(CV:髙木裕平)
七つの大罪の一人「【色欲の罪(ゴート・シン)のゴウセル】。印となる獣は羊。罪状は不明。
手配書では鎧姿の男が描かれているが、本当の姿はメガネをかけた中世的な美少年。その正体は十戒の一人「無欲のゴウセル」。何らかの理由で、自らが戒禁の呪いによって、記憶と感情を失っている。また、かつて偉大な術師によってつくられた人形のようで、マーリンの力で術が解けた時にその姿をさらしている。
王国奪還後、聖騎士ギーラの記憶を操作したり、ディアンヌの記憶を消去したりと、元々心と感情がないため、おかしな行動を取っていたが、それを考慮しても異常な行動をとるようになっている。
七つの大罪加入の経緯も現在のところ不明。
ゴウセル(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ゴウセルとは漫画『七つの大罪』に登場する人物である。「色欲の大罪(ゴート・シン)」を背負う人形の男で、主人公メリオダス率いる最強の騎士団「七つの大罪」の一員。七つの大罪の一員としてリオネス王国奪還に貢献した。その正体は十戒の1人である“「無欲」のゴウセル”が作り出した人形であり、「人間の感情を理解したい」という想いのまま暴走し、仲間達を翻弄していく。その後七つの大罪のメンバー達の活躍により失われた記憶を取り戻し、自分には元々感情があった事を思い出す。以降は頼もしい仲間として七つの大罪で活躍した。
マーリン(CV:坂本真綾)
七つの大罪の一人「【暴食の罪(ボア・シン)のマーリン」。印となる獣は豚。罪状は不明。
胸元が大きく開いた服を着ている、妖艶な美女。ブリタニア大陸一の魔術師で、メリオダスたちと再会した際はキャメロット王国のアーサー王の側近となっていた。
詳しくは不明だが、人間ではない。本人の口からベリアルインの娘であることと、人間には聞き取れない言葉で本当の名前を発言しているが、詳細は不明である。自らの魔力【無限(インフィニティ)】を使い、本来なら膨大な魔力を必要とする時間停止の魔法を自らにかけているため年を取らない。またマーリンがベリアルインの娘ということを知り、十戒のフラウドリンが「お前が、あの生き残りだと⁉︎」と取り乱していたことから数千年は生きていると思われる。
エスカノール(CV:杉田智和)
七つの大罪の一人「【傲慢の罪(ライオン・シン)のエスカノール」。印となる獣は獅子。罪状は不明。
団長のメリオダスに「自分より強い」と言わしめた七つの大罪最強の男。夜はヒョロヒョロの見るからに弱そうな見た目をしているが、昼間になるにつれ徐々に筋骨隆々の大柄な男に変貌する。変貌した後の性格は傲慢そのものだが、仲間のことは大事にする。
元は、とある王国の王子。幼少期に「太陽(サンシャイン)」の魔力が発現した。強力な呪いと言われたこの魔力のせいで、暗殺されそうになるが国外に亡命。その後マーリンとメリオダスに勧誘され、七つの大罪に加入する。
日の出と共に力が増し、正午に頂点を迎えるその力は、十戒すら凌駕する。その際に発せられる熱量は凄まじく、近くにいる者が身につけている鎧は溶け、繰り出す攻撃で、湖の水は一瞬で蒸発し、戦いの後は、周囲の物が溶けマグマと化すほど。
聖騎士
ギルサンダー(CV:宮野真守/山本和臣(幼少期))
10年前に暗殺された元聖騎士長ザラトラスの息子。若くして聖騎士長に次ぐ実力の持ち主。
物語序盤に敵として登場するが、それは聖騎士長暗殺の真実を知ってしまった、リオネス王国第一王女マーガレットを人質に取られていたため。
王都での戦いで、メリオダスによりマーガレットは解放され、それ以降は味方として共に戦っている。
雷の魔力を使って戦う。
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『七つの大罪』とは、鈴木央(すずきなかば)による作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2011年52号の読切作品を経て2012年45号から連載を開始。ハイ・ファンタジー作品であるが、ダーク・ファンタジーの要素も取り入られている。2015年、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞。2016年12月時点で累計発行部数は2000万部を突破した。『七つの大罪』の名言は漫画の枠を飛び出し、人生の名言としても響くモノがあり、高く評価を得ている。
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ゼルドリスとは漫画『七つの大罪』に登場する人物。魔神族最強の精鋭部隊である十戒の統率者であり、主人公メリオダスの弟である。3000年前の聖戦でメリオダスが裏切った事により恋人のゲルダが封印され、これが理由で尊敬していたメリオダスを憎む様になる。十戒復活後、メリオダス率いる騎士団「七つの大罪」と交戦し、彼等を苦しめた。最終的に魔神王の依代として肉体を乗っ取られるが、七つの大罪の活躍で魔神王の意識に打ち勝ち、魔神王の打倒に貢献した。その後封印から解き放たれたゲルダと再会し、七つの大罪と和解する。
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目次 - Contents
- 『七つの大罪』の概要
- 『七つの大罪』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 王国奪還編
- 十戒編
- 『七つの大罪』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- メリオダス(CV:梶裕貴)
- エリザベス・リオネス(CV:雨宮天)
- ホーク(CV:久野美咲)
- 七つの大罪
- ディアンヌ(CV:悠木碧)
- バン(CV:鈴木達央/雨宮天(幼少期))
- キング(CV:福山潤)
- ゴウセル(CV:髙木裕平)
- マーリン(CV:坂本真綾)
- エスカノール(CV:杉田智和)
- 聖騎士
- ギルサンダー(CV:宮野真守/山本和臣(幼少期))
- ハウザー(CV:木村良平)
- グリアモール(CV:櫻井孝宏/原優子(幼少期))
- ドレファス(CV:小西克幸)
- ヘンドリクセン(CV:内田夕夜)
- ザラトラス(CV:小山力也)
- 十戒
- ゼルドリス(CV:梶裕貴)
- エスタロッサ(CV:東地宏樹)
- ガラン(CV:岩崎ひろし)
- メラスキュラ(CV:M・A・O)
- グレイロード(CV:遊佐浩二)
- モンスピート( CV:津田健次郎)
- デリエリ(CV:高垣彩陽)
- グロキシニア(CV:小林裕介)
- ドロール(CV:小野大輔)
- フラウドリン(CV:木内秀信 )
- その他
- バルトラ・リオネス(CV:西凜太朗)
- 『七つの大罪』の用語
- 七つの大罪
- 聖戦
- 十戒
- 『七つの大罪』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- メリオダスとギルサンダーの絆
- 『七つの大罪』の主題歌・挿入歌
- 第1期
- OP(オープニング):いきものがかり『熱情のスペクトラム』
- ED(エンディング):FLOW×GRANRODEO『7 -seven-』
- OP(オープニング):MAN WITH A MISSION『Seven Deadly Sins』
- ED(エンディング):瀧川ありさ『Season』
- 第2期 聖戦の予兆
- OP(オープニング):MUCC『CLASSIC』
- ED(エンディング):瀧川ありさ『色褪せない瞳』
- 第3期 戒めの復活
- OP(オープニング):FLOW×GRANRODEO『Howling』
- ED(エンディング):Anly『Beautiful』
- OP(オープニング):スカイピース『雨が降るから虹が出る』
- ED(エンディング):雨宮天『誓い』
- 『七つの大罪』の関連リンク