カリフラ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
カリフラとは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』の登場人物で、第6宇宙の戦闘民族サイヤ人の1人である。同じサイヤ人のキャベの誘いを受け、宇宙の消滅が掛かった「力の大会」に参加する。実兄のレンソウからは「チンピラ」と称されたが、好戦的ながらもあっけらかんとした明るさや、妹分のケールに強い信頼を寄せる姉御肌な一面も持つ。アニメに登場する女性キャラクターとしては初めて「超(スーパー)サイヤ人」という強化形態に変身した人物でもある。
カリフラの概要
カリフラとは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、第6宇宙の戦闘民族サイヤ人の1人である。
ボサボサの髪形、釣り上がった大きな目が特徴。チューブトップにゆったりとしたズボンを履いている。細身だが戦闘力、潜在能力いずれも高く、サイヤ人の強化形態である「超(スーパー)サイヤ人」になる為の修行を少ししただけで覚醒。元来超サイヤ人への変身は怒りがきっかけとなるが、同じく超サイヤ人化が可能なキャベの「背中に生命エネルギーである気を集中させる」とのアドバイスに従い超化(超サイヤ人になること)に成功した。
登場時は不良たちを束ねており、実兄のレンソウに「チンピラのよう」と称された。しかし、実力は認められている。実際、戦いの中で第7宇宙の孫悟空(そん ごくう)という強敵の動きを見切るなど、計り知れない天才性を持つ。
尚、アニメに登場した女性キャラクターとしては、初めて超サイヤ人に変身した人物でもある。
カリフラのプロフィール・人物像
CV:小松由佳
兄のレンソウから「チンピラのよう」と称される通り、第6宇宙のサイヤ人としては珍しくワイルドで好戦的。乱暴な口調で話す。
とはいえ悪人というわけではなく、あっけらかんとした明るさも持つ。強さや成長への意欲も高くキャベが変身した超サイヤ人に興味を抱いた。妹分のケールに強い信頼を寄せる姉御肌な面もある。
力の大会では、第7宇宙のサイヤ人である悟空と戦闘し、意気投合。悟空との戦いや彼との会話でさらなる高みを目指す旨を口にした。
カリフラの能力
超(スーパー)サイヤ人化
ある程度の戦闘力を持ったサイヤ人の変身形態。第6宇宙には超サイヤ人の伝説がないらしく、本編ではキャベが初めて超化に成功したサイヤ人であった。怒りがきっかけで覚醒し、通常の状態よりもパワー、スピードが増す。黒目黒髪が金髪碧眼になり、髪が逆立つなど外見上にも大きな変化がある。
カリフラを怒らせようと悪口を言ったキャベだが、それでは覚醒しなかった。「慣れてくると、背中に気(生命エネルギー)が集まりゾワゾワする感覚がする」とのアドバイスを受けたカリフラは、それを実行。初めての修行で超サイヤ人への変身に成功した。
強さの段階として、超サイヤ人よりも上を行く超サイヤ人2、超サイヤ人3などがある。第7宇宙のサイヤ人の孫悟空(そん ごくう)は神の気を纏った超サイヤ人ゴッド、さらなる高みである超サイヤ人ブルーへの変身が可能。
カリフラは、超サイヤ人2までの変身に成功。超サイヤ人2は、通常の超化形態よりもいくらか髪が逆立ち、スパークがほとばしるといった特徴がある。修行を始めた時は、暴走したケールを止めるためほぼ無意識に超サイヤ人2になれた程度だったが、力の大会で超サイヤ人2の力が出せるようになった。
カリフラの必殺技
クラッシュ・キャノン
気功波。手にエネルギーを溜めて放つ。
ポタラ合体(ポタラがったい)
各宇宙の創造を司る神の界王神(かいおうしん)が持つアイテム「ポタラ」でケールと合体し、「ケフラ」となる。ポタラによる合体は戦闘力を数倍に上げる効果を持つ。本来力の大会はアイテムの使用禁止のルールがあるが、大会主催者にして神々の王である全王(ぜんおう)の鶴の一声でポタラの使用が許可された。
合体後は、カリフラの好戦的な性格が強く現れている。超サイヤ人化後の髪の色はケールの超化時と同じグリーンで、金髪ではない。
超サイヤ人化しない状態でも、ゴッド状態の悟空と互角以上の戦いを見せる。超化後は最強形態である超サイヤ人ブルー状態の悟空に攻撃を当てた。
それでも、神々でさえ到達が難しい「身勝手の極意」という境地に達した悟空により敗北。
カリフラの来歴・活躍
超化
第6宇宙の不良を仕切るカリフラの前に、同胞サイヤ人にして、惑星サダラ防衛隊のエースでもあるキャベが現れた。キャベは、「力の大会」と呼ばれる大会が開かれるから出てほしいと言ってきた。12の宇宙のうち、人間レベルの低い宇宙から10人ずつ戦士が集まり戦うのだが、全員が脱落すれば宇宙ごと消されるという。しかし、カリフラは宇宙の命運などに興味はなく、キャベの誘いを断った。
カリフラの部下に絡まれたキャベが、突如金髪になりすさまじいエネルギーを発した。キャベの変身は「超(スーパー)サイヤ人」というものだった。超サイヤ人に興味を持ったカリフラは、キャベについていって超サイヤ人化の特訓を受ける。
超サイヤ人への変身は怒りがきっかけだとキャベは言うが、悪口を言うだけではカリフラの覚醒には至らなかった。「慣れてくれば、背中に気が集まってゾワゾワする感じがする」というキャベのアドバイスに従うと、カリフラは超サイヤ人に変身した。
力が溢れてくる感覚に喜び、カリフラは力の大会参加を承諾する。こっそりついてきていた妹分のケールも大会に出すとカリフラは言い、ケールの超サイヤ人化の特訓に入る。自信なさげなケールだったが、凄まじいエネルギーと共に超化するや筋肉質となり、執拗にキャベを攻撃し始める。
「自分とカリフラが仲良くしているから、ヤキモチを焼いたのではないか」とのキャベの言葉を聞き、カリフラはケールに姉貴分として声をかけ、意識を失った彼女を受け止めた。
数時間後、第6宇宙の面々は力の大会が行われる「無の界」と呼ばれる場所に降り立つ。そこには、第6宇宙と対になる第7宇宙の面々がいた。
宇宙サバイバル編
力の大会が始まる。48分間の落とし合いという混戦の中、カリフラは他の宇宙の戦士を落とし、第7宇宙のサイヤ人の孫悟空(そん ごくう)と対峙する。悟空とは敵同士だが、カリフラは彼から戦闘に関するアドバイスや、超サイヤ人の更なる高みを聞き親しくなる。
その光景を見たケールがまたも暴走。第11宇宙の戦士の攻撃で異空間に閉じ込められたケールだが、気を張って妹分を守るカリフラを見て自意識を保ったまま超サイヤ人でいられるようになった。カリフラとケールが協力して第11宇宙の戦士たちを落とした後も敵味方入り乱れた戦いは続く。
戦闘の最中、キャベが脱落。カリフラは、彼の分も生き残るべく更なる高みである超サイヤ人3への覚醒の仕方を知る為に悟空に戦いを挑んだ。喧嘩屋でしかないカリフラは、超化した上に武道家としての修行を積んだ悟空の攻撃に押されていたが、次第にその動きを見切り、ほぼ互角の戦いを見せるようになる。
ケールの参戦によるコンビネーションで悟空を追い詰めるが、超サイヤ人3よりも上の神の気を纏った超サイヤ人ゴッドとなった悟空には勝てなかった。
カリフラとケールは、事前に第6宇宙の破壊を司る破壊神(はかいしん)のシャンパに渡されていたアイテム「ポタラ」を使い合体して「ケフラ」という1人の戦士になる。悟空を圧倒したケフラだが、「身勝手の極意」という神々でも難しい戦いの境地に至った悟空により脱落させられる。
その後第6宇宙の戦士は全員が脱落し、消滅した。
次の瞬間、カリフラを含む第6宇宙の面々はシャンパの神殿にいた。どんな願いも叶える「超(スーパー)ドラゴンボール」が大会の最優秀選手である第7宇宙の人造人間17号に与えられ、彼が消された宇宙の復活を願った為だった。
ケールと復活を喜び合ったカリフラは、キャベも巻き込んで超サイヤ人3になる為の特訓を始めることにした。
カリフラの関連人物・キャラクター
レンソウ
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目次 - Contents
- カリフラの概要
- カリフラのプロフィール・人物像
- カリフラの能力
- 超(スーパー)サイヤ人化
- カリフラの必殺技
- クラッシュ・キャノン
- ポタラ合体(ポタラがったい)
- カリフラの来歴・活躍
- 超化
- 宇宙サバイバル編
- カリフラの関連人物・キャラクター
- レンソウ
- キャベ
- ケール
- 孫悟空(そん ごくう)/カカロット
- カリフラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 超サイヤ人覚醒シーン
- 「あたしゃこんなやつに引っ掛かるほど、安い女じゃないぜ!」
- 「怖いに決まってんだろ。あたしの無限の可能性がな!」
- カリフラの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の由来は「カリフラワー」
- カリフラの「女性版悟空説」
- 当初登場予定のなかったカリフラ