【SAO】アリシゼーション編のネタバレ解説まとめ【ソードアート・オンライン】

最高司祭と対峙し、苦戦するユージオの元に元老長を打倒したキリトとアリスが駆けつける。次いでその場に現れたカーディナルも合わせて4人でアンダーワールドの支配者カーディナルとの最終決戦に挑む。

打ちひしがれながら最上階のシステム・コンソールを見つけ出したキリト。
この瞬間を目指していたキリトは早速外部へとコンタクトをとる。すぐにでもログアウトしアンダーワールドの現状を伝えるつもりだったのだが、ようやく繋がった通信の向こうもまた切迫した状況だった。

△キリト達がアンダーワールドで奮戦している間に、現実世界でキリトがダイブに使用しているマシンがある《オーシャン・タートル》は何者かの襲撃を受け深刻な事態に陥っていた。
途切れかける通信の最中向こう側の世界から必死に彼の名を叫ぶ少女の名を、キリトは思い出す事も出来なかった。

プロジェクト・アリシゼーションの最終負荷実験となる闇の軍勢との大戦が間近に迫っていた。神そのものであるハイパーアカウント闇神ベクタ率いる闇の軍勢と騎士団長ベルクーリ率いる人界の連合軍。その対戦の火蓋が今まさに切られようとしていた。

△喪失状態のキリトを救う為にもう一つの高権限アカウント《創世神ステイシア》を使いアスナがアンダーワールドへと舞い降りる。

圧倒的な暗黒軍の前に為す術がなくなってしまった人界軍

△キリトは意識の中で、ユージオを死なせた罪悪感、悲しみ、そして何より、自分は仮初めの命しか持っていないことを恨みました。その結果、意識の中のアスナ・シノン・リーファにも応えられず、自身の命を絶とうとします。
その時、キリトのたった一人の親友であり相棒、亜麻色の髪に深緑色の瞳、剣はなくても鮮やかなブルーの服。ユージオが、アスナたち3人の横に現れます。
「ユージオ…… 生きてたのか……？」
「僕は思い出だよ。君の中にある、僕の思い出。もう忘れたのかい？思い出は……」
「……ここにある。」
「永遠に、ここにある。」
「ユージオ、いいのかな、俺…… もう一度、歩き出しても、いいのかな……」
「みんなが君を待ってるよ」

その後、心意の力だけで人界軍を回復させます。アスナとともにガブリエルを追って、アスナがアリスを保護し、キリトはガブリエルと相対します。
このときすでにアンダーワールドの加速倍率が500万倍に達しようとしていたため、キリトはアスナとアリスを逃がすために時間を稼ごうとします。

△ガブリエルに全く歯が立たないキリトですが、青薔薇の剣と夜空の剣の記憶解放術を同時に発動。人々の祈りが夜空の星となって夜空の剣へと流れ込み、虹色に輝く二本の剣で剣技を繰り出します。
そしてガブリエルの心臓部に人々の祈りを流し込みます。その瞬間、ガブリエルのセルフ・イメージは、膨大なデータ量に押し流され消失します。

「200年」どころか「1000年」だって長くないと言いきれてしまう正妻の力はものすごいです。

△2人はアンダーワールドの世界で200年の時を過ごし、目を覚まします。
目覚めた2人にその記憶が残ることが、脳への過大な負荷となると、比嘉健（「プロジェクト・アリシゼーション」に携わる若き天才エンジニア。）は2人の200年分の記憶を消去します。

目覚めたキリトは日常を取り戻し、両親に自分の進路についての相談をします。
しかし、それは初めに描いたもの（留学）とは異なり、茅場晶彦や比嘉健と同じ東都工業大学への進学でした。

圧倒的スケールのアリシゼーション編が、ここに完結します。

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