マウンテン・ティム(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マウンテン・ティムとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレース参加者の一人であり、毎年3千頭の牛を連れて4千kmの旅をしている「伝説のカウボーイ」。馬の近くに行くと、馬達が敬意を払うかの如く、首を垂れる。馬の足跡からどのように馬が走っていたのか、その馬に乗っている人物はどのような性格をしているのか断言できる。スタンドは、ロープに触れた肉体をロープと一体化させ、自在に操る「オー!ロンサム・ミー」。最後はブラックモアに敗北し、死亡する。

マウンテン・ティムのプロフィール・人物像

マウンテン・ティムとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレース参加者の一人であり、毎年3千頭の牛を連れて4千kmの旅をしている「伝説のカウボーイ」。年齢は31歳。優勝候補の一人に名を連ね、選手紹介時に「ルックスはイケメン」と紹介されるほど端正な顔立ちをしている。
レース主催者のスティーブン・スティールの妻「ルーシー・スティール」の美しさに惚れ、花を贈るなどキザで伊達男である。マウンテン・ティムはカリスマ性も有しており、馬の近くに行くと、馬達が敬意を払うかの如く、首を垂れる。馬乗りとしての知識や経験も深く、馬の足跡からどのように馬が走っていたのか、その馬に乗っている人物はどのような性格をしているのか断言できる。
マウンテン・ティムは16歳の時に軍に入隊しており、アリゾナの任務に小隊16名の一人として参加していた。「悪魔の手のひら」と呼ばれる謎の砂漠地帯でマウンテン・ティム達の小隊は遭難してしまう。マウンテン・ティム以外の15名は死亡し、この時に能力を得たマウンテン・ティムだけが生き残った。マウンテン・ティムはこの能力のことを「スタンド」と呼び、作中で初めて能力の名前を口に出した人物であった。7部の世界がパラレルワールドであることから、6部までの「そばに立つもの」から「立ち向かうもの」へとスタンドの由来が変更されている。
マウンテン・ティムのスタンドは、ロープに触れた肉体をロープと一体化させ、自在に操る「オー!ロンサム・ミー」。
レース途中で殺人事件を調査するための臨時保安官助手に任命され、事件の捜査と並行しながらレースに参加していた。マウンテン・ティムは、優勝候補の一角とされていたが、2ndステージの途中「オエコモバ」との戦闘により負傷。自身の受けたスタンド攻撃の内容を共に行動していたジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターに伝え、勝利に貢献したが、この戦闘での負傷が原因でレースをリタイアすることとなる。
レースからリタイアしたマウンテン・ティムだが、大統領の真の目的を知ってしまったルーシー・スティールを助ける際に再登場する。ファニー・ヴァレンタイン大統領の部下である「ブラックモア」に追い詰められたルーシー・スティールは、逃げる最中マウンテンティムに電話をしていた。レースを2ndステージでリタイアしていたことが功を奏し、同じ街に滞在していたため、助けに来ることができた。
ルーシー・スティールを助け出すことには成功したが、彼女と別れたのちに、彼女を追っていたブラックモアと出会ってしまう。ブラックモアがルーシー・スティールを追いかけていた部下だと悟ったマウンテン・ティムは戦闘を開始するも敗北。「電話の相手は誰だ」と問い詰められるが、最後まで口を割ることなく銃弾を打ち込まれ死亡した。

マウンテン・ティムの来歴・活躍

伝説のカウボーイ

マウンテン・ティムはアメリカのワイオミング州出身で、31歳のカウボーイ。毎年3千頭の牛を連れて4千kmの旅をするマウンテン・ティムは、通称「伝説のカウボーイ」と呼ばれていた。
優勝候補の選手紹介で「ルックスはイケメン」と紹介されるほどの容姿でありながら、馬の近くをマウンテン・ティムが通ると、馬達は揃って首を垂れるというカリスマ性も兼ね備えている。レース主催者のスティーブン・スティールの妻「ルーシー・スティール」に惚れ、花を送るなど伊達男でキザなセリフが多いが、女性を守るという意志は強く、正義感溢れる人物である。1stステージでは優勝候補に相応しく5位でゴールし、ジャイロの降格による繰り上げ4位の好成績を納めている。

殺人事件と臨時保安官

殺人事件の現場から達人のロープ捌きで手がかりを見つけるマウンテン・ティム(左上)

1stステージ終了後、腸が引きずり出されたレース参加者3名の遺体が見つかるという事件が起きる。レースの賞金を得るため、参加者を殺害しライバルを減らそうとした者が、1stステージの最中に3人を殺害していた。この犯人は三千数百の選手が並走している中、誰にも見つからずに殺人を犯していることが判明する。
殺人事件があったためレースを中断するのか判断を迫られるが、レースを中断しないことを予想していた保安官は、ある人物に捜査を依頼することにしていた。その人物こそマウンテン・ティムであった。保安官の友人であったため、信頼できる人物として白羽の矢が立ったのだ。選手としてレースをしながら、犯人をレース上で臨時保安官として捕まえることにしたのである。
マウンテン・ティムは、馬乗りとしても知識と経験が豊富であるため、馬の足跡からどのように馬が走っていたのか、その馬に乗っている人物はどのような性格をしているのか断言できる。異常な殺され方をしていることから、犯人は不思議な能力を持っている人物であり、馬の足跡で最も凶暴な走り方をしているものを見つけ、「人間の血を見たからだ」と断言する。
さらに、遺体の側に落ちていた瓶を見つけ、達人のロープ捌きで、瓶の中に入っているボタンを拾い上げる。ここでは明かされていないが、このロープこそがスタンドであったため瓶の中のボタンが拾えた。ここで得た手がかりと共にレース参加者として、臨時保安官として2ndステージに参加する。

2ndステージ 犯人追跡

2ndステージ開始後レースを進行しながら犯人の足跡を追っていたマウンテン・ティムは、ついに犯人の足跡に追いつく。振り返った犯人は「ジョニィ・ジョースター」であった。
スタンド「オー!ロンサム・ミー」のロープでジョニィの首を絞めるマウンテン・ティムであったが、持っていたナイフでロープを切られ逃げられてしまう。犯人がジョニィだったことに驚くマウンテン・ティム。これこそが真犯人「ブンブーン一家」の策略であった。
父「ベンジャミン・ブンブーン」とその息子「アンドレ・ブンブーン」、その弟「L.A.ブンブーン」の三人でレースに参加しており、邪魔者を消し、勝者になるべく殺人を行っていた。マウンテン・ティムがブンブーン一家に追いつく前に「ジャイロ・ツェペリ」と「ジョニィ・ジョースター」との戦闘になっており、二人を殺害するために足跡を追ってきたマウンテン・ティムを利用しようと考えたのである。
追いついた際にジョニィの顔をしていたのは、父のベンジャミンであり、自身のスタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ワン」の能力で体内の鉄分を操作し、自身の顔をジョニィの顔に変形させていた。また、アンドレのスタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ツー」は自身の血を浴びた人間に磁力を帯びさせる能力を持っており、その血を浴びたことによりマウンテン・ティムは体に磁力を帯びてしまう。
犯人をジョニィだと思っているマウンテン・ティムはジャイロとジョニィを追ってしまう。ところが、ジャイロとジョニィも前の戦闘で体に磁力を帯びていた。自らに磁力を帯びていることを知らないマウンテン・ティムが二人に近づくと、ジョニィとジャイロに異変が起きる。いち早く異変に気づいた二人は状況を知らせようとするも、すでに近づきすぎており、互いの体が磁石のように引き合って破裂してしまうかと思われたが、スタンド「オー!ロンサム・ミー」で難を逃れた。
事件の遺体は磁力によって殺害されたため、内臓が体外へ飛び出し、真っ直ぐに伸びていたのであった。

悪魔の手のひら

ジャイロとジョニィはブンブーン一家やマウンテン・ティムの能力を見て、普通の人間なのか疑い出す。ジャイロも普通の人間にはできないことができるが、これは鉄球の技術であり、それとはまるで異なるものを感じていた。鉄球が技術であることに納得したマウンテン・ティムは自らの過去を語り出す。
マウンテン・ティムは16歳の時に軍に入隊しており、アリゾナの任務に小隊16名の一人として参加していた。砂漠地帯で水場を求めていた小隊は遭難し「悪魔の手のひら」と呼ばれる謎の砂漠地帯に踏み込んでしまう。結果マウンテン・ティム以外の15名は死亡し、この時に能力を得てロープと一体化したマウンテン・ティムだけが生き残った。
悪魔の手のひらは人間の眠っている未知の才能を引き出す場所であり、マウンテン・ティムはこの能力のことを「スタンド」と呼んでいる。作中で初めて「スタンド」という能力の名前を口に出した人物であり、以後は登場人物全てが能力のことを「スタンド」を呼ぶ。また、パラレルワールドの7部ではスタンドの由来が6部までの「そばに立つもの」から「立ち向かうもの」へ変更されている。

VSブンブーン一家決着

難を逃れたマウンテン・ティムとジャイロとジョニィであったが「L.A.ブンブーン」のスタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム スリー」が襲い掛かる。砂鉄を操る能力を持っており、三人を砂鉄で拘束し、マウンテン・ティムのロープを切り、三人を近づけようとする。マウンテン・ティムが拳銃を放つもスタンドで防御され、ロープを切られてしまう。絶体絶命のピンチになるが、ジョニィの爪が回転し、その爪を弾丸のように放つことが出来るスタンド能力「タスク」に覚醒したことでベンジャミンを撃破。家族を失った「LA.ブンブーン」は激昂しながら逃走した。

2ndステージ レースリタイア

ブンブーン一家との戦いの後レースに復帰したマウンテン・ティム。ジャイロとジョニィと共にレースの中継地点にたどり着いた。中継地点には宿泊施設があり、過酷なレースの休憩所となっていた。マウンテン・ティムも宿泊施設で部屋を借りていたのだが、その部屋に見知らぬ男が侵入してきた。マウンテン・ティムの言葉を無視してジャイロ宛の手紙を物色する見知らぬ男の肩を掴み、銃を突きつけるが、男の肩の皮膚が剥がれた。そして男は何食わぬ顔でジャイロ宛の手紙を読み始め、剥がれた皮膚から手を離さないよう忠告する。
しかし、その忠告を聞かず手を広げてしまうマウンテン・ティム。広げた手の中にある皮膚には小さな時計がついており、その時計が外れた瞬間大爆発を起こした。この爆発により重傷を負ってしまう。そこにジャイロとジョニィが駆けつける。相手の能力を知ったマウンテン・ティムはジャイロに忠告するが、潜んでいた男に気がつかず能力を発動されてしまう。
よく見るとその時計はピンのようになっており、このピンが外れた時に爆発する仕組みになっていた。
この敵の名は、ジャイロの祖国のテロリストであり脱獄犯の「オエコモバ」であることが判明する。マウンテン・ティムは自らの経験と「本体が死ねばスタンド能力が消える」という知識を教え、ジャイロの勝利に貢献したが、自らは重傷でレースをリタイアすることとなる。

ルーシー・スティールの救出

絶体絶命のルーシーにロープを伸ばすシーン

3rdステージの最中、ルーシー・スティールはレースの真の目的を知ることとなる。それはアメリカ合衆国大統領「ファニー・ヴァレンタイン」が聖なる遺体を集めるためにこのレースを開催しているという事実であった。レースのコースは聖なる遺体が集められるように作られており、主催者の夫「スティーブン・スティール」はその計画に利用されているだけであった。利用価値が無くなった場合スティーブン・スティールを殺すと話している大統領に恐怖し、夫を守るため行動に出た。
大統領が聖なる遺体を集められないように、次の遺体の位置が記載してあるメッセージを盗み出したのである。しかし、状況から身内の仕業であることを推理され、屋敷の中は警戒状態になり、大統領の部下「ブラックモア」に追われ、身を隠すことになる。逃げ場がなくなり絶体絶命のルーシー・スティールは、逃げる最中ある人物に電話をしていた。それこそがマウンテン・ティムであった。マウンテン・ティムは2ndステージでリタイアしていたため、先に進むことなく同じ街に滞在していたのだ。
マウンテン・ティムはルーシー・スティールに惚れていたため救えたことを喜ぶが、「スティールの姓あってのルーシーであるため、勘違いをしないでほしい」と振られてしまう。夫を守るための行動だと理解したマウンテン・ティムは、信用が出来る人物としてジャイロとジョニィを紹介しその場を去っていった。

マウンテン・ティムの最期

ルーシー・スティールと別れたマウンテン・ティムの頭上に、大統領の部下「ブラックモア」が現れた。ブラックモアは政府の建物内から電話が発信されたことを確認していた。
電話の相手がマウンテン・ティムであり、マウンテン・ティムは犯人と会話をしているため、誰と電話していたのか問い詰めてきた。質問に答えず躊躇なく銃を打つマウンテン・ティムであったが、ブラックモアに弾丸は通じず、触れた雨を空中に固定するスタンド「キャッチ・ザレインボー」によって顔を切り裂かれる。
瀕死のマウンテン・ティムに対してブラックモアは、電話の相手を再度問いただすも口を割らなかったため、拳銃で撃ち抜かれ殺害された。惚れた女の為に命を賭した伝説のカウボーイの最期であった。

マウンテン・ティムのスタンド:オー!ロン・サムミー

スタンドとは

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連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

資生堂といえば日本が誇る化粧品メーカー。ところが資生堂が“本気”を出した「ジョジョ」のコスプレ(?)を、それも18人にも及ぶキャラクターを披露していた事実をご存知でしょうか? その本気クオリティたるや「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」レベルなうえに、実はコスプレをしたモデルやスタッフなどにも大きな秘密があったのです。

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【ジョジョの奇妙な冒険】第7部「スティール・ボール・ラン」元ネタまとめ

【ジョジョの奇妙な冒険】第7部「スティール・ボール・ラン」元ネタまとめ

荒木飛呂彦の漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』第7部『スティール・ボール・ラン』は、シリーズの7作目でありながら第6部までとは別の世界線の物語となっている。しかし全く別の世界というわけでもなく、人物や能力、台詞など、第6部までに登場したものに近いものがたくさん出てくる。例えば主人公のひとりであるジョニィの本名は第1部の主人公と同じ「ジョナサン・ジョースター」だ。ここでは『スティール・ボール・ラン』に登場するセルフパロディを紹介する。

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