ベンジャミン・ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ベンジャミン・ブンブーンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ブンブーン一家の父親。二人の息子がいる3人家族で、レースの賞金を独占するために他の参加者を一家で殺害している。アリゾナ砂漠の「悪魔の手のひら」で、一家でひとつのスタンド能力を手に入れた。
妻はおらず、ベンジャミンいわく「家を捨てて売春婦になった」らしい。次男のL.A.をみそっかす扱いしており、L.A.が自分の意見を言うことを嫌う。

ベンジャミン・ブンブーンの概要

ベンジャミン・ブンブーンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ブンブーン一家の父親。二人の息子がいる3人家族で、レースの賞金を独占するために他の参加者を一家で殺害している。アリゾナ砂漠の「悪魔の手のひら」で、一家でひとつのスタンド能力を手に入れた。
妻はおらず、ベンジャミンいわく「家を捨てて売春婦になった」らしい。次男のL.A.をみそっかす扱いしており、L.A.が自分の意見を言うことを嫌う。

ベンジャミン・ブンブーンのプロフィール・人物像

ブンブーン一家の父親。ふたりの息子の母親はベンジャミンの元を去っており、彼いわく「家を捨てて売春婦になった」らしい。本当かどうかは不明。
乱暴かつ粗野な性格で、みそっかす扱いしている次男のL.A.が意見を言うことを極端に嫌ったり、長男のアンドレが腹に穴があく重傷を負っても気にかけないなど、歳をとったチンピラのような男だ。
若い頃に事故で顎を負傷しており、顎に鉄製の器具をつけている。

ベンジャミン・ブンブーンの来歴・活躍

ジャイロが投げた鉄球を前にしても余裕の表情を崩さないベンジャミン。

下半身不随の元ジョッキー、ジョニィ・ジョースターはジャイロ・ツェペリという謎の男が持つ「鉄球の回転」の技術の秘密を追い求めて、スティール・ボール・ランに参加する。
多くの強敵がしのぎを削りあう1stステージの裏で、レースの参加者が次々に殺されるという事件が起きていた。レースの参加者でカウボーイのマウンテン・ティムはこの事件の犯人を追っていた。
アリゾナ砂漠に差し掛かったジョニィは、ジャイロの回転の技術を真似しようとコルクを弄り回していた。そこに、「毒のあるトカゲに噛まれた」と言って、アンドレという男が火をもらいにやってくる。ナイフで傷の部分を切り落として、火で消毒するためだ。ジャイロはアンドレを警戒して近づかなかったが、アンドレが傷を切り落として血が付いたナイフに触れた。実はこれこそが、アンドレをはじめとするブンブーン一家の罠だった。
アンドレの血に触れたものには、スタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ツー」によって強い磁力が付与される。ナイフや銃といった金属をひきつけるだけでなく、ベンジャミン、アンドレ、L.A.の3人に囲まれるだけで磁力はどんどん強くなり、犠牲者はお互いに磁力で引っ張り合って最終的には内臓をぶちまけて死ぬことになる。
ジョニィとジャイロは一家の攻撃をくぐり抜けて馬で逃走を図るが、ベンジャミンはアンドレがジャイロから受けた傷に向けて発砲し、血の付いた弾丸を飛ばすことでジョニィにもアンドレの血をつけた。さらに、「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ワン」を使って顔の表面の骨格を変えてジョニィに変装し、マウンテン・ティムに殺人事件の犯人がジョニィであると思わせた。
ティムにもアンドレの血をつけることに成功したベンジャミンは、ジョニィ、ジャイロ、ティムが磁力の餌食になって死ぬように仕向けた。アンドレはジャイロから受けたダメージで動けなくなり、ベンジャミンに置き去りにされて死亡する。
ティムは自身のスタンド能力「オー!ロンサム・ミー」でロープを操ってジョニィとジャイロとの衝突を避け、二人からブンブーン一家の能力について説明を受ける。ティムやブンブーン一家はアリゾナ砂漠を移動しているという不思議な土地「悪魔の手のひら」で「呪い」のようなものを受け、スタンド能力を手に入れていた。
三人に逃げられてしまうと思ったL.A.はスタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム スリー」の力で地中の砂鉄を操り、三人を拘束した上でティムのロープを切り、三人は強力な磁力で引きあって絶体絶命に陥る。ジョニィがコルクを回転させてベンジャミンとL.A.を攻撃しようとするが、用心深いベンジャミンはジョニィの手を踏みつけて妨害した。ジョニィが絶望したそのとき、ベンジャミンの足の先端が切断された。ジョニィが自分の手を見ると、手の爪が浮き上がって、ジャイロの鉄球のように高速で回転していた。ジョニィとジャイロは気づかないうちに悪魔の手のひらに入り、ジョニィにはスタンド能力が宿っていたのだ。ジョニィの回転する爪によってベンジャミンは頭部を切断され、死亡した。
父を殺されたL.A.は激昂してジョニィを殺そうとするが、ジョニィの爪で足を切断され、身動きが取れなくなる。ジョニィ、ジャイロ、ティムは砂漠のど真ん中にL.A.を放置して立ち去った。

ベンジャミン・ブンブーンのスタンド:トゥーム・オブ・ザ・ブーム ワン

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「立ち向かう者」という意味から来ている(マウンテン・ティム談)。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる。

能力:鉄製の顎と顔面を一体化させて別人に変装する

「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ワン」で銃弾を弾き飛ばすベンジャミン(右)。

ベンジャミンは過去に事故で顎を負傷しており、鉄製の器具をつけている。その器具と顔面をスタンド能力で融合させ、顔を変形させて別人に成りすますことができる。
作中ではジョニィ・ジョースターに変装して、マウンテン・ティムに「殺人事件の犯人はジョニィだ」と誤認させている。

ベンジャミン・ブンブーンの関連人物・キャラクター

アンドレ・ブンブーン

ベンジャミンの息子で、L.A.の兄。スタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム ツー」の使い手だ。ターゲットに接触して自分の血にふれさせ、トゥーム・オブ・ザ・ブームの術中にはめる役割をもっている。

renote.net

L.A.ブンブーン

ベンジャミンの息子で、アンドレの弟。スタンド「トゥーム・オブ・ザ・ブーム スリー」の使い手だ。砂鉄を操ってターゲットを拘束したり、ナイフのように使うことができる。泣き虫で気の弱い性格で、父と兄からはみそっかす扱いされている。

renote.net

ベンジャミン・ブンブーンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

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