呪術廻戦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話まとめ

『呪術廻戦』は集英社の『週刊少年ジャンプ』の人気漫画であり、漫画家・芥見下々が描くダークファンタジーバトル漫画だ。MAPPAによりTVアニメ化され、劇場版も公開される。
呪霊という人の負の感情から生まれた化け物と、それを祓う力を持つ呪術師とのバトルがメインの漫画であるが、ストーリーの各所に伏線が見え隠れする。ファンの間ではこれに関する考察が盛り上がりを見せている。また単行本の空きページや『呪術廻戦 公式ファンブック』では作者の芥見下々が裏話やトリビア、小ネタ、エピソードや逸話などを語っている。

TVアニメ本編終了後のコーナー「じゅじゅさんぽ」で、劇中のキャラクター・西宮桃が「どんな人がタイプですか?」という質問に、「セバスチャン・スタンって知ってる? いい体してるぜ」とスマホを眺めてよだれを垂らすシーンがある。
ちなみに、セバスチャン・スタンは、映画『キャプテン・アメリカ』で、主人公キャプテン・アメリカの相棒バッキー・バーンズを演じた実在の俳優である。本人に「『呪術廻戦』で名前が登場したことについてどう思いますか?」とファンが質問した際、実際に該当シーンを鑑賞し、セバスチャンは『呪術廻戦』を知らなかったそうで、「(この作品を)もっと知りたくなったよ」とコメントし、「光栄なことだし、すごく気に入った」と絶賛したという。

禪院真依と一緒に三輪霞をからかう

京都校のメンバーとは仲が良く、三輪からバレンタインデーにチョコの替わりに単三電池をもらっているというメカ丸の回想で、三輪の後ろで真依と笑っているシーンがある。

アレンジ料理を披露

TVアニメ『呪術廻戦』本編終了後のコーナー「じゅじゅさんぽ」で、三輪の残した枝豆を深夜に真依と共に盗み食いしているところを見つかり、お詫びに作ったのが「カップラーメンのシーフードアレンジ」である。
用意するもの:カップラーメン シーフード/鷹の爪/牛乳
レシピ:カップラーメンに鷹の爪を適量入れ、牛乳を半分注ぎ、その後熱湯を入れて3分待つ!

西宮桃のアレンジ料理であるカップヌードルをおいしそうに三輪が食べている。

禪院真依の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

renote.net

真希と真依の名前の由来

目を閉じて不安そうに話しかける幼いころの真依(上)と、それに答える幼いころの真希(下)。

名前にはたいてい由来というものがある。
双子に限らず、兄弟・姉妹の名前に同じ漢字が入っていることは少なくはない。真依と真希も「真」という漢字は同じものが使われている。さらに『呪術廻戦 公式ファンブック』にて、真依と真希の名前の由来についてのコメントが掲載された。読者からの「名前の由来を教えて下さい。」という真依への質問に対して、作者の芥見下々は「漢字の意味まんまです。真希との対比。」と答えている。具体的にどういう思いで真依と真希の名前をつけたかは明かされていない。だが漢字の意味を調べてみると次のような意味を持つことがわかった。

姉の真希の名前に入っている「希」という漢字には、二つの大きな意味がある。一つは「めったにない」、「まれ」。「希少」や「希有(けう)」という熟語で使う場合の「希」が持つ意味だ。もう一つは「のぞむ」、「こいねがう」という意味があり、これは「希望」という熟語で使う場合の「希」が持つ意味だ。真希は「天与呪縛」という特異な能力を持っており、その能力はまさに「希少」だ。また「強く願う=のぞむ」というほうの意味は、しっかりとした目標を持ち、その目標の達成を望み、努力をする真希の姿勢そのものだ。

妹の真依の名前に入っている「依」という漢字には、「よりすがる」、「頼る」、「従う」という意味がある。「依」の漢字の部首であるにんべんと、ツクリである「衣」から形成されている漢字だ。「衣」は「身にまとう服」を意味しており、人を表す部首・にんべんと合わさることで「人にまとわりつく衣服」という意味を持っている。転じて「よりすがる」、「頼る」、「従う」といった「依存」を連想させるようになったとされているようだ。一方で人は衣服を身につけることで安らぎを得るという点から、「安心する」という意味にも使われる。そしてこの「安心する」ということが「大きな変化がない」へと変化し、「そのまま」という意味や、体を包み込む様子から「助ける」という意味を持つようになったそうだ。

真依は姉である真希を頼りに思っており、真希がいればどんな境遇でもかまわないと依存的な側面を見せている。そして変化を望まず、真希と「そのまま」禪院家で適当に雑用をして、適当に生きていくことを望んでいた。また「安心する」という点において、真希にとって真依は安心できる存在であったのではないかとも考えられている。

葦を啣む(あしをふくむ)

『呪術廻戦』の漫画第148話から真依と真希の禪院本家でのエピソードが始まる。そのエピソードの劇中タイトルが「葦を啣む(あしをふくむ)」となっており、この劇中タイトルが読者の間でいろいろな考察を呼んでいる。

「葦を啣む」というこの劇中タイトルは、『葦を啣む雁(あしをふくむかり)』ということわざからきているのではないかと多くの読者が予想している。漫画第149話で真依が真希のもとを去るときに何かの植物を握らせているが、それは葦という水辺に生えているススキに似た植物の穂先だ。そして同じく第149話の最後のページで複数の鳥が飛びだっているコマがあるが、ここに描かれているのは雁という渡り鳥だ。この二つの要素から劇中タイトルの「葦を啣む」は、『葦を啣む雁』ということわざからきているのではないかと言われいている。

『葦を啣む雁』の意味は以下の通りだ。

物事を行うときの準備が完全なこと。
雁が海を渡って遠くへ飛ぶとき、海上で羽を休めるために枯れ葦を口にくわえて行くことから。

出典: kotowaza.jitenon.jp

「準備が完全なこと」を意味することわざとのことだが、劇中タイトルでは最後の「雁」が省かれている。この「雁」、「誰が」ということが省かれているため、読者の間では、「誰が」準備万端の「雁」だったのかという考察が行われているのだ。

一つ目の考察は、「禪院家」。真希が禪院本家の忌庫に到着したときに待ち構えていた禪院扇が、「オマエ達の動向を見越して空にしておいた。」と言ったことも大きく影響している。やってくるであろう真依や真希に対して、目的である呪具を持ち去り、さらに殺害の計画を立てていた禪院家は、まさに準備万端だったと言える。

二つ目の考察は、「真依」。真依は真希がなぜ強くなれないのか、呪術界における双子という存在の意味を理解しており、自分がいる限り真希が強くなれないことをわかっていた。そこで真依は真希を強くするために自分の命を差し出す準備(覚悟)をしていたのではないかという考察だ。

三つ目の考察は、「真希」。真依が呪力もなにもかもを持っていってくれたおかげで、真希の「天与呪縛」フィジカルギフテッドが本当の意味で完成する。雁は葦を持つことによって準備万端になる。真希も真依から渡された葦の穂先(一振りの剣)を持つことによって準備万端整った形になる。また『葦を啣む雁』では、「雁」は目的地に「向かう」存在だ。今回忌庫で待ち受けていた禪院家のように「迎える」立場ではない。真希は「雁」のように「向かう」存在だった。このことからも準備万端の「雁」は真希なのではと推測されている。

真依と真希の繋がり

一卵性双生児にはタイプが三種類ある。一つは「DDツイン」、もう一つは「MDツイン」、そして最後は「MMツイン」だ。真依と真希は双子の中でも珍しい「MMツイン」なのではないかと言われている。

一番多い双子のタイプは「DDツイン」(二絨毛膜二羊膜双胎)で、双子の中では最も予後が良好なタイプだそうだ。母親から栄養をもらうための胎盤をそれぞれ持ち、母親のお腹の中での居場所を形勢している羊膜と絨毛膜もそれぞれ持っている。母親のお腹の中に二つ部屋があり、赤ちゃんがそれぞれ部屋にいて、それぞれ栄養を与えられている状態だ。

対して真依と真希がそうでないかと言われている「MMツイン」(一絨毛膜一羊膜双胎)は、母親のお腹の中で二人の赤ちゃんが胎盤・絨毛膜・羊膜を共有していている状態のことをいう。一つの部屋の中で二人の赤ちゃんが一緒にいて、同じところから栄養を与えられている状態になる。これは双子の赤ちゃんのうち約1%にしか見られない極めて珍しいタイプだそうだ。

何故真依と真希がこの「MMツイン」だと言われているか、その答えは漫画第148話「葦を啣む」の扉絵にある。

第148話の扉絵には丸まって目を閉じる二人の赤ちゃんが描かれており、まだへその緒が繋がっていることから母親のお腹の中にいたときの様子であることがうかがえる。一つの部屋に赤ちゃんが入っているのは「MMツイン」の特徴と一致しており、また二人の赤ん坊のお互いのへその緒が絡まっているのも決め手になっている。「MMツイン」の双子は、二人が一つの部屋にいるためへその緒が絡み合ってしまうリスクがあるらしく、扉絵のような状態は、まさに「MMツイン」の特徴そのものなのだ。

「MMツイン」の双子はリスクが高く、出産に至ったとしても片方の赤ちゃんが死んでしまったり、またそのことによって生きている赤ちゃんにも何かしら障害が残ることがあるようだ。真依と真希は無事に健康に産まれてきただけで奇跡といえる。

「真依」の名前を呼ぶ真希(左)と、もう動かなくなってしまった真依(右)。

また「MMツイン」の双子は、二人の体の一部が結合している「結合双胎」という症状が稀に発生するそうだ。真依と真希は体の一部が結合しているということはなかったが、そのぶん心の結びつき・繋がりが強いのではないかと考える読者も多い。

「お姉ちゃん、手、離さないでよ。」

幼いころにした真依と真希の約束の手は、真希が禪院家を出ることで離されてしまった。心が繋がっていても、真希にそばにいて手をつないでいてほしかった真依にとってそれは辛く、苦しいものだった。しかし真依は死後、真希と再び繋がることができる。真依が死に際に精製した剣。剣は柄を握らなければ扱えない武器だ。真希は真依に託されたこの剣を離すことなく戦いを続ける。真依を守ってやりたかった真希にとっては、不本意甚だしい形だが、真依は死してやっと真希と再び手を繋ぐことができたのだ。

真依の愛銃はコルト・パイソン

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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。

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