『天使のくれた時間』とは2000年に製作されたアメリカの映画である。監督はブレット・ラトナー。ウォール街で成功し、優雅な独身生活を謳歌していたジャック・キャンベル。クリスマスイヴの夜、彼は奇妙な男と出会い、翌朝目覚めると13年前に別れた元恋人、ケイト・レイノルズが一緒に寝ていた。さらには2人の子供までおり、ジャックはケイトの夫となった世界を体験していく。以前の価値観が覆されていく中で、家族や愛の大切さ、人生の選択がもたらす本当の幸せとは何かを描いた心温まる感動のラブストーリー。
『天使のくれた時間』の概要
『天使のくれた時間』とは、『ラッシュ・アワー』(1998年〜)のブレット・ラトナーが監督を務めるアメリカの映画。原題は『The Family Man』。アメリカでの公開は2000年12月12日。日本では2001年4月28日に公開されている。1946年公開のフランク・キャプラが監督を務めた『素晴らしき哉、人生!』をモチーフにし、ラトナーが「もしあの時、違う道を選んでいたら?」をテーマに製作された。大金を失うなどの不幸な人生を送る主人公が自殺を図ろうとしたところ、見習い天使によりもたらされたクリスマスの奇跡を描いている。本作の主人公ジャック・キャンベルを演じるのはニコラス・ケイジ。ケイジはアカデミー賞受賞歴のある名優である。『リービング・ラスベガス』(1995年)ではアルコール中毒の作家を見事に演じアカデミー賞主演男優賞を獲得。『ザ・ロック』(1996年)や『フェイス/オフ』(1997年)ではアクション大作の主役を務めた。さらに彼はアクション映画だけでなく、人間ドラマやコメディ、B級映画などの出演も重ね、多くのファンを魅了する存在感を放った。彼が全力で演じ分ける振り幅の大きさに惚れ込んだラトナーは『天使のくれた時間』の主人公はケイジしかいないと思うほどであったという。そしてヒロインのケイト・レイノルズ役を演じるのは『バッドボーイズ』(1995年)や『ディープ・インパクト』(1998年)などで知られているティア・レオーニ。レオーニは本作でサターン主演女優賞を受賞。また本作は2000年度のサターンファンタジー映画賞にノミネートされた。
アメリカ・ニューヨーク市のウォール街で成功を収めた大手金融会社の社長、ジャック・キャンベル。彼は高級マンションで暮らし、愛車のフェラーリに乗り、遊び相手もいる優雅な独身生活を謳歌していた。だがクリスマスが近づいてきても彼の心が踊ることはない。独り身のジャックにはそういった行事は無縁のものであり、この時期はどことなく孤独感が押し寄せてきていた。そんな心境で迎えたクリスマスイヴ。その夜、ジャックは不思議な出会いをする。偶然立ち寄ったコンビニで会った青年のキャッシュ・マネーが揉め事を起こし始めたのだ。ついには店員に銃を向けた彼を、ジャックが止めた。それからの帰り道にジャックはキャッシュから、これから起きることはジャック自身が招いたことであると奇妙なことを言い出す。ジャックが理解しているかを確かめることもなく、2人は別れた。その後いつものようにベッドに入り就寝したジャックだが、翌朝目を覚ますと13年前に別れたはずのケイト・レイノルズが同じベッドで寝ている。さらにはジャックの知らない家に彼女以外にも2人の子供がいた。始めはパニックを起こし、ウォール街まで逃走したジャックであったが家のある郊外へ戻り、戸惑いながらも彼は元の世界とは異なる人生を体験し、ケイトたち家族との絆やそこから得られる幸せを知っていく。人生の選択がもたらすものや、本当の幸せがどのようなものであるのかをジャックは考え直していった。
『天使のくれた時間』のあらすじ・ストーリー
クリスマスイヴに訪れた奇跡の出会い
学生であったジャック・キャンベルは恋人のケイト・レイノルズが引き止めるのを振り切り、銀行の研修のためロンドンに向かった。離れ離れになっても僕らは変わらないと言うジャックであったが、2人が再会することはなかった。13年後、ジャックはニューヨーク市のウォール街で大手金融会社の社長として成功を収める。高級なマンションで不自由なく充実した独身生活を送っていた。そして迎えたクリスマスイヴ。13年間音沙汰の無かったケイトから会社に突然連絡が入る。しかしジャックは返事を返さなかった。その夜、彼は立ち寄った深夜営業の店で不思議な青年のキャッシュ・マネーに出会う。彼は宝くじに当選し換金を求めた。だが店員のサム・ウォンはイカサマと思い、まともに話を聞き入れない。苛立ったキャッシュが銃を出し脅し始めたところを、偶然居合わせたジャックが間に入り、キャッシュに200ドルを払うことでその場を収める。その後キャッシュに促され一緒に歩いていた時、ジャックは彼に自分を救えるのは自分だけだと言葉をかける。ジャックは彼を救おうとしたがそれをキャッシュは笑い、これからジャックの身に起きることは彼が招いたものだと不思議なことを言い残し、その場を去った。
ケイト・レイノルズと結婚した世界で目を覚ましたジャック・キャンベル
帰宅後、寝室で就寝したジャックだが、翌朝目を覚ますと彼は知らない家にいた。そして同じベッドにはケイトがいたのである。更にそこには彼女だけでなく、2人の子供である娘のアニー・キャンベルと息子のジョシュ・キャンベルがおり、ジャックはウォール街から離れて郊外で暮らす一家の父親になっていた。パニックに陥ったジャックは家を飛び出し、ウォール街に車を走らせる。ジャックの住んでいたマンションに住む顔馴染みのジャニーンや、ドアマンのトミーも彼を覚えていない。更に自身の会社へ行き名乗っても、社長の名前は社員であったはずのアラン・ミンツに変わっており、ジャックの知る世界ではなくなっていることを彼はようやく受け入れた。会社から出ると自身の愛車であったフェラーリに乗るキャッシュと遭遇。彼は以前会った時とは身なりも異なり、余裕の表情でジャックを車に乗せた。ジャックが宝くじの件で仲裁に入ったことを彼は覚えており、感動したと話す。ジャックが咄嗟の判断でした行いは天国でも上の階級であると言うが、パニックのジャックが理解できるはずがない。そこでもキャッシュはまともな説明をすることなく、ジャックを道路に置き去りにして車を走らせた。
仕事人間であったジャック・キャンベルが手にできなかった家族の時間
その後、ケイトたちのいる郊外の家に再び向かったジャック。その途中でこの世界の彼の友人、アーニーと出会う。本気で心配をする彼に促されるようにしてケイトのいる家に戻ると、クリスマス当日に行方をくらましたジャックを彼女は案じていた。新しい世界の生活はジャックにとって驚きと戸惑いの連続である。その晩にジャックは近隣の親しい人たちが集まるパーティーに参加し、その後もなんとか父親をやろうとするがアニーはジャックが本当の父親でないことに気付いていた。彼女はジャックが宇宙人と思い込み、2人だけの奇妙な秘密が生まれる。それからは父親が普段どのようなことをしていたのかなどの詳細を、アニーがジャックに説明した。
この世界のジャックはケイトの父親であるエド・レイノルズの店でタイヤのセールスマンをしていた。子育てをしながら共働きで、子供の養育費や家のローンを返済している夫婦の暮らし。それはジャックの優雅な独身生活とはかけ離れたものであり、彼の不満は募っていくばかり。時に怒りを爆発させ、ケイトと意見がぶつかることもあればその度に和解し、またある時はジャックがケイトを悲しませては仲直りをして2人は時間を重ねていく。そうしているうちにケイトへの愛情が再び大きくなっていったジャック。元の世界に比べれば平凡な暮らしであっても、そこでしか得られないものがあった。やがて彼は家族と生きていく人生がもたらす幸福に気付いていく。アニーやジョシュのことも本当の我が子のように愛情を感じるようになっていった頃のこと。突然訪れたキャッシュとの遭遇に、ジャックは元の世界に戻る時が来たことを悟る。その後、別れを惜しみながらも再び眠るとジャックは元の世界に戻っていた。彼はすぐさまその世界のケイトを捜し出した。別の世界では無償の弁護士をしていたケイトだが、この世界の彼女は高級取りのようである。ケイトは弁護士としてのキャリアを積み、パリへ飛び立とうとしていたところであった。13年前にはロンドンに向かうジャックをケイトが引き止めたが、今度はジャックが引き止める番。搭乗前のケイトに向かいジャックは別の世界で体験した家族のことを話し続けた。彼の想いを受け取ったケイトはパリよりも彼を選ぶ選択をする。その後2人は同じテーブルで13年の空白を埋めるようにして語り合った。
『天使のくれた時間』の登場人物・キャラクター
キャンベル家
ジャック・キャンベル(演:ニコラス・ケイジ)
吹替:大塚明夫
大手金融会社の社長。13年前に恋人のケイトと別れ、キャリアを優先したジャック。彼はその後必死に働きウォール街で成功を収めた。しかし仕事では成功したものの家族はおらず、高級なマンションで独り身の生活をしている。クリスマスに浮かれる社員と違い、彼には仕事しかない。それでも他に必要なものはなく、既に全て持っていると話すジャック。しかしイヴの夜に出会ったキャッシュの起こす奇跡により、彼が本当に心から望む時間を過ごす機会を得る。そこにはこれまでの彼の価値観が覆されるような出来事が待っていた。
ケイト・レイノルズ(演:ティア・レオーニ)
吹替:田中敦子
13年前に別れたジャックの元恋人。ロンドンへ向かおうとするジャックをケイトは止めた。しかしジャックは恋人よりもキャリアを優先した。別世界のケイトとジャックはその後結婚し、娘のアニーと息子のジョシュを授かっている。13年が経っても2人の愛が冷めることはなくラブラブなまま。ケイトの夫であるジャックの座を羨む者もいる近隣の人気者であった。この世界では非営利の弁護士をしており、元の世界の彼女は弁護士としてのキャリアを積んでいる。別世界では夫婦2人が家庭的であったり奉仕の精神を重んじる夫婦であった。元の世界では2人ともが離れていた13年の間に確かなキャリアを積んでいる。
アニー・キャンベル(演:マッケンジー・ヴェガ)
吹替:川田妙子
別の世界のジャックとケイトの娘。バイオリンを習っている。クリスマスにジャックがパニックでウォール街に向かっていた間に行われていた家族のささやかなクリスマスパーティー。その際にケイトと組み立てた自転車のベルが作中で重要な意味を表す。また父親のフリをしていたジャックが、本当の父親ではないことにアニーは気付く。彼女はジャックのことを宇宙人と思っていた。彼にアニーの送り迎えのことなど、父親の普段行っていることを彼女が教えていく。しかし結婚記念日のことまでを事前に伝えるというのは、まだ幼いアーニーには難しく、夫婦が毎年記念日に行っていたことの準備をジャックは怠ってしまう。これがケイトをひどく落ち込ませる要因となった。
ジョシュ・キャンベル(演:ジェイク・ミルコヴィッチ&ライアン・ミルコヴィッチ)
別の世界のジャックとケイトの息子。まだ言葉を話せないが、絶対に利口だとジャックは断言している。目がケイトに似ていると言うジャック。その目をパッチリと開き、周囲を見ているジョシュは新しい勉強をしている最中なのだと彼は考えていた。始めはおむつを替えるのもジャックは恐る恐るであったが、別れが近づいた頃にはすっかりアニーとジョシュの父親のようになっていたジャックであった。
その他
キャッシュ・マネー(演:ドン・チードル)
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目次 - Contents
- 『天使のくれた時間』の概要
- 『天使のくれた時間』のあらすじ・ストーリー
- クリスマスイヴに訪れた奇跡の出会い
- ケイト・レイノルズと結婚した世界で目を覚ましたジャック・キャンベル
- 仕事人間であったジャック・キャンベルが手にできなかった家族の時間
- 『天使のくれた時間』の登場人物・キャラクター
- キャンベル家
- ジャック・キャンベル(演:ニコラス・ケイジ)
- ケイト・レイノルズ(演:ティア・レオーニ)
- アニー・キャンベル(演:マッケンジー・ヴェガ)
- ジョシュ・キャンベル(演:ジェイク・ミルコヴィッチ&ライアン・ミルコヴィッチ)
- その他
- キャッシュ・マネー(演:ドン・チードル)
- アーニー(演:ジェレミー・ピヴェン)
- アラン・ミンツ(演:ソウル・ルビネック)
- ピーター・ラシッター(演:ジョセフ・ソマー)
- エブリン・トンプソン(演:リサ・ソーンヒル)
- エド・レイノルズ(演:ハーヴ・プレスネル)
- アデル(演:メアリー・ベス・ハート)
- ポーラ(演:アンバー・ヴァレッタ)
- ロレイン・レイノルズ(演:フランシーヌ・ヨーク)
- サム・ウォン(演:ケン・レオン)
- ジャニーン(演:ケイト・ウォルシュ)
- ニック(演:ジャンニ・ルッソ)
- ビル(演:トム・マッゴーワン)
- トミー(演:ジョエル・マッキノン・ミラー)
- 家の中にいる男(演:ロバート・ダウニー・シニア)
- シドニー・ポッター(演:ポール・ソルヴィノ)
- 『天使のくれた時間』の用語
- ウォール街
- ブローカー
- 孫子
- 『天使のくれた時間』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジャック・キャンベル「自分を救いたければ必死で働くことだ。」
- ケイト・レイノルズ 「偉大なる成功物語。」
- キャッシュ・マネー「"きらめき"は一瞬だ。永遠には続かない。」
- 『天使のくれた時間』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『素晴らしき哉、人生!』と共通する点と異なる点をもつ『天使のくれた時間』
- 別の世界の始まりと終わりの合図となっているベルの音
- ジャックに奇跡をもたらしたキャッシュ・マネーの天使説
- 『天使のくれた時間』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:SEAL「This Could Be Heaven」
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