ダブル・ミッション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダブル・ミッション』とはアメリカ合衆国で制作され、2010年に公開されたアクション・コメディ映画である。監督はブライアン・レヴァントであり、主人公はジャッキー・チェンが演じている。CGやスタントに頼らない、人間離れした体当たりアクションがジャッキーならではの映画となっている。主人公ボブはジリアンと結婚するために、スパイを引退するつもりでいた。ジリアンの息子・イアンが、ボブのパソコンからテロリストの極秘ファイルをダウンロードしてしまい、テロリストから狙われてしまうという話である。

『ダブル・ミッション』の概要

『ダブル・ミッション』とはアメリカ合衆国で制作され、2010年に公開されたアクション・コメディ映画である。アメリカでは『The Spy Next Door』として2010年1月17日に公開されている。日本では2010年6月19日に公開された。監督はブライアン・レヴァントであり、主人公はジャッキー・チェンが演じている。CGやスタントに頼らない、人間離れした体当たりアクションがジャッキーならではの映画となっている。キャッチフレーズは「ジャッキー・チェン引退!? 危険なシゴトか! 愛する家族か?」である。2008年10月下旬にニューメキシコ州リオランチョで撮影を開始し、2008年12月下旬に撮影終了している。2,800万ドルの予算だったが興行収入は4,520万ドルとなった。
主人公ボブは、彼女であるジリアンにセールスマンと名乗っているが、実は敏腕CIAエージェントのスパイと言う顔を持っている。ボブはジリアンと結婚を考えているが、シングルマザーであるジリアンは子供が3人いるため子供を優先し、先のことを考えられずにいた。ボブは今あるミッションをこなしCIAのスパイを引退する予定であった。長男であるイアンが、ボブのパソコンからロシアのテロリストの極秘ファイルをダウンロードしてしまい、テロリストから狙われてしまうという話である。

『ダブル・ミッション』のあらすじ・ストーリー

ボブの告白

主人公のボブ・ホーは隣人でバツイチ子持ちのジリアンと恋仲のペンのセールスマン。しかしその正体はCIAのスパイだった。スパイであることは秘密で、ジリアンにもそのことは黙っていた。
ある日ボブはジリアンとのディナー中に、自らの正体を明かそうとするが、スパイ本部からの急な仕事の連絡によって言えずじまいになってしまう。

発生した事件はロシアのテロリスト・ポルダークが某所にある製油所に侵入したというものだった。ボブは同じくCIA職員のコルトンとともに製油所へとむかう。

テロリスト・ポルダークの逮捕とスパイ引退

ポルダークは手下にC4爆弾を投げ渡し、カタがついたら製油所を爆破するよう命令をする。ポルダークの手には黄色い液体があり、この液体バクテリアによって石油を消滅させようとしていた。
現地に到着したボブは単身下水から製油所に侵入し、ポルダーク一味の前に現れる。ポルダークの手下を得意の格闘技でなぎ倒し、ポルダークとの直接対決に臨むボブ。ポルダークとの戦闘は一進一退のものだったが、ついにボブがポルダークを追い詰める。そこに警官隊が突入し、ポルダークは逮捕されるのだった。

CIA本部に戻ると拍手で迎えられるボブ。実はボブはこのミッションを最後にスパイを引退し、普通の生活を送ることになっていた。
上司のグレイズに惜しまれつつも、ボブは記念としてスパイ時代に使っていた腕時計をもらい、スパイを引退する。翌日、ジリアンは娘のファレン(長女)、イアン(長男)、ノーラ(次女)とともに愛猫のリンゴを屋根の上から下ろそうと猫に声をかけていた。そこにボブが現れ、元気に挨拶をするものの、ファレンとイアンは挨拶を無視して家に入ってしまう。二人は母の恋人であるボブのことが好きではないのだ。
ボブはジリアン宅に入り、昨日仕事で急に帰ったことを詫び、花束をわたす。ジリアンは気にしなくて良いと微笑みかける。

その後クッキーを焼いて子供たちの元に持って行くジリアンだったが、子供たちになぜボブなんかと恋人なのかと問われる。ジリアンはボブは自分にとって最高の人物であると説くが、つい感情的になって離婚した元夫のことを思い出して部屋に入ってしまう。子供たちは「ボブを消すっきゃない」と企てる。

ポルダークの脱走

その頃CIA本部は大騒ぎになっていた。ポルダークの護送車が襲撃を受け、ポルダークが脱走したのだ。護送ルートを敵に知られていたことから、コルトンはCIA内部に内通者がいることを考える。

脱走してヘリに乗って逃げ去ったポルダークは、とある倉庫のような実験室で恋人のタチアナと再会し、何かの実験を視察する。

極秘ファイル

次の日、ボブはジリアンとその子供たちとともにピクニックに行く準備をしていた。すると電話が鳴り出し、確認するとコルトンだった。
コルトンはボブにポルダークが脱走したことを知らせる。自分にはもう関係ない話だとボブは言う。しかしコルトンはボブのパソコンにとあるファイルを送り、解読を手伝うようにボブに頼む。さっそく解読に取りかかろうとするボブだったが、家のベルが鳴り、パソコンをそのままにして応対する。
相手はジリアンで父親が入院したため遠くへ看病に行かなくてはいけないと告げる。子供たちと仲良くなるチャンスだと考えたボブは子供たちを自分に任せるようジリアンに言う。このことを子供たちに告げると、ファレンとイアンは激怒して抗議をする。

ボブがジリアン宅に行く準備している間、子供たちはボブの家を探索し、妙なものを見つけようとする。するとパソコンに届いていたファイルを見てイアンは「GBH!有名ハードロックバンドの海賊版映像だ!」と大騒ぎし、勝手にiPodにファイルをダウンロードしてしまう。

一方タチアナはバクテリアのファイルを勝手にダウンロードしたやつがいるとポルダークに告げる。イアンがダウンロードしたものは、ポルダークたちが作ろうとしていた石油を食べるバクテリアの生成ファイルだったのだ。ポルダークはファイルをダウンロードした人物を探し出し、始末するよう命令する。

子供たちとの交流

一方ボブはジリアンの子供たちの世話でてんやわんやだった。朝食のオートミールを作るのに失敗したり、デパートで迷子になったノーラを探したり、学校に呼び出され、嘘をついて先生に叱られるイアンを迎えに行ったりと忙しい一日を送る。
その夜、ボブはイアンと語り合い、「二度と嘘をつかないと約束したら、学校で怒られたことはジリアンに内緒にしてあげる」と約束をし、イアンもその提案を喜ぶ。

イアンとノーラとは上手く付き合えるようになったものの、長女ファレンとの仲は依然進展しないままだった。その上ファレンはボブにいたずらばかりしかけて、仲は一向に良くならない。
しびれを切らしたボブはコルトンに頼み込んで、日常生活における子供たちのいたずらを逃れるためにスパイアイテムを使用するようになる。

ある夜、ボブはファレンと屋根の上で語り合う。ファレンは自分は連れ子で、ジリアンは本当の母親ではないことをボブに告げる。ファレンは離婚した父親が唯一血の繋がった家族で、父親のことを未だに帰ってくると信じていた。
ボブのことを毛嫌いしていたのはそれが原因だったのだ。こうしてボブとファレンの仲は少しだけ進展をする。

戦闘開始

一方タチアナはファイルをダウンロードした相手の位置情報を突き止める。タチアナはポルダークの手下を引き連れて、ボブの家に向かい、家主がボブであることを知る。
すぐさまポルダークに連絡をして、手下にボブを探すよう命令するが、ボブは隣のジリアンの家でハロウィンの飾り付けをしているところをあっさりと発見される。

すぐさま格闘になる両者だったが、ノーラの助けによってなんとか戦闘を離脱するボブ。ノーラを連れて、ファレンとイアンを学校に迎えに行き、四人はポルダークの追っ手から逃げる。
途中お腹がすいたというノーラのために中華料理屋に寄るとそこにはポルダークの手下が待ち伏せており、戦闘になる。
ボブが敵を撃退すると、ファレンとイアンに一体どういうことなのかと問い詰められ、自分がCIAのスパイであることを子供たちに教える。
信じようとしないファレンだったが、そこにCIA局員のグレイズが訪れる。なぜ一人で来たのか、と疑問に感じるボブだったが、グレイズはボブに「ファイルはどこだ」と尋ねる。ファイルなんて知らないと答えるボブにしびれを切らしたグレイズは銃を向ける。グレイズもまたポルダークの手下だったのだ。

グレイズはボブが引退するときに渡した時計に発信器を入れていたのだった。運良くポケットに入れていた亀のおかげで助かったボブは、発信器付きの時計を山に捨て、子供たちを連れてホテルに逃げ込む。
ホテルでファレンはジリアンにボブの正体をバラす。当初は信じないジリアンだったが、ボブ本人の真実であるという言葉を聞き、急いで子供たちの元に戻ってくる。翌朝ボブは戻ってきたジリアンに平手打ちをされ、ジリアン一家とは別れることとなる。

ボブの反撃

グレイズが黒幕であることを証明するため山に捨てた時計を再び回収し、敵を倉庫におびき寄せる作戦に出るボブ。しかし、スパイであるボブに憧れを抱いていたイアンがボブに発信器を仕掛けていたため、イアンが倉庫に来てしまう。
なんとかイアンを家に帰そうとするが、それより先にポルダークとグレイズが到着してしまう。そこにイアンを追ってきていたファレンも居合わせており、彼女も捕まってしまう。

縄に縛られた三人にグレイズは「自分たちの目的はロシア以外から石油を消し、石油の金額を釣り上げ、大金持ちになることだ」「ファイルに書かれているのは石油を食べるバクテリアの生成方法だ」と素直にすべて喋ってしまう。
「ファイルをどこにやった」という問いかけにボブは「子供たちを解放すれば自分がGBHのファイルを探し出す」と言う。それを聞き、心当たりがあったイアンは自分のiPodにファイルをダウンロードしたことを正直に言ってしまう。

ポルダークはタチアナと手下にジリアン宅にあるイアンのiPodを回収するよう命令をする。その時ボブはスパイの秘密道具である電動のこぎり付きの指輪を使って縄を切り、攻撃に打って出る。ポルダークやグレイズたちを倒したボブは、子供たちとともに危険が迫っているジリアンの家に向かう。

車の中でジリアンに連絡するボブだったが、ジリアンはボブに「もうかけてこないで」と拒否して取り合ってくれない。「CIAに信頼できる人はいないの?」と聞くイアンに「証拠がないから応援に来てくれない」と答えるボブ。しかし、イアンはさっきのグレイズとの会話を録音していた。これを証拠にボブはCIAに応援を要請する。
ハロウィンで人通りの多い中をくぐりぬけ、なんとかポルダーク一味を先回りしたボブたちはジリアンに事情を説明し、家で対決に備える。襲撃してきたタチアナを子供たちと協力して撃退し、遅れてやってきたポルダークとグレイズもジリアンとの共闘で倒し、コルトンたちCIAが家にやってきてポルダークたちを逮捕する。

結婚式を行うボブとジリアン

事件解決後、ボブは「さようならジリアン。お別れだ」とジリアンと子供たちに向かって別れを告げる。
ファレンは真っ先にボブに抱きついた。ファレンはジリアンに「ボブは嘘をついた。私たちを守るためよ。本当よママ」と泣きながらジリアンに言う。続けてファレンは「ボブみたいに優しい人は他にいない。絶対に」と言った。
イアンはボブに寄り添い賛成、と言う。ノーラもボブにパパになってほしいと言ってボブに抱きつく。ジリアンは子供たちがボブを認めたことで、ボブと結婚することにする。

結婚式の日、誓いの場でボブはジリアンに「本当はボブという名前じゃないんだ」と告げると「そんなのどうでもいいのよ」と笑いかけるのだった。

『ダブル・ミッション』の登場人物・キャラクター

主人公

ボブ・ホー(演:ジャッキー・チェン)

吹替:石丸博也
CIAエージェントのスパイ。優しい性格。彼女であるジリアンと結婚を考えており、ミッションが完了後引退した。引退後にジリアンと過ごす予定だったが、ジリアンの息子・イアンが極秘ファイルをダウンロードしてしまったためロシアのテロリストから狙われてしまう。ジリアンの娘・ファレン曰くファッションセンスはない。ハロウィンが何か知らないが、ジリアンを安心させるために「ハロウィンが好きだ」と嘘をつく。名前もボブではないが本名は語られていない。ジリアンの子供たちはボブのことが嫌いだったが、ボブの一生懸命な姿を見てどんどん好きになる。

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