ラッシュアワー2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ラッシュアワー2』とは、2001年に公開されたアメリカで制作されたアクション・コメディ映画である。『ラッシュアワー』の続編であり、主人公は同じくジャッキー・チェンとクリス・タッカーである。全世界で3億4,730万ドルの収益を上げた。『ラッシュアワー』よりアクションシーンが多くなっている。監督は『ラッシュアワー』に引き続きブレット・ラトナーである。休暇を取り香港観光に来たカーターだったが、リーの父親を殺した犯人の捜査に協力することになり、2人は息の合ったコンビネーションで事件を解決していく。

タンは偽札の原版を盗もうとするスティーブンをを刺殺した。そして外に出ようとした時、リーに見つかる。リーはタンを壁側に押さえつけ銃を突きつけていると、カーターが現れる。

最初カーターはタンを撃たないようリーを説得したが、タンが挑発するので撃ってしまえと叫ぶ。リーが撃つか迷っている隙に、タンはリーの銃を払いのけ、その銃でカーターを撃とうとした。
しかし、リーがタンに飛び蹴りをすると、タンはガラスを突き破ってビルから落ち死亡した。

その後部屋に爆弾を持って来たフー・リは、道連れにするため自爆する。リーとカーターは電線にぶら下がり、なんとか脱出した。

事件解決のその後

空港にて、リーはスターリングとイザベラに会っていた。スターリングは礼を言った後、ゲートへ向かう。イザベラも礼を言い、リーにキスをしてからその場を去る。

それを見ていたカーターから茶化されるが、リーはイザベラが去ったゲートを眺めた。イザベラはニューヨークに帰ることになっていた。カーターとリーは最後の挨拶をし、それぞれの場所に向かう。

リーはカーターを呼び止め、自身の父親のバッジをカーターに渡す。貰えないとカーターは言うが、吹っ切れたとリーが言うので受け取った。
カーターも渡すものがあると言い、朝にカジノで稼いだ1万ドルをリーに渡した。リーは断るが、カーターは楽しめよとリーを説得する。

リーは「一度マリソンスクエアガーデンへ行ってみたい」と言い、2人はダンスをしながらニューヨークへ向かう。

『ラッシュアワー2』の登場人物・キャラクター

主人公

リー(演:ジャッキー・チェン)

吹替:石丸博也
本作の主人公であり、武術が得意な香港警察官。無口で真面目な性格。父親も警察官であり、殉職で亡くなっている。リーの父親は元相棒であり、今はマフィアのボスであるリッキー・タンから殺されていた。友人であるカーターを休暇中に楽しませたいと思うが、爆破事件にタンが関与している可能性が浮上したので捜査を優先する。女性っ気が全くないので、カーターにバカにされる。しかし、事件解決後イザベラといい雰囲気になり、ニューヨークに向かうことになる。

ジェームズ・カーター(演:クリス・タッカー)

吹替:山寺宏一
ロサンゼルス市警の刑事である。ずっと喋っているので、情報屋のケニーから「コンビニ」と言われる。カーターは休暇で香港に遊びにいっていたが、リーが捜査ばかりするので休暇を楽しめずにいた。リーの父親がタンから殺されたことを知り、捜査に全面協力をする。無茶をしがちだが、事件解決のために真面目に動いている。おしゃべりが凄いので周りから無視されがちである。

警察官

チン(演:ケネス・ツァン)

吹替:石波義人
香港警察に努めるリーの上司である。シークレットサービスであるスターリングから捜査を止められる。チンは領事館爆破事件は香港で起きたことなので、こっそりリーに捜査を続けるように指示する。フレディー・チンという兄弟がいる。

シークレットサービス

スターリング(演:ハリス・ユーリン)

吹替:島香裕
シークレットサービスの特別捜査官である。領事館爆破事件はアメリカ領事館で起きたことなので、シークレットサービスが指揮するとチンに伝える。しかしリーやカーターが勝手に捜査をし、タンが死亡したためリーとカーターを捜査させないように指示する。

イザベラ・モリーナ(演:ロゼリン・サンチェス)

吹替:湯屋敦子
シークレットサービスの捜査員。タンの組織の一員としておとり捜査官として潜入している。気が強く、頭も良い。リーとカーターが捜査の邪魔をしないように仕向ける。結局はリーに協力を求め事件は解決する。お礼にと、ニューヨークに帰る前にリーにキスをする。

リーとカーターの敵

リッキー・タン(演:ジョン・ローン)

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