天使にラブ・ソングを…(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『天使にラブ・ソングを…』とは、1992年にアメリカで上映されたコメディ映画である。リノのラウンジでしがない歌手をしていたデロリス・ヴァン・カルティエは、殺人現場を目撃してしまったことから修道院へと身を潜めることとなった。派手で堕落的な生活を送っていたデロリスは、厳格な生活を送る修道院のシスター達と歌を通して心を通わせていく。コメディ映画でありながら、ハートフル要素も含んだ大ヒット映画だ。全世界で合わせて2億の興行収入を記録し、ゴールデン・グローブ賞では作品賞にノミネートされた。
警察
エディー・サウザー警部補(演:ビル・ナン)
吹き替え:西村知道(ソフト版)、玄田哲章(テレビ放送版)
ヴィンスを逮捕しようと追っていたところ、デロリスが殺人現場を目撃したためデロリスの警護も担当することとなった。警察署内部に内通者がいること、またその内通者がテイトであることを瞬時に見抜くなど頭が切れる一方、つい手が出てしまうなど荒い一面もある。
テイト(演:ガイ・ボイド)
吹き替え:筈見純(テレビ放送版)
警察内部で内通者として犯罪者へ情報を流していた。ヴィンスへ情報を流したことからサウザー警部補へばれてしまい、殴られていた。
その他
ローマ法王(演:ジーン・グレイタック)
聖キャサリン修道院の噂を聞きつけ、ぜひ特別コンサートをと聖キャサリン修道院へとやってきた。ノリノリの手拍子で歌を楽しんだ後、スタンディングオベーションで聖歌隊へ拍手を送った。
『天使にラブ・ソングを…』の用語
独房
独居房の略。本来は刑務所や拘置所での一人用の収容室を指すが、修道院での個人の部屋も独房という言い方をする場合が多い。本作でも院長が「ここがあなたの独房です。」と言ったためデロリスが驚いていた。
聖キャサリン修道院
アメリカのサンフランシスコにある小さな修道院。デロリスが聖歌隊を指導する前は、ミサの参列者も少なく経営難に陥っており、屋根の修復工事も資金難から途中で止まったままになるなど荒れていた。
ムーンライト・ラウンジ
リノにあるカジノ。マフィアのボスであるヴィンスが牛耳っており、デロリスは愛人という立ち位置のためそこで歌手の仕事をもらっていた。
『天使にラブ・ソングを…』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
院長とのすれ違い
少しずつ聖キャサリン修道院のシスター達と打ち解け、院長も多少なりとも理解を示してくれていると思っていたデロリス。しかし実際は頭の固い院長はデロリスの新しい数々の取り組みにシスター達が賛同していくことに失望していた。自分が時代遅れでこの修道院には必要ないのだと考えた院長は辞職を申し出、別の修道院へ異動するつもりだった。初めは孤立していたデロリスが次第にシスター達と打ち解けていくのと反比例して、院長が一人孤立していく様はなんともつらいものがある。
成長したシスター・ロバート
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目次 - Contents
- 『天使にラブ・ソングを…』の概要
- 『天使にラブ・ソングを…』のあらすじ・ストーリー
- 愛人から一転
- 偽物のシスター
- 聖キャサリン修道院の聖歌隊
- 孤独なデロリス
- 新たな友人
- 聖歌隊の新任指揮者
- 生まれ変わった聖歌隊
- 新しい試み
- 出ていこうとする2人
- 捕まるデロリス
- 自由の身へ
- 『天使にラブ・ソングを…』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- デロリス・ヴァン・カルティエ/シスター・メアリー・クラレンス(演:ウーピー・ゴールドバーグ)
- デロリス(幼少期)(演:アイシス・カーメン・ジョーンズ)
- リノのマフィア
- ヴィンス・ラ・ロッカ(演:ハーヴェイ・カイテル)
- ジョーイ(演:ロバート・ミランダ)
- ウィリー(演:リチャード・ポートナウ)
- 聖キャサリン修道院
- 院長(演:マギー・スミス)
- シスター・メアリー・ロバート(演:ウェンディ・マッケナ)
- シスター・メアリー・パトリック(演:キャシー・ナジミー)
- シスター・メアリー・ラザラス(演:メアリー・ウィックス)
- シスター・メアリー・アルマ(演:ローズ・パーレンティ)
- シスター・メアリー・イグナティウス(演:ルース・コバルト)
- シスター・メアリー・エマニエル(演:カルメン・サパタ)
- その他聖歌隊のシスター
- オハラ神父(演:ジョセフ・マーハー)
- 警察
- エディー・サウザー警部補(演:ビル・ナン)
- テイト(演:ガイ・ボイド)
- その他
- ローマ法王(演:ジーン・グレイタック)
- 『天使にラブ・ソングを…』の用語
- 独房
- 聖キャサリン修道院
- ムーンライト・ラウンジ
- 『天使にラブ・ソングを…』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 院長とのすれ違い
- 成長したシスター・ロバート
- 自由になったデロリス
- 『天使にラブ・ソングを…』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実際のサンフランシスコの町
- 撮影の舞台となった教会の噂
- ヴィンスからデロリスへ25年ぶりのプレゼント
- 聖歌隊が歌った曲の原曲
- 「Hail Holy Queen」
- 「My guy」
- 「I Will Follow Him」
- 『天使にラブ・ソングを…』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:Fontella Bass 「Rescue Me」
- 挿入歌:「Hail Holy Queen」
- 挿入歌:「My God (My Guy)」
- 挿入歌:「I Will Follow Him」
- ED(エンディング):「Shout」