マニアックな007シリーズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

007シリーズとは、イアン・フレミングによる架空の英国秘密情報部のスパイ・ジェームズ・ボンドを主人公とする小説シリーズ、およびそれを原作とした映画シリーズである。日本では「007シリーズ」と呼ばれる。ここでは、10月5日はジェームズ・ボンドの日に制定されているというトリビアや、ボンドには結婚歴があるという設定、名監督のスティーブン・スピルバーグやクエンティン・タランティーノが007の映画を撮りたがっていたといったさまざまな雑学をまとめた。

目次 - Contents

出典: ameblo.jp

ボンドは結婚したことがある。『女王陛下の007』にて、犯罪組織ユニオン・コルスのボスであるドラコの一人娘であるテレサに惹かれたボンドは、M、Q、マニーペニー、ドラコらに祝福され、ポルトガルで結婚式を挙げた。
しかしハネムーンへ向かう途中に銃撃され、花嫁は命を落としたのだった。

『007/死ぬのは奴らだ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『007/死ぬのは奴らだ』は1973年公開の、007シリーズの第8作目。3代目のロジャー・ムーアがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを最初に演じた作品である。

『007/死ぬのは奴らだ』の曲はポール・マッカートニー

Paul McCartney (ポール・マッカートニー) Live And Let Die

『007/死ぬのは奴らだ』はウイングスの楽曲。作詞作曲はポール・マッカートニーである。

『007/黄金銃を持つ男』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『007/黄金銃を持つ男』は1974年公開の、007シリーズの第9作目。ロジャー・ムーアがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。

『007/黄金銃を持つ男』で敵役を演じたクリストファー・リーは原作者イアン・フレミングと従兄弟

『007/黄金銃を持つ男』の敵役のスカラマンガの役は、当初ジャック・パランスに依頼したが断られた。
その後、スカラマンガ役に決まったクリストファー・リーは、原作者イアン・フレミングの従兄弟である。ドラキュラ役者として有名だが、フレミングは彼をイメージして『ドクターノオ』を書いたと語っている。

『007/私を愛したスパイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『007/私を愛したスパイ』は1977年公開の、007シリーズの第10作目。ロジャー・ムーアがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。

『007/私を愛したスパイ』のジョーズ役の候補としてジャイアント馬場が考えられていた

出典: blog.livedoor.jp

『007/私を愛したスパイ』では、ジョーズ役にジャイアント馬場が考えられていた。ジャイアント馬場もリチャード・キールも身長2mを超えている。

『007/カジノ・ロワイヤル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『007/カジノ・ロワイヤル』は2006年公開の007シリーズの第21作目。6代目のダニエル・クレイグが初めてMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた作品である。

renote.net

『007/カジノ・ロワイヤル』のボンドのスーツはイタリア製のブリオーニ

カジノロワイヤルのバーにて。ボンド(左)のスーツはヴェスパーが見立てたブリオーニ製だ。CIAのフィリックス・ライター(右)が、ボンドに接触する機会を伺っている。

『007/カジノ・ロワイヤル』においてボンドが着用しているスーツは、イタリア製のブリオーニである。イタリアでは最高評価を得た事もある、高級ブランドである。
1995年に公開されたピアース・ブロスナン主演の『007/ゴールデンアイ』からクレイグ初主演の本作品まで、5作品連続で採用された。カジノのシーンが多くタキシード姿のボンドが堪能できる他、ラストのホワイトを捕えようとするシーンも、ブリオーニ製のスーツを着用している。英国紳士としてのボンド像に良く合うブランドだったと、ファンからの評価も高い。

『007/カジノ・ロワイヤル』のヴェネツィアの建物崩壊シーンはスタジオのジオラマ撮影

tasaking1985
tasaking1985
@tasaking1985

Related Articles関連記事

007シリーズの歴代ボンドガールまとめ

007シリーズの歴代ボンドガールまとめ

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。本作には、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」が存在する。グラマラスで魅力的なボンドガールが登場することも、本シリーズも見所である。

Read Article

007シリーズの歴代ジェームズ・ボンドまとめ

007シリーズの歴代ジェームズ・ボンドまとめ

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。長期のシリーズであるため、主人公のボンドのキャストも作品ごとに変わっていく。どの俳優も渋く魅力的である。

Read Article

007/カジノ・ロワイヤル(2006年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007/カジノ・ロワイヤル(2006年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/カジノ・ロワイヤル』(原題: Casino Royale)とは、2006年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた最初の作品である。 マダガスカルで爆弾密造犯の監視をしていたボンドは、犯人の携帯電話に残されたメッセージから、黒幕の存在を知る。バハマに向かったボンドは、黒幕の武器商人・ディミトリオスらが企てる大型旅客機爆破テロを阻止すべく、奔走するのだった。

Read Article

007/慰めの報酬(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007/慰めの報酬(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/慰めの報酬』(原題: Quantum of Solace)とは、2008年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作品目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。興行収入は全世界で5億8900万ドルを記録した。 謎の組織の幹部、ミスター・ホワイトを捕えたボンドは、上司のMの元にホワイトを連行した。だが仲間内の裏切りに遭い、ホワイトを逃してしまう。新たな手掛かりをもとに、ボンドはハイチでのミッションに挑むのだった。

Read Article

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。

Read Article

007 スカイフォール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007 スカイフォール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。

Read Article

007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

Read Article

目次 - Contents