マニアックな007シリーズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

007シリーズとは、イアン・フレミングによる架空の英国秘密情報部のスパイ・ジェームズ・ボンドを主人公とする小説シリーズ、およびそれを原作とした映画シリーズである。日本では「007シリーズ」と呼ばれる。ここでは、10月5日はジェームズ・ボンドの日に制定されているというトリビアや、ボンドには結婚歴があるという設定、名監督のスティーブン・スピルバーグやクエンティン・タランティーノが007の映画を撮りたがっていたといったさまざまな雑学をまとめた。

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『007/ロシアより愛をこめて』のポスターの手はジェームズ・ボンドの手ではなく水野晴郎の手

出典: kineart.net

オリジナルポスターは銃口が下になっていたため、ゲンかつぎのため銃口が上がったものを取り直すことになり、当時ユナイト映画の宣伝部長だった水野氏が制作したという。
なお、このトリビアは『トリビアの泉』で93へえを獲得した。

『007/ロシアより愛をこめて』の初公開時のタイトルは『007/危機一発』

出典: kineart.net

本来なら“一髪”が正しいが、そこを見事に“一発”とやってのけたのは、当時の映画宣伝を担当していた故・水野晴郎。

『007/ゴールドフィンガー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ゴールドフィンガーは原作者イアン・フレミングの隣人

イアン・フレミングの隣人は、有名な建築家のエルノ・ゴールドフィンガーだった。彼はブルータリズムの建築様式で知られる建築家で、『007/ゴールドフィンガー』でオーリック・ゴールドフィンガーが金を愛するようにコンクリートを愛していたという。実際のゴールドフィンガーは、フレミングに小説の出版を止めるように訴えを起こすと脅したこともあったが、最終的に考えを変えたそうだ。

ショーン・コネリーはレーザーのシーンで本当に股を火傷するところだった

出典: ohmss.seesaa.net

あのシーンは特殊効果担当のアルバート・ラックスフォード氏がテーブルの下に潜み、アセチレントーチを使ってテーブルの下から切り込みを入れ、あたかもレーザーが上から来ているかのように見せていたそうだ。

『007は二度死ぬ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

日本が舞台の007、『007は二度死ぬ』がある

出典: gigant.co.jp

当時としては大がかりなロケ撮影が日本各地の観光名所で行われた。フレミングの原作のあらすじを完全無視した初の作品ということもあり、コネリー主演のボンド映画では初めて低評価となるが大ヒットを記録、当時日本でも高まっていたボンド人気はさらに高まった。

『女王陛下の007』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ボンドは結婚したことがある

出典: ameblo.jp

ボンドは結婚したことがある。『女王陛下の007』にて、犯罪組織ユニオン・コルスのボスであるドラコの一人娘であるテレサに惹かれたボンドは、M、Q、マニーペニー、ドラコらに祝福され、ポルトガルで結婚式を挙げた。
しかしハネムーンへ向かう途中に銃撃され、花嫁は命を落としたのだった。

『007/死ぬのは奴らだ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『007/死ぬのは奴らだ』の曲はポール・マッカートニー

Paul McCartney (ポール・マッカートニー) Live And Let Die

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