ネタバレ注意!キングダム(KINGDOM)のあらすじ・ストーリーまとめ【合従軍編まで!】

『キングダム』は古代中国の春秋戦国時代末期の戦乱の世を背景にした漫画作品だ。主人公の信は戦災孤児で下僕の少年だったが、秦王・エイ政との出会いからどんどん成り上がっていく。ここではエイ政と邂逅する王都奪還編から、合従軍編までのあらすじ・ストーリーをまとめた。

合従軍総大将 楚軍・春申君

楚の宰相。戦国四君で存命している最後の1人。
魏・燕・韓・趙の5ヶ国連合軍の合従軍が結成された際、李牧から総大将に推挙された。

出典: katusige24.xyz

合従軍参謀役 趙軍・李牧

趙国大将軍で、三大天のひとり。
今回の合従軍の発起人で、楚の宰相・春申君を説得し、合従軍を起こした

出典: natalie.mu

秦VS合従軍 函谷関での最初の陣営

●楚軍(15万) …総大将 : 汗明(かんめい)
●趙軍(12万) …総大将 : 李牧
●燕軍(12万) …総大将 : オルド
●魏軍(10万) …総大将 : 呉鳳明(ごほうめい)
●韓軍(5万) …総大将 : 成恢(せいかい)

これらを迎え撃つ秦軍の布陣は、

●函谷関配属(対魏・韓) …蒙驁、張唐、桓騎
●函谷関右(対楚)) …騰(3万)、蒙武(6万)
●函谷関右奥(対趙)…麃公(4万)
●函谷関左(対燕)…王翦(7万)

函谷関の戦い 1日目

函谷関右奥の戦い 麃公VS慶舎

全軍の中で最初に動いた麃公軍。しかし慶舎の罠にはまり、背後を取られる

いち早くこれを察した飛信隊は麃公軍の後方に回り窮地を脱する。

この信たちに対するは長平の遺族・遺児のみで構成された万極軍

出典: www.google.co.jp

信VS万極

「人間全てが呪われている」
と叫ぶ万極に対し、
信は、誰もが万極のようになり兼ねない戦国の世の中で、
たまたま周りに怨嗟の渦から引き上げてくれる人間がいなかったために
最も怨念に取り憑かれてしまった万極を憐れみ、
もう楽になれ、と万極を斬りつける。

函谷関での戦い 蒙驁・張唐・桓騎VS呉鳳明・成恢

普通のはしごでは全く届かない函谷関に対し、呉鳳明は井闌車を用いる

井闌車によりはしごがかかり、城壁に魏軍が流れ込む。しかし張唐軍が奮起し、劣勢を回避

出典: www.thepicta.com

桓騎の火矢が井闌車を焼き払う

さらに2台目の井闌車が桓騎将軍の持ち場の城壁へ梯子をかけるが、ここで桓騎将軍は樽に入った油を投げつけて火矢を放ち、登り来る魏軍もろとも井闌車を焼き払うことに成功。

函谷関右の戦い 蒙武・騰VS汗明

楚・第一軍の臨武君が秦に突撃。秦は騰軍が迎え撃つ。

騰軍軍長・録嗚未と鱗坊と臨武君が対峙。しかし、楚軍・白麗の矢に鱗坊が討たれる

山に危険を感じた蒙恬は白麗を討ちに。そこに楚軍・項翼と秦軍・王賁が現れ乱戦に

鱗坊が討たれ絶体絶命の危機に陥った録嗚未を秦軍・騰が助太刀に

出典: thefunnel.jp

騰と臨武君の一騎打ち

激しく打ち合う2人。
広大な楚国で将軍にのぼり詰めたという自らの強さに絶対の自信を持つ臨武君に対し、
騰は天下の大将軍・王騎を傍らで支え続けた自負があると誇る。
そして騰は臨武君に勝利。

函谷関の戦い 2日目-14日目

楚軍第二軍の将・媧燐は"凡戦を連ねて10日後に函谷関を落とすべし"との作戦を李牧に伝える

李牧がそれを受け入れ、6日目まで各地で凡戦となる。

7日目。韓軍大将・成恢が函谷関の上にいる張唐に毒矢と煙玉(丹丸)を打ち込む

そのときは何の変化もなかったが、翌日より張唐の目から血が流れる

その後も各地で凡戦が続き、14日目が終わる

函谷関の戦い 15日目

函谷関右の戦い 騰VS媧燐
媧燐が巨大な戦象を用い戦場をかき回す。

録嗚未、干央らがこれに対応したが、粉塵が去った後楚軍の綿密に組まれた布陣が現れる。

騰は苦渋の決断で録嗚未と干央を見殺しにせざるを得ない布陣を組む。
また、王賁・蒙恬を急遽五千人将に抜擢。左右の軍を任せ窮地を脱する

戦の天才 媧燐

楚国大将軍。大柄な汗明とほぼ同じ長身。弟が一人いる。合従軍では楚の第二軍を率いた。
臨武君の戦死後、配下に編入した第一軍の副長を「敗戦の豚」呼ばわりして蹴り殺す、出陣命令に反して第二軍を出陣させない等性格に難があるが、春申君から「戦の天才」と評される。

函谷関。魏・呉鳳明が井闌車と巨大床弩を打ち込み、張唐の持ち場に乗り込む

韓・成恢の毒により、死期が迫っていた張唐の持ち場に魏軍がなだれ込み劣勢に。

桓騎が井闌車に煙玉を打ち込み、魏軍が怯んだ隙に地上に降り立つ

死期を悟った張唐も桓騎とともに地上に降り、韓将・成恢を討ちに。

出典: www.google.co.jp

張唐VS成恢

ついに成恢の姿を捉えた張唐。
背を向けて逃げる成恢に武将の意地を見せ付け、
見事成恢の首を討ち取ることに成功。
そして張唐は、そこで息絶えるのだった。

函谷関左の戦い 王翦VSオルド

オルドに布陣の心臓部を討たれたかに見えた王翦は忽然と姿をくらます。

類稀なる山読みの能力を発揮したオルドは、函谷関左の山を超え函谷関の裏側に迫る

その背後から王翦軍が現れる

出典: yaruogaoshieru.net

オルドを嵌める王翦

オルドが背後に現れた王翦軍に気付いた時には時既に遅く、王翦軍に背後から攻め入られ、退却する。
その結果、8000人の精鋭部隊を失ってしまい
山中で身動きがとれない状態に陥る。
オルドは王翦に、まさに踊らされたのであった。

函谷関右。
項翼が騰にぶつかり、媧燐本陣は騰軍中央の隆国軍に突入

一方、楚・第三軍に対し、蒙武は斜陣がけの策を用い楚将・汗明までの道を開く

出典: thefunnel.jp

蒙武VS汗明

広大な楚の領土で、中華を横またぎに攻め続けたという汗明。
歴史上表沙汰になってはいないが、かつて、楚に攻め入ろうとした秦の六大将軍・王齕を若き頃の汗明があっさり撃退したという。

出典: www.pictastar.com

蒙武VS汗明 決着

百戦錬磨の汗明に対し、経験不足が否めない蒙武。
しかし、激しい撃ち合いの中で蒙武未知数の力が引き出され、互いの腕を砕き合うほどに。
その時、媧燐は弟のカエンに乱戦に乗じて蒙武を討ちに行かせる。その後を追う蒙恬。カエンを阻止するために
カエンと打ち合いになる。打ち合いの最中バランスを崩した蒙恬が、蒙武と汗明の一騎討ちの間に割り入った瞬間、汗明が蒙恬を切りつける。怒り狂った蒙武は汗明を剛打。
蒙武はさらに一撃を加え、
ついに汗明を撃破する。

汗明が討たれた直後、媧燐が別で動かしていた精鋭部隊が函谷関裏手に現れる。

函谷関内側から正門をこじ開けようとした媧燐精鋭部隊の後ろから王翦軍が登場。

媧燐精鋭部隊を倒し、函谷関を死守。

総攻撃が失敗に終わった合従軍は開戦前の布陣まで退却する。

李牧、動く

ここで、今まで沈黙を貫いていた李牧が動き出す。
函谷関が落ちないと悟った李牧は、咸陽に至る南道へ兵4万を引き連れ侵攻。

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輪虎(りんこ)とは『キングダム』に登場する武将で、趙国三大天の一人である廉頗(れんぱ)の側近の一人である。廉頗の側近は輪虎の他に介子坊(かいしぼう)・姜燕(きょうえん)・玄峰(げんぽう)といった名だたる将軍の顔ぶれとなっており、それらは「廉頗四天王」と呼ばれている。趙国の大将軍であった廉頗は、輪虎をはじめとする「廉頗四天王」と共に魏国へと亡命し、魏国へと進行してきた主人公の信(しん)達の居る秦国軍と激戦を繰り広げた。輪虎はその戦の中での山陽の戦いで、信との一騎打ちに敗れている。

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楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(そすい)とは『キングダム』に登場する、主人公の信が隊長を務める飛信隊の副長。飛信隊入隊前は、郭備隊で副長を務めていた為、複数居る飛信隊の副長達の中でも隊としての豊富な経験を持つ。農民出身者が中心の飛信隊において、元郭備隊の騎馬隊をまとめ上げる等、隊でも重要な役割を果たしている。郭備千人将の戦死がきっかけで飛信隊に加入したが、道半ばで倒れた郭備の事を心の片隅に置いて戦う等、義に厚い人柄。飛信隊に於いても作戦立案から、補給の手配、先陣を切っての突撃等、マルチにこなす事の出来る頼れる存在である。

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カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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