ヒースクリフ/茅場晶彦(SAO)の徹底解説・考察まとめ
ヒースクリフとは『ソードアート・オンライン』シリーズの登場人物。本体は、天才的ゲームディベロッパーにして量子物理学者である茅場晶彦。SAOの開発ディレクターであり、SAOをデスゲーム化させた張本人である。外見を偽装し、「聖騎士ヒースクリフ」としてプレイヤーに紛れ込み、SAO最強のギルド血盟騎士団を結成した。SAOの最終ボスとしてアインクラッド第100層でプレイヤーと雌雄を決する想定だったが、主人公であるキリトに第75層にて正体を看破され、SAOクリアを賭けてキリトと決闘を行うことになる。
本名は桐ヶ谷和人。本作の主人公で、黒髪黒瞳の少年。SAOクリア当時は16歳だった。
幼少期に実の家族を亡くし、母親の妹である桐ヶ谷家に引き取られる。桐ヶ谷家の実子ではないことを知ってから他人と関わることを避けていた。その後、フルダイブ型VRMMORPGである「ソードアート・オンライン(SAO)」をプレイし後のSAO事件に巻き込まれることとなる。
攻略組としてヒースクリフらと共に第75層のボス戦を戦ったが、戦闘後にキリトに正体を怪しまれ、見破られた。その後ラスボスとしてキリトと戦い、撃破される。
キリト/桐ヶ谷和人(SAO)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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キリトとは『ソードアート・オンライン』シリーズの主人公であり、諸悪の根源であるゲーム「ソードアート・オンライン」の生存者”SAO生還者(サバイバー)”。本名は桐ヶ谷和人(きりがやかずと)。ゲームを攻略する中で立ちはだかる壁を越え、出会いや別れを繰り返すことで1人の人間として成長していった。「ソードアート・オンライン」攻略後も様々なゲームや事件をきっかけに、たくさんの人との出会いと別れを繰り返し、より強い”人”として成長していく。
アスナ/結城 明日奈(ゆうき あすな)
総合電子機器メーカー「レクト」CEOの娘という大企業の令嬢。母親は大学教授。SAO事件前は両親の求めるまま文武両道超が付くほどの完璧超人で、学校では周囲から距離をおかれ1人ぼっちでいた。
SAOが初めてのVRMMOだったために最初は始まりの街で引きこもっていたが、その後キリトに出会い、外へ出て自身の力でゲームクリアを目指すようになる。その後は攻略組の一角「閃光のアスナ」と呼ばれるようになった。細剣使いとして前衛を務め、SAO最強のギルドである「血盟騎士団」の副団長としてヒースクリフの代わりにギルドの指揮をとっていた。
アスナ/結城明日奈(SAO)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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アスナとは『ソードアート・オンライン』シリーズのメインヒロインであり、諸悪の根源であるゲーム「ソードアート・オンライン」の生存者”SAO生還者(サバイバー)”。本名は結城明日奈(ゆうきあすな)。運命の悪戯でデスゲームに巻き込まれた初心者だったが、ゲームの中で細剣使いとして覚醒。ギルド「血盟騎士団」の副団長を務め、最終的にはキリトとともにゲーム攻略を目指す。「ソードアート・オンライン」攻略後も現実世界のキリトの恋人となり、彼や仲間たちと共に様々なゲームや事件を乗り越えていく強い少女である。
神代凛子(こうじろ りんこ)
SAO事件を引き起こした茅場の大学時代の後輩にして元恋人。VRマシン研究・開発において才媛として注目されている科学者。
大学時代、茅場が研究一筋で自己管理がなっていなかったことを気遣い、交際中は手料理を振舞ったり車で外に連れ出したりしていた。SAO事件では茅場が首謀者という事実に愕然となりながらも、殺してでもその凶行を止めさせるべく彼の元へ向かった。しかし、茅場を手にかけることができず、身の回りの世話をしながら彼の行く末を見届けることを選んだ。
SAO事件後は茅場の共犯として警察に重要参考人として拘束されるが、「爆弾を埋め込まれてやむなく従っていた」という、茅場が恋人として先輩としての最後の情けで遺した偽装工作によって無罪放免となった。そして「フェアリィ・ダンス」編における須郷伸之の事件の後にキリトと面会しており、ALOでデジタルゴーストと化した茅場と出会い、「世界の種子(ザ・シード)」を受け取ったことを聞き、キリトにザ・シードの処遇を託した。
ヒースクリフの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「これは、ゲームであっても遊びではない」
「これは、ゲームであっても遊びではない」とは、SAOをデスゲーム化した時点で1万人のプレイヤーの前で発せられたゲームマスター茅場晶彦のセリフ。もともとは、マスコミからのインタビューの際に茅場晶彦が述べた言葉だった。デスゲームの始まりを示唆する名言となっている。
「もしキミがあの世界に憎しみ以外の感情を残しているのなら」
「フェアリィ・ダンス編」でオベイロンと戦うキリトを助けたあと、茅場は「もし君があの世界に憎しみ以外の感情を残しているのなら」と、キリトに仮想世界を作り出すプログラム「世界の種子(ザ・シード)」を渡す。茅場はその使用の判断をキリトに託し、消えていった。茅場はデジタルゴーストとなった後も、SAOをクリアしたキリトに特別目をかけており、キリトの危機をたびたび救っている。SAOでは主人公とラスボスという関係性だったが、その後の不思議なつながりを感じさせるセリフとなっている。
ヒースクリフの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
「これは、ゲームであっても遊びではない」は本当は言っていないセリフ
SAOの名言として有名な「これは、ゲームであっても遊びではない」という茅場晶彦の名言だが、実はこのセリフは当初、原作では言っていない。このセリフを作中で茅場が本当に発言するまで、商業書籍化から12年、WEB連載開始から20年以上の時間が経過している。
本作が商業化された事件で、本扉の部分に「これは、ゲームであっても遊びではない」というセリフが入ることになった。しかし原作の本編では、この言葉が茅場晶彦のセリフであることは一切示唆されていなかった。アニメ1期でようやく茅場晶彦が言ったという描写があり、その後、2021年にアニメ第1期の内容がアスナ視点でリメイクされたことで、ようやく作中で本当に「これは、ゲームであっても遊びではない」というセリフを茅場が発言することになったのだった。
目次 - Contents
- ヒースクリフの概要
- ヒースクリフのプロフィール・人物像
- ヒースクリフの武器
- SAO
- インセインルーラー
- ヒースクリフの防具
- SAO
- インセインコンカラー
- ヒースクリフのソードスキル
- 神聖剣
- ヒースクリフの来歴・活躍
- 「アインクラッド編」
- 「フェアリィ・ダンス編」
- ヒースクリフの関連人物・キャラクター
- キリト/桐ヶ谷 和人(きりがや かずと)
- アスナ/結城 明日奈(ゆうき あすな)
- 神代凛子(こうじろ りんこ)
- ヒースクリフの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「これは、ゲームであっても遊びではない」
- 「もしキミがあの世界に憎しみ以外の感情を残しているのなら」
- ヒースクリフの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「これは、ゲームであっても遊びではない」は本当は言っていないセリフ