
『夫の家庭を壊すまで』とは、赤石真菜による不倫漫画、ならびにそれを原作として2024年にテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で実写化された全12話のドラマ作品。ドラマの主演は松本まりか。その他、竹財輝之助や野波麻帆、野村康太などが出演している。主人公の如月みのりは学生時代から交際していた勇大と結婚し、息子と3人で平凡に暮らしていた。ある日、勇大の携帯の通知を見たことをきっかけに、夫の長年の不倫に気づく事になる。みのりは夫の不倫相手の家庭を壊すために復讐を企てる。
『夫の家庭を壊すまで』の概要
『夫の家庭を壊すまで』とは、赤石真菜による不倫漫画、ならびにそれを原作として、2024年7月8日から9月30日まで毎週月曜にテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送された全12話の実写化ドラマ作品。ドラマの構成は、第8話までを第1章、7年後を描いた第9話から12話までを第2章としている。原作漫画は、2023年10月5日より漫画アプリ『HykeComic』にて先行配信を開始。その後11月2日からLINEマンガでも配信スタート。配信と同時にLINEマンガの総合ランキング1位を獲得した。ドラマの脚本は岸本鮎佳、加藤綾子が手掛ける。主演は松本まりか。その他、竹財輝之助や野波麻帆、野村康大などが出演している。本作は、初回放送直後からSNSで話題を呼び、テレ東の見逃し配信再生数の記録を次々と更新した。2024年9月26日にはTVerのお気に入り登録者が100万人を超えた。また、23時以降に放送されたドラマの中で、TVerでの総再生数が1位になり、TVerアワード2024で特別賞を受賞している。本作では、不倫を題材とした復讐劇として話題を呼び、特に松本まりか演じる主人公みのりの復讐劇と、野村康太演じる渉との関係性が注目を集めた。
如月みのり(きさらぎみのり)は、学生時代からの初恋相手、勇大(ゆうだい)と結婚し、息子と共に幸せな日々を送っていた。しかしある日、勇大のスマホ通知から長年の不倫を知り、彼が不倫相手の三宅理子(みやけりこ)とその息子、渉(わたる)と幸せそうに過ごす姿を目撃する。夫の裏切りにより深いショックを受けたみのりは、単なる離婚では終わらず、復讐を決意。不倫相手の息子である渉にハニートラップを仕掛けつつ証拠を集め、勇大だけでなく理子や義母の裕美(ひろみ)をも巻き込んでいく。序盤から衝撃展開の連続で、泥沼の愛憎劇が展開する。第9話以降は、復讐から7年後、新章としてみのりが穏やかな暮らしを営む中で再び渉との関係が動き出すストーリーに移行する。不倫という重いテーマを大胆に描きつつ、松本まりかの怪演が話題を呼び、サレ妻の復讐劇が最後まで緊張感と衝撃を保ち続けた作品。
『夫の家庭を壊すまで』のあらすじ・ストーリー
穏やかな家庭に潜んでいた裏切り
如月みのり(きさらぎみのり)は、夫の如月勇大(きさらぎゆうだい)と一人息子の如月翼(きさらぎつばさ)とともに、何不自由ない穏やかな家庭生活を送っていた。学生時代からの初恋相手だった勇大と結ばれ、専業主婦として家庭を支える日々は、みのりにとって人生そのものだった。しかし、その「幸せ」は、思いもよらぬ形で崩れていく。
ある日、みのりは偶然夫のスマートフォンに届いた一通の通知から、勇大が長年にわたって不倫を続けていた事実を知る。不倫相手は、夫の高校時代の同級生で美容師として働いている三宅理子(みやけりこ)。みのりは不倫相手とその息子の三宅渉(みやけわたる)と幸せそうに過ごす姿を目撃する。まるでもうひとつの家庭を築いているようで、みのりは夫の裏切りに深いショックを受ける。
この衝撃的な事実を知ったみのりは、一方的な裏切りに打ちひしがれながらも、すぐには離婚という選択を取らない。代わりに彼女が選んだのは、表向きの平穏を保ちながら、自らの尊厳と未来を守るための静かな復讐だった。
“サレ妻”の静かな反撃
みのりはまさにサレ妻の典型でありながら、ただの被害者では終わらなかった。彼女は不倫の証拠を集めつつ、自分の人生を取り戻すための策を練り始める。さらに、自身の知らなかった事実が次々と明らかになっていく。
みのりは義母の如月裕美(きさらぎひろみ)が勇大と理子の関係を知りながら黙認していたことを突き止める。実は裕美は、理子とその息子の渉を「新しい如月家の一員」として迎えることを望み、みのりと翼を家庭から排除しようとしていた。つまり、裏切りは夫一人によるものではなく、家族ぐるみで進行していたのだ。
それでも、みのりは冷静さを失わず、感情を押し殺しながら着実に計画を進めていく。その手段のひとつが、勇大の不倫を記録したデータの保全であり、弁護士の協力を得て、法的に有利な状況を整えていく。みのりは勇大に気づかれぬよう、綿密に離婚後の生活の基盤を構築し始める。
不倫相手の息子、渉を巻き込む複雑な関係
事態は大人たちの関係にとどまらず、子どもたちにも波及していく。みのりは理子の息子、渉が通う塾のチューターとして渉に接近する。渉は、母、理子の期待を一身に受けて育ってきたが、学校でのふるまいや進路に悩みを抱える複雑な青年。みのりは、渉の進学指導をすることになる。
当初、みのりは渉に対して「夫の不倫相手の子」という色眼鏡で見ていた。しかし、毎週の進学指導の中で、渉の真面目さ、真摯な姿勢に触れるうちに、徐々にその偏見は薄れ、純粋に“目の前の一人の少年”として向き合うようになる。
一方の渉もまた、みのりに対して特別な感情を抱くようになっていく。学校でも家庭でも孤独を抱えていた彼にとって、みのりは初めて「無条件で自分を理解し、叱ってくれる存在」だった。彼は、自分の母、理子には見せられない悩みを、みのりには自然と話せるようになっていた。
やがて渉は、自分の抱く感情が「憧れ」ではなく「恋心」であることに気づく。家庭の事情、年齢差、立場の違い、すべてを知った上で、それでも彼は真正面からみのりに気持ちを伝える。しかし、みのりは渉に全てを伝え、別れを告げ、新天地へと姿を消す。
みのりの復讐劇
みのりは勇大との決別を選び、離婚を成立させる。しかし、その過程でも彼女の行動は一貫して冷静で戦略的。直接的な暴力や攻撃ではなく、証拠と法律、そして言葉を武器に、「壊された家庭」に対して静かに、そして確実に一撃を加える。
みのりは過去に封印されていた自らのルーツを辿り、「TSUKISHIRO JEWELRY」という老舗ジュエリーブランドと血縁関係があることを突き止める。
みのりは、死期を悟った祖父の久米茂信(くめしげのぶ)から、自身が月城ジュエリーを擁する月城グループの会長、月城進(つきしろすすむ)の娘であることを告げられる。そしてみのりの母である久米美幸(くめみゆき)の死後、進はみのりの養育費として多額の資金と株を茂信に渡していたことや、茂信が亡くなると、それらをすべてみのりが受け取る手はずになっていることも明らかになる。これにより、みのりは経済的にも独立した地位を確立する。
みのりは義母の裕美への反撃も用意していた。裕美は働く先々でクビにされるが、これはみのりの企んだ復讐だった。
結果的に、勇大たちは裕美の庇護も失い、理子との関係も破綻。裏切りの果てに築こうとした第二の家庭は、みのりの粘り強い抵抗によって音を立てて崩れていく。
新たな地での再出発と未来への選択
復讐を終えたみのりは、東京を離れ、息子の翼とともに新天地で暮らすことを決意する。移住先は、海辺の静かな町、涼原町。そこでみのりは「おやこカフェGARDEN」を開き、地域の親子たちと関わりながら穏やかな日々を送り始める。
そこへ偶然訪れたのが、教員となった渉だった。新任教師として翼の通う小学校に赴任した渉は、再びみのりと再会し、距離を縮めていく。しかし、周囲の目や過去のしがらみからくる葛藤もあり、二人の関係は一筋縄ではいかない。
さらに、みのりの店や自宅には、差出人不明の脅迫状が届き始める。過去にみのりが壊した家庭の誰かが、復讐を企てているのではと不安がよぎる。やがて脅迫状の送り主が、義母の裕美であることが明らかになる。かつては家族として親しく接していた裕美だが、復讐を受け、みのりに対する憎しみを密かに募らせていた。みのりは真相を確かめるため、裕美の家を訪ねる。直接対面した裕美は、追い詰められた感情を吐露しながら、逆上してみのりに刃物で襲いかかる。それを咄嗟に庇ったのは渉だった。そして勇大が、刃物を素手で止めたのだった。その後、裕美は月城進に促され、静かに警察に連れていかれる。
また、渉の元に理子から電話がかかってくる。心配になった渉とみのりが理子の元に駆けつけると、理子は自暴自棄になっており、自分を裏切った渉の父親への恨みを語り始める。みのりは勇大に裏切られた自分と理子の姿を重ね合わせる。そしてみのりは理子を抱きしめ、息子を傷つけたことを叱る。みのりが去った後、渉も理子を抱きしめ、自分の足で生きていく意志を伝え、母に別れを告げる。
みのりは裕美や理子との対峙を経て、自らが背負ってきた家族という枠組みを見つめ直す。誰かの妻、母、嫁ではなく、「自分自身」としてどう生きていくかという問いが、再び彼女に突きつけられる。そしてその傍らで、渉もまた、自分の存在が誰かを傷つけてきたかもしれないという葛藤に苦しみながら、大人としての責任を模索していく。
それぞれの“答え”の行方
物語終盤、みのりと渉はお互いの気持ちを確認し合う。だが、渉はすぐに一緒になることを選ばず、「自分にふさわしい男になるまで、みのりには会わない」と宣言する。そこには、過去に親が犯した罪を自覚し、それに報いようとする彼なりの誠実さがあった。
一年後、みのりと翼の暮らす「GARDEN」に渉が現れる。「ただいま」と静かに告げる彼の姿に、みのりの瞳には穏やかな涙が浮かぶ。過去を清算し、未来へ歩き出す準備がようやく整った。
『夫の家庭を壊すまで』の登場人物・キャラクター
如月家
如月みのり(きさらぎみのり/演:松本まりか)

本作の主人公。初登場時は31歳、7年後は38歳。旧姓は、久米。実の父親は知らず幼少時に母を亡くし、祖父に育てられる。高校生の時から、亡き母の形見である「TSUKISHIRO JEWELRY」のブレスレットをずっと身につけている。2歳年上の勇大とは高校時代から10年以上の交際を経て結婚。息子の翼もできて、専業主婦として幸せな家庭を築くが、勇大の長年の不倫を知り失望する。息子と新しい幸せを築くために勇大のもう一つの家庭に復讐することを決意する。学習塾にチューターとして勤め、勇大の不倫相手の息子である渉と知り合って接触し、次第に距離を縮めるなかで渉に勇大の不倫を話す。勇大の不倫の証拠を掴むうちに、勇大が自分と実父の財産目当てで近づいたことを知る。また、義母の裕美と勇大の不倫相手の理子とで既に計画されていたことを知り、深いショックを受け、勇大との離婚を決意する。勇大と離婚し、復讐を終えたみのりは、翼の親権を得て、新天地で暮らすことを決意する。移住先は、海辺の静かな町、涼原町。7年後(2031年)の時点でおやこカフェ「GARDEN」を経営し、地域の親子たちと関わりながら穏やかな日々を送り始める。
如月勇大(きさらぎゆうだい/演:竹財輝之助)

みのりの夫。理子の不倫相手。初登場時は33歳 、7年後は40歳。大手食品メーカーの営業部に勤務。イケメンで営業部のエースとして仕事ができ社内の人望は厚い。みのりとの間に5歳の息子、翼がいるが、あまり育児に協力的ではない。実は学生の頃から理子のことが好きで、毎週火曜は会社の会議があるという理由でみのりに嘘をつき、理子の家に行っていた。高校時代に2学年下のみのりに偶然を装って近づき交際を続けて結婚に至ったが最初から金目当てであった。理子との不倫関係だけでなく、その事実も知られ正式な離婚を余儀なくされ親権を奪われる。
如月翼(きさらぎつばさ/演:湯本晴(幼少期)、嶽本渚琉(小学生期))
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目次 - Contents
- 『夫の家庭を壊すまで』の概要
- 『夫の家庭を壊すまで』のあらすじ・ストーリー
- 穏やかな家庭に潜んでいた裏切り
- “サレ妻”の静かな反撃
- 不倫相手の息子、渉を巻き込む複雑な関係
- みのりの復讐劇
- 新たな地での再出発と未来への選択
- それぞれの“答え”の行方
- 『夫の家庭を壊すまで』の登場人物・キャラクター
- 如月家
- 如月みのり(きさらぎみのり/演:松本まりか)
- 如月勇大(きさらぎゆうだい/演:竹財輝之助)
- 如月翼(きさらぎつばさ/演:湯本晴(幼少期)、嶽本渚琉(小学生期))
- 如月裕美(きさらぎひろみ/演:麻生祐未)
- 三宅家
- 三宅理子(みやけりこ/演:野波麻帆)
- 三宅渉(みやけわたる/演:野村康太)
- 三宅麗香(みやけれいか/演:長谷川澪)
- 月城家
- 月城進(つきしろすすむ/演:石黒賢)
- 月城進の父(演:山野史人)
- 月城進の妻(演:中島さやか)
- 社員(演:別当優作)
- 久米家
- 久米美幸 (くめみゆき/演:紺野まひる)
- 久米茂信 (くめしげのぶ/演:中村育二)
- 周辺人物
- 堀紗良(ほりさら/演:太田莉菜)
- 武藤花音(むとうかのん/演:田中美久)
- 楠木一郎(くすのきいちろう/演:太田将熙)
- 松崎和歌子(まつざきわかこ/演:中島百依子)
- 五島奈美(ごしまなみ/演:川久保晴)
- 三河花(みかわはな/演:片桐美穂)
- 塾講師(演:西村誠治)
- 田口琥太郎(たぐちこたろう/演:忍成修吾)
- 田口咲里(たぐちえみり/演:五藤倭衣)
- 小野春奈(おのはるな/演:佐藤夕美子)
- 来栖優子(くるすゆうこ/演:異儀田夏葉)
- カフェ店員(演:尾台彩香)
- 第1話ゲスト
- ニュースキャスター(演:中原みなみ)
- 第7話ゲスト
- ネイリスト(演:三輪晴香)
- 第9話ゲスト
- 勇大の同僚(演:こくぼつよし)
- 勇大の同僚(演:相楽孝仁)
- 第10話ゲスト
- 女子大学生(演:佐藤愉環)
- 第11話ゲスト
- 裕美の同僚(演:斉藤麻衣子)
- 裕美の同僚(演:笹野美由紀)
- 小学生(演:小野瀬悠生)
- 小学生(演:饗庭琉衣)
- 『夫の家庭を壊すまで』の用語
- カテコワ
- サレ妻
- TSUKISHIRO JEWELRY
- おやこカフェ「GARDEN」
- 『夫の家庭を壊すまで』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- みのり「あの日の誓いもあの日の言葉もあの日の笑顔も…全部私だけのものじゃなかった。絶対に許さない…」
- みのりがハサミを勇大の胸に突き付ける"妄想"
- みのり「大丈夫ですか? もしかして、つわりですか?」
- 裕美が不貞を犯した息子に強烈ビンタする”妄想”
- すべては義母、裕美の陰謀だったことが明かされる
- みのり「残念だったね! お義母さん借金いっぱいあるみたいだけど、大丈夫かなぁ」
- 『夫の家庭を壊すまで』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- SNSでバズった「松本まりかチャレンジ」
- ディレクターズカット版の配信
- 原作漫画とドラマ版の違いは登場人物とラストの結末
- 『夫の家庭を壊すまで』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ざきのすけ。「down under」
- ED(エンディング):SARM「 高級フレンチよりあなたとつくる深夜のフレンチトーストがすき。」