マジンガーZ(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ

『マジンガーZ』とは、永井豪とダイナミックプロ原作の漫画やテレビアニメなどのメディアミックス作品。漫画版は1972年から1974年まで『週刊少年ジャンプ』及び『テレビマガジン』にて連載され、アニメ版は1972年から1974年まで放映された。続編に『グレートマジンガー』と『UFOロボ グレンダイザー』がある。主人公が人型巨大ロボットを操縦して敵と戦うスーパーロボットものの代表的作品であり、多くのフォロワーを生み出した。主人公が、スーパーロボットに乗り込み悪の科学者と戦う様を描く。

あしゅら男爵の母艦。上半分が人工島に偽装されているほか、機械獣の格納場でもある。

海底要塞ブード(かいていようさいブード)

第48話から第78話までのあしゅら男爵の母艦。対空ビーム法やリング状の光線、ミサイルなどを搭載している。

飛行要塞グール(ひこうようさいグール)

ブロッケン伯爵の母艦で、爆撃機と大型輸送機の性能を兼ね備えている。また、鉄十字軍団のパラシュート部隊もここから降下した。破壊光線やショックビームなどの武器の他、レーダーから機体を隠す煙幕を装備している。

ヘルカー

主に鉄仮面軍団が登場したオープンカースタイルの車両。当初は3輪だったが、後に4輪タイプも登場した。

機械獣(きかいじゅう)

ガラダK7

Dr.ヘルが、バードス島の古代ミケーネ帝国の遺跡内にあったロボットを改造したもの。彼のバードスの杖で制御することができる。形状や武器は、各々の機械獣によって異なっていた。画像のガラダK7は第1話と第2話に登場し、頭部に搭載された二本の刃が主武器である。

妖機械獣(ようきかいじゅう)

エレファンスγ3

ゴーゴン大公がDr.ヘルに貸与した機械獣。ミケーネ帝国の技術が盛り込まれており、Dr.ヘルの機械獣よりも強力である。画像のエレファンスγ3は、鼻からミサイル、耳からは溶解光線、そして両胸からトゲを発射してマジンガーZを苦しめた。

ミネルバX(ミネルバエックス)

兜十三博士がマジンガーZのパートナーとして開発した女性型ロボット。あしゅら男爵が兜十三博士を殺害した時に持ち帰った設計図を基に、Dr.ヘルが建造した。そのため、敵ロボットとしてマジンガーZの前に現れた。

ラインX1(ラインエックスワン)

シュトロハイム・ハインリッヒ博士が開発・建造した機械獣。彼はDr.ヘルの要請でラインX1を造ったが、電子頭脳パーツを司るアンドロイド少女ローレライを実の娘のように思うようになりDr.ヘルを裏切った。その後、あしゅら男爵によってシュトロハイム博士が殺害され、機械獣としてマジンガーZの前に立ちはだかる。ローレライは、シローと仲良くなるも、最終的には自分の正体を明かしてラインX1と合体した。

『マジンガーZ』の用語

熊本陽子
熊本陽子
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