マジンガーZ(永井豪)のネタバレ解説・考察まとめ

『マジンガーZ』とは、永井豪とダイナミックプロ原作の漫画やテレビアニメなどのメディアミックス作品。漫画版は1972年から1974年まで『週刊少年ジャンプ』及び『テレビマガジン』にて連載され、アニメ版は1972年から1974年まで放映された。続編に『グレートマジンガー』と『UFOロボ グレンダイザー』がある。主人公が人型巨大ロボットを操縦して敵と戦うスーパーロボットものの代表的作品であり、多くのフォロワーを生み出した。主人公が、スーパーロボットに乗り込み悪の科学者と戦う様を描く。

ED(エンディング):水木一郎「ぼくらのマジンガーZ」

エンディングテーマ「ぼくらのマジンガーZ」は作詞に小池一雄、作曲と編曲に渡辺宙明がクレジットされている。歌っているのは水木一郎。

挿入歌・イメージソング:水木一郎「Zのテーマ」

作詞が小池一雄で、作曲・編曲は渡辺宙明。元々は主題歌として作られた曲。しかし、当時の東映テレビ部長だった渡邊亮徳の鶴の一声で主題歌から外された。その他の東映スタッフ陣の間では好評だったため、挿入歌として主にマジンガーZの出撃シーンで流されている。

挿入歌・イメージソング:水木一郎「マジンガーわがマシン」

作詞 は江口隆彦、作曲・編曲は渡辺宙明が担当した。映画『マジンガーZ対デビルマン』のクライマックスシーンで使用された曲。

挿入歌・イメージソング:水木一郎「戦う兜甲児」

原作者の永井豪が作詞を担当し、作曲と編曲は渡辺宙明が務めた。1970年代のアニメソングとしては珍しい典型的なロックンロールスタイルの楽曲。

挿入歌・イメージソング:水木一郎、コロムビアゆりかご会「空飛ぶマジンガーZ」

作詞は高久進、作曲・編曲は渡辺宙明。テレビ版ではジェットスクランダーの出撃シーンで使われ、映画『マジンガーZ対デビルマン』と『マジンガーZ対暗黒大将軍』でも流された。ちなみに、『マジンガーZ対デビルマン』では、冒頭にカウントダウンがないバージョンが用いられている。

挿入歌・イメージソング:水木一郎、ザ・スウィンガーズ「マジンガー応援歌」

作詞は中村しのぶ、作曲・編曲は渡辺宙明が担当した。

挿入歌・イメージソング:ザ・スウィンガーズ「ドクターヘルのテーマ」

作詞が春日東で、作曲・編曲が渡辺宙明のイメージソング。ザ・スウィンガーズが、稀代の悪役キャラクターを湛えるナンバーを不穏さを漂わせて歌い上げている。

挿入歌・イメージソング:水木一郎、ザ・スウィンガーズ「マジンガー親衛隊」

作詞は浦川しのぶが担当し、作曲・編曲は渡辺宙明が務めたフォーク調のナンバー。ちなみに、浦川しのぶは『マジンガーZ』のプロデューサー横山賢二のペンネームである。

熊本陽子
熊本陽子
@go-104287190522450781260

Related Articles関連記事

グレンダイザーU(Grendizer U)のネタバレ解説・考察まとめ

グレンダイザーU(Grendizer U)のネタバレ解説・考察まとめ

『グレンダイザーU』とは、世界的に高い人気を誇るロボットアニメ『UFOロボ グレンダイザー』のリブート作品。総監督に福田己津央、キャラクターデザインに貞本義行、脚本に大河内一楼、音楽に田中公平と豪華絢爛なスタッフで話題となった。キャッチコピーは「宙と大地よ、思い出せというのか?」。2024年放送予定。 故郷フリード星を滅ぼされ、地球へと逃げ延びたデューク・フリード。その地球に仇敵たるベガ星連合軍が迫っていることを知ったデュークは、フリード星の守護神グレンダイザーに乗ってこれを迎え撃つ。

Read Article

ゲッターロボ アーク(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ゲッターロボ アーク(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゲッターロボ アーク』とは、石川賢が手がけたSF巨大ロボットバトル漫画であり『ゲッターロボ』シリーズの叙事『ゲッターロボ・サーガ』最終作。 正義のロボットだったはずのゲッターロボが、未来ではゲッターエンペラーとして宇宙を侵略する悪魔のようになってしまう予知があった。 なぜ、そのような未来が創られたのか。初代ゲッターパイロット流竜馬の子、流拓馬が現代での最新ゲッター「アーク」を駆って、その謎を解き明かす予定だったが、作者急逝により謎のまま未完となった。 2021年夏アニメ化。

Read Article

キューティーハニー(CUTIE HONEY)のネタバレ解説・考察まとめ

キューティーハニー(CUTIE HONEY)のネタバレ解説・考察まとめ

『キューティーハニー』は、漫画、テレビアニメ、オリジナルビデオアニメ、数回にわたる実写映画など、様々な媒体で製作されている、永井豪の代表作の一つである。セクシーシーンと臨場感あふれるアクションシーンが満載の、キューティーハニーと悪の組織・パンサークローとの戦いは、少年少女のみならず、幅広いファンを獲得した。

Read Article

鋼鉄神ジーグ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

鋼鉄神ジーグ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『鋼鉄神ジーグ』(こうてつしんジーグ)とは、2007年に放送されたロボットアニメ。1975年に放送された『鋼鉄ジーグ』の続編ではあるが、設定や世界観は手を加えられている。前作の原作を担当した永井豪らしいお色気シーン、往年のロボットアニメに見られた熱血的な演出や特訓シーンなど、古き良き作品の魅力をブラッシュアップした演出が好評を博した。 初代鋼鉄ジーグと邪魔大王国の決戦から50年。結界に覆われたままの九州から出現した新たな敵を倒すため、高校生の草薙剣児は鋼鉄神ジーグの操縦者となって戦い始める。

Read Article

デビルマン(漫画版DEVILMAN)のネタバレ解説・考察まとめ

デビルマン(漫画版DEVILMAN)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビルマン』(漫画版DEVILMAN)とは、永井豪が『週刊少年マガジン』に連載した漫画である。デーモンとの戦いを通して人間の弱さや邪悪さが露呈し、その過程で本当に守るべきものは何か、本物の悪魔とは何かを問う作品となっている。おとなしい高校生の不動明は友人飛鳥了の提案により、200万年の眠りから目覚めたデーモン軍団から人間を守るためにデビルマンとなり戦うことを決断する。デビルマンとなった明はデーモンから人間を守りたいと戦うが、追い詰められた人間が見せる剥き出しの残虐さに絶望していく。

Read Article

マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

デビルマン(DEVILMAN)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

デビルマン(DEVILMAN)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『デビルマン』とは、70年代にアニメの企画と並行して誕生した漫画作品で、原作者である永井豪の会心作の一つである。 悪魔を主人公にした斬新な設定と、ハードなアクション、そして後半のヨハネ黙示録を元にした終末観溢れるストーリーが話題を呼び、いくつもの派生作品が生まれた。 人、悪魔、そして神とは一体何か、本作の登場人物の言葉にその秘密が隠されている。

Read Article

【ガラダK7】徹底解説!マジンガーZに登場する機械獣一覧!【ダブラスM2】

【ガラダK7】徹底解説!マジンガーZに登場する機械獣一覧!【ダブラスM2】

スーパーロボットアニメの元祖として語り継がれる伝説的名作『マジンガーZ』。作中で主役ロボットマジンガーZが戦うのが、世界征服を目指すDr.ヘルに率いられた“機械獣”である。そのデザインは千差万別にして自由奔放、狙撃兵を模したようなものから機械に人体風のパーツがついたようなものまで様々である。 ここでは、『マジンガーZ』に登場した機械獣たちを紹介する。

Read Article

目次 - Contents