マジンガーZ（永井豪）のネタバレ解説・考察まとめ
『マジンガーZ』とは、永井豪とダイナミックプロ原作の漫画やテレビアニメなどのメディアミックス作品。漫画版は1972年から1974年まで『週刊少年ジャンプ』及び『テレビマガジン』にて連載され、アニメ版は1972年から1974年まで放映された。続編に『グレートマジンガー』と『UFOロボ グレンダイザー』がある。主人公が人型巨大ロボットを操縦して敵と戦うスーパーロボットものの代表的作品であり、多くのフォロワーを生み出した。主人公が、スーパーロボットに乗り込み悪の科学者と戦う様を描く。
マジンガーZは、最終回でミケーネ帝国の戦闘獣の猛攻に遭い、ボロボロの状態になった。それでも甲児は、諦めずに最後まで抵抗した。
「マジンガーZ、お前は無敵なんだ！不死身なんだ！がんばれマジンガーZ！」
#マジンガーZ
— Ryo@昭和オジ (@Iganin_R) April 9, 2023
第92話「デスマッチ！！甦れ我等のマジンガーZ！！」
戦闘獣にボロボロにされながら立ち上がろうとするマジンガーZの姿に力が入ります。
そして、力尽きるマジンガーZ...からのグレートマジンガー出撃。
胸熱です！
いやぁ、何回見ても良き最終回ですな（´ε｀ ） pic.twitter.com/Lb25Wvv2vF
最終回でボロボロになったマジンガーZだが、操縦者の兜甲児もまた満身創痍だった。重傷を負い、頭に包帯を巻きながら最終決戦に臨んだ彼は、マジンガーZに対して「マジンガーZ、お前は無敵なんだ！不死身なんだ！がんばれマジンガーZ！」と言いながら、自らをも鼓舞した。
『マジンガーZ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
玩具ブランド名になった「超合金」
『超合金マジンガーZ』
『マジンガーZ』が一大ブームを巻き起こした要因の1つに、関連玩具が大ヒットしたことが挙げられる。特に「超合金マジンガーZ」と「ジャンボマシンダー」は、記録的な売り上げを誇った。同作品内の用語だった「超合金」は、その後もポピー（現バンダイボーイズトイ事業部及びBANDAI SPIRITSコレクターズ事業部）のダイキャスト製キャラクター玩具のブランド名となり、多くの商品が発売されることとなる。
漫画版で描かれた「マジンガーZによる街の破壊」
高層ビルを破壊する漫画版マジンガーZ
『マジンガーZ』の漫画版では、兜甲児がマジンガーZの操縦法を知らなかったため、街中で暴走したシーンが描かれている。その後、アフロダイAに乗った弓さやかのレクチャーで操縦できるようになった。ちなみに、不可抗力であったことが証明されて、兜甲児は街を破壊した罪に問われていない。
ジェットスクランダーの初登場は映画『マジンガーZ対デビルマン』
#このシーンが神すぎて溺愛してる映画
— 夢将軍 (@hhcfjbxfbxdhbc) April 28, 2024
マジンガーz対デビルマン
マジンガーzがジェットスクランダーとドッキングしてデビルマンを救う奇跡の瞬間 pic.twitter.com/WtgMntKM8n
マジンガーZの飛行用オプションユニットジェットスクランダーは、テレビアニメ版よりも先に映画『マジンガーZ対デビルマン』でお披露目された。映画版のジェットスクランダーは、垂直翼に『Z』マークが入っているなどデザインがテレビ版と若干異なっている。
ボスボロットが主人公のスピンオフ漫画
『ジャンジャジャ〜ン ボスボロットだい』は、『マジンガーZ』の放送終了後の1975年から1976年まで『テレビマガジン』に連載された。同作品におけるボスボロットは、等身大の自我のあるロボットとして描かれている。『ジャンジャジャ〜ン ボスボロットだい』を描いたのは、真樹村正とダイナミックプロ。
スペインにある巨大なマジンガーZ像
スペインのマジンガーZ像
永井豪作品は、ヨーロッパで人気が高いことで知られている。『UFOロボ グレンダイザー』は、『ゴルドラック』の名前でフランスで放映された際に視聴率100％を記録した。『マジンガーZ』もヨーロッパ各国で人気と知名度があり、スペインのカプラ・デル・カンプの公園には、全長約10mの巨大な鉄筋マジンガーZ像が建設されている。
『マジンガーZ』の主題歌・挿入歌
OP（オープニング）：水木一郎「マジンガーZ」
オープニング主題歌「マジンガーZ」は作詞を東文彦、作曲と編曲を渡辺宙明が担当した。歌っているのは『アニメソング界の帝王』として知られる水木一郎。水木一郎にとって同曲は、70万枚の大ヒットとなり人気と知名度を上げる原動力となった。
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目次 - Contents
- 『マジンガーZ』の概要
- 『マジンガーZ』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 驚異の巨大ロボット
- マジンガーZと機械獣軍団の激闘
- 空飛ぶマジンガーZ
- ブロッケン伯爵の登場と更なるマジンガーZのパワーアップ
- マジンガーZとグレートマジンガー
- 『マジンガーZ』の登場人物・キャラクター
- 光子力研究所（こうしりょくけんきゅうじょ）
- 兜甲児（かぶとこうじ）
- 弓さやか（ゆみさやか）
- 兜シロー（かぶとシロー）
- ボス
- ヌケ
- ヌケ
- 兜十三（かぶとじゅうぞう）
- 弓弦之助（ゆみげんのすけ）
- せわし博士（せわしはかせ）
- のっそり博士（のっそりはかせ）
- もりもり博士（もりもりはかせ）
- みさと
- 光子力研究所の協力者（こうしりょくけんきゅうじょのきょうりょくしゃ）
- ゴードン博士（ゴードンはかせ）
- スミス博士（スミスはかせ）
- ワトソン博士（ワトソンはかせ）
- 科学要塞研究所（かがくようさいけんきゅうじょ）
- 兜剣造（かぶとけんぞう）
- 剣鉄也（つるぎてつや）
- 地下帝国（ちかていこく）
- Dr.ヘル
- あしゅら男爵（あしゅらだんしゃく）
- ブロッケン伯爵（ブロッケンはくしゃく）
- ピグマン子爵（ピグマンししゃく）
- 鉄仮面軍団（てっかめんぐんだん）
- 鉄十字軍団（てつじゅうじぐんだん）
- ミケーネ帝国（ミケーネていこく）
- ゴーゴン大公（ゴーゴンたいこう）
- 暗黒大将軍（あんこくだいしょうぐん）
- 闇の帝王（やみのていおう）
- 『マジンガーZ』の登場メカ・ロボット
- 光子力研究所（こうしりょくけんきゅうじょ）
- マジンガーZ（マジンガーゼット）
- ジェットスクランダー
- ホバーパイルダー
- ジェットパイルダー
- カブト号（カブトごう）
- アフロダイA（アフロダイエース）
- ダイアナンA（ダイアナンエース）
- ボスボロット
- 重戦車Z（じゅうせんしゃゼット）
- さやかのVTOL機（さやかのブイトールき）
- 科学要塞研究所（かがくようさいけんきゅうじょ）
- グレートマジンガー
- Dr.ヘルの地下帝国（Dr.ヘルのちかていこく）
- バードス島（バードスとう）
- 地獄城（じごくじょう）
- 海底要塞サルード（かいていようさいサルード）
- 海底要塞ブード（かいていようさいブード）
- 飛行要塞グール（ひこうようさいグール）
- ヘルカー
- 機械獣（きかいじゅう）
- 妖機械獣（ようきかいじゅう）
- ミネルバX（ミネルバエックス）
- ラインX1（ラインエックスワン）
- 『マジンガーZ』の用語
- マジンガーZ（マジンガーゼット）
- 光子力研究所
- 超合金Z
- ジャパニウム
- 『マジンガーZ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「マジンゴー！パイルダーオン！」
- 涙を流すミネルバX
- 大車輪ロケットパンチ
- ボロボロになったマジンガーZ
- 「マジンガーZ、お前は無敵なんだ！不死身なんだ！がんばれマジンガーZ！」
- 『マジンガーZ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 玩具ブランド名になった「超合金」
- 漫画版で描かれた「マジンガーZによる街の破壊」
- ジェットスクランダーの初登場は映画『マジンガーZ対デビルマン』
- ボスボロットが主人公のスピンオフ漫画
- スペインにある巨大なマジンガーZ像
- 『マジンガーZ』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：水木一郎「マジンガーZ」
- ED（エンディング）：水木一郎「ぼくらのマジンガーZ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「Zのテーマ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「マジンガーわがマシン」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「戦う兜甲児」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎、コロムビアゆりかご会「空飛ぶマジンガーZ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎、ザ・スウィンガーズ「マジンガー応援歌」
- 挿入歌・イメージソング：ザ・スウィンガーズ「ドクターヘルのテーマ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎、ザ・スウィンガーズ「マジンガー親衛隊」
- 挿入歌・イメージソング：コロムビアゆりかご会「ジングジングマーチ」
- 挿入歌・イメージソング：小野木久美子「さやかのテーマ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「我が友マジンガーZ」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎、コロムビアゆりかご会「勇者はマジンガー」
- 挿入歌・イメージソング：ささきいさお「MAZINGER Z」
- 挿入歌・イメージソング：ささきいさお「Z THEME」
- 挿入歌・イメージソング：ささきいさお「OUR MAZINGER Z」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎、ザ・チャープス「二人になれば」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「ミネルバXに捧げる歌」
- 挿入歌・イメージソング：水木一郎「マジンガーZ ENGLISH バージョン」