フリクリ（FLCL）のネタバレ解説・考察まとめ
『フリクリ（FLCL）』とは2000年から2001年にかけて展開された日本のOVA作品。小学6年生の主人公ナオ太が謎の「ベスパ女」ハル子との出会いをきっかけに、奇想天外な出来事に巻き込まれていくSF青春ドラマである。個性的な登場人物たちの掛け合いと実験的な演出が盛り込まれた作風は、ハイテンポでカオスな魅力に溢れている。多くの謎を持つ独創的な世界観は、海外を中心に高く支持を受け根強いファンを獲得した。
第1話冒頭、ナオ太とマミ美の河川敷でのやりとりで流れる楽曲。フェードインする形で流れ、ナオ太とマミ美の青春の一コマを彩る。続くナオ太のつまらない日常を語るモノローグや、マバセ市にそびえ立つメディカルメカニカのプラントなど、本作の特異的な作風を強く印象付ける楽曲となっている。
第6話では、久々に姿を現したハル子に寂しかったと泣き出しナオ太とそれを受け止めるハル子のシーンにて流れた。
第1話・第3話・第5話：the pillows『RUNNERS HIGH』
ハル子の乗るベスパに轢かれるナオ太、2人の衝撃的な初会合に流れるアップテンポな楽曲。軽快なテンポの楽曲で、不条理な展開を描く『フリクリ（FLCL）』の真骨頂ともいえるシーンで流れた。このシーンで使われた楽曲は冒頭のみ歌詞あり、以降インスト曲として流れた。
第3話でもハル子がベスパに乗って現れるシーンで流れており、バイクに乗るベスパのイメージが強い曲となっている。
第5話では、冒頭ナオ太とカモンがサバゲーで対決することになった経緯を説明する際に流れた。
第1話・第3話・第4話：the pillows『STALKER』
全場面、歌詞のないインスト曲として起用。
第1話では、どこにでも現れるハル子の追跡から逃げるナオ太のシーンにて流れる。
第3話では、ニナモリが票を操作して主役の座についたことをナオ太に告白するシーンにて使用される。
第4話では、入国管理局にて衛星爆弾が落下することを話すアマラオとキツルバミたちの場面にて流れた。
第1話・第6話：the pillows『Come Down』
第1話と第6話では、ナオ太が居間へ向かった矢先にハル子が登場し、漫画風の演出に切り替わるシーンにてインスト版が使われる。
第4話では、本物のカモンを見つけ救出するナオ太とアマラオのN.O説明シーンにて。こちらもインスト版。
第1話：the pillows『Bran-new Lovesong』
タバコを吸うマミ美を見つけるナオ太の場面で流れる、インスト仕様。
第1話・第2話・第3話・第5話：the pillows『Advice』
ナオ太の頭からメディカルメカニカのロボが出現するシーンにて流れる楽曲。インスト仕様となっている。
第1話・第5話：the pillows『Sleepy Head』
第1話では、ナオ太の頭から現れたカンチと同じく現れたロボとの対決シーンにてインスト版が起用される。
第5話もインスト版。アマラオの手筈でカンチが狙われていることに気づいたハル子が美容院で髪を切っている彼に奇襲をかけるシーンにて、ハル子の勝利で決着がつくまで流れた。
第2話・第3話：the pillows『インスタントミュージック』
第2話冒頭でインスト版が流れる。
第3話冒頭は、歌ありの原曲がそのまま使用された。
第2話・第3話・第5話：the pillows『Sad Sad Kiddie』
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目次 - Contents
- 『フリクリ（FLCL）』の概要
- 『フリクリ（FLCL）』のあらすじ・ストーリー
- ハル子に轢かれ角が生えたナオ太
- バット（ギター）を振るナオ太
- ハル子の目的を知るナオ太と新たな「タッくん」を育てるマミ美
- ナオ太は1つ「大人」へと近づく
- 『フリクリ（FLCL）』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ナンダバ・ナオ太
- ハルハラ・ハル子
- サメジマ・マミ美
- カンチ
- ナンダバ家
- ナンダバ・カモン
- ナンダバ・シゲクニ
- ミユミユ
- ナンダバ・タスク
- ナオ太の学校関係者
- ニナモリ・エリ
- マナベ・ガク & マサムネ・マサシ
- ミヤジ・ジュンコ
- 特殊入国管理官
- アマラオ
- キツルバミ
- 『フリクリ（FLCL）』の用語
- メディカルメカニカ
- フラタニティ
- N.O（エヌ.オー）
- アトムスク
- 『フリクリ（FLCL）』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- ナンダバ・ナオ太「すごいことなんてない ただ当たり前のことしか起こらない」
- ハルハラ・ハル子「空に向かって打ち返してみ 真のスラッガーは現実のボールを打つ前に まず心の中でアーチを放っているのさ」
- ハルハラ・ハル子「タッくんはさ まだ子供だから」
- サメジマ・マミ美「さよなら ナオ太くん」
- 『フリクリ（FLCL）』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 『フリクリ（FLCL）』に似せた4文字の各話サブタイトル
- フラタニティは『トップをねらえ2！』にも登場
- 庵野秀明も作品に参加
- 大人気漫画『チェンソーマン』に影響を与えた作品
- 『フリクリ（FLCL）』の主題歌・挿入歌
- ED（エンディング）：the pillows『Ride On Shooting Star』
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- 第1話・第3話・第5話：the pillows『RUNNERS HIGH』
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- 第1話：the pillows『Bran-new Lovesong』
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