高校教師(1993年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『高校教師』とは、1993年1月からTBSで放送されたテレビドラマである。脚本は野島伸司で、主演は真田広之と桜井幸子。その他、赤井英和や京本政樹などが出演する。日向女子高校に赴任してきた教師の羽村隆夫に、女子生徒の二宮繭が好意を持つ。羽村も繭と過ごしていくうちに彼女に惹かれていき、2人は禁断の恋に落ちていく。生徒と教師の恋愛や近親相姦、同性愛、強姦など社会的タブーを取り扱った作品である。登場人物の背景や最終回の結末などサスペンス要素を含んだことも反響を呼び、最終回では視聴率33%を記録した。
三沢教授の娘で、保育士の仕事をしている。父の勧めで羽村と婚約したが、樋口と浮気した。繭に浮気現場を目撃され、羽村との結婚は打算的な考えであると告白する。その直後、怒った繭にエスカレーターから突き落とされて怪我を負って入院し、お見舞いに来た彼女をビンタして「これでおあいこ」と言い放った。入院中、羽村に浮気現場を目撃され、彼から婚約を破棄される。羽村には初めから愛情を抱いておらず、つまらない男だと感じていたが、互いの利益のために結婚しようと考えていた。
ゲスト
駅員(演:松尾スズキ)
繭の通学定期券の期限が2週間切れているのを発見して、事務室に彼女を連れていき、生徒手帳の提示を求める。しかし彼女が手帳を忘れていたため、学校に連絡しようとしたが、羽村に制止された。
美術モデル(演:浅岡実嶺)
彫刻家である耕介のアトリエに来ていた美術モデル。妊娠しているが、それが契約違反であることを知りながらも、内緒で耕介のモデルを続けていた。しかし体型を見て妊娠していることに気づいた耕介が彼女をクビにし、制作途中の彫刻をノミで引き裂いて、彼女を怖がらせた。
家庭教師(演:長岡尚彦)
繭が無断外泊をして停学処分を受けた際に、監視のために耕介がつけた家庭教師である。耕介の指示で繭のことを必要以上に監視していたが、机の中にあるコンパスを取ろうとして繭に引き出しを閉められ、手を挟まれた。彼が悶絶している隙に、繭は家を抜け出して、羽村に会いに行った。
玉田亜弓(たまたあゆみ/演:広田レオナ)
盛り場で遊ぶようになった繭が、男に襲われそうになったのを助けてくれた女性である。交際していた男と田舎から上京し、OLをやっていたが、憧れていた都会での生活にギャップを感じて水商売をするようになった。羽村にフラれて傷ついた繭が彼女の家を訪れ、彼女の誕生日を祝った。しかし翌日、浴室で手首を切って自殺しているのを繭が発見した。
アナウンサー(演:鈴木史朗)
テレビのニュースを伝えるアナウンサー。火事になった二宮家から耕介の遺体が見つかり、繭が行方不明になったことから、警察が捜査しているということをニュースで伝えていた。
『高校教師』の用語
日向女子高校
羽村が生物教師として赴任した女子高で、繭や直子が通っている。校則が非常に厳しく、毎朝教師が生徒たちの髪型やスカート丈をチェックしていた。
手紙
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目次 - Contents
- 『高校教師』の概要
- 『高校教師』のあらすじ・ストーリー
- 羽村と繭の出会い
- 深まる羽村と繭の関係
- 別れる羽村と繭
- 指名手配される羽村と繭
- 『高校教師』の登場人物・キャラクター
- 主人公とヒロイン
- 羽村隆夫(はむらたかお/演:真田広之)
- 二宮繭(にのみやまゆ/演:桜井幸子)
- 日向女子高等学校教職員
- 新庄徹(しんじょうとおる/演:赤井英和)
- 藤村知樹(ふじむらともき/演:京本政樹)
- 坂入(さかいり/演:金田明夫)
- 教頭(演:小宮健吾)
- 宮原志乃(みやはらしの/演:山下容莉枝)
- 田辺里佳(たなべりか/演:若林志穂)
- 日向女子高等学校生徒
- 相沢直子(あいざわなおこ/演:持田真樹)
- 佐伯麻美(さえきあさみ/演:中村栄美子)
- 女子生徒(演:加藤貴子)
- 生徒の家族
- 二宮耕介(にのみやこうすけ/演:峰岸徹)
- 相沢純子(あいざわじゅんこ)
- 教職員の家族
- 新庄貴広(しんじょうたかひろ/演:森田洸輔)
- 羽村和人(はむらかずひと/演:三浦浩一)
- 昭和理科大学
- 三沢祐蔵(みさわゆうぞう/演:小坂一也)
- 樋口尚樹(ひぐちなおき/演:黒田アーサー)
- その他
- 三沢千秋(みさわちあき/演:渡辺典子)
- ゲスト
- 駅員(演:松尾スズキ)
- 美術モデル(演:浅岡実嶺)
- 家庭教師(演:長岡尚彦)
- 玉田亜弓(たまたあゆみ/演:広田レオナ)
- アナウンサー(演:鈴木史朗)
- 『高校教師』の用語
- 日向女子高校
- 手紙
- 猫のイラスト
- 『高校教師』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 号泣する羽村に繭が同情する場面
- 羽村と繭が旅館に泊まる場面
- 羽村隆夫「僕は彼女を愛しています」
- 『高校教師』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 当初は観月ありさの予定だった二宮繭役
- 京本政樹がトラウマとなった持田真樹
- 最終回の結末は視聴者の判断に委ねると語った野島伸司
- 『高校教師』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:森田童子「ぼくたちの失敗」
- ED(エンディング):森田童子「男のくせに泣いてくれた」(第4話)
- ED(エンディング):森田童子「G線上にひとり」(第5話)
- ED(エンディング):森田童子「ぼくが君の思い出になってあげよう」(第7話)
- ED(エンディング):森田童子「君と淋しい風になる」(第8話)
- OP(オープニング):森田童子「君は変わっちゃったネ」(第9話)