範馬勇一郎(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

範馬勇一郎(はんま ゆういちろう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する柔道家で故人。地上最強の生物と言われる格闘家の範馬勇次郎の実父であり、主人公範馬刃牙の祖父にあたる。勇次郎と刃牙による「地上最強の親子喧嘩」の際、刃牙を激励するために幽霊として登場した。生前の勇一郎は凄まじい怪力を発揮し、異常な威力の投げ技で投げた人間を敵に当てて複数の敵を仕留め、太平洋戦争では米軍の旗艦を1人で撃退している。その事を知る人物からは、勇一郎は「アメリカに勝った男」と言われている。

太平洋戦争にて、1945年4月1日に米軍による沖縄上陸が開始されてから同年9月7日に嘉手納での降伏文書の調印までの半年間続いた戦いは沖縄戦と言われている。日本の敗戦で終戦したのだが、沖縄戦の後も周囲1キロメートルにも満たない沖縄北東12キロメートルに位置する地図にも載らない小さな孤島で、米軍は延べにして実に1000トンを超える弾薬を使用している。標的は帝国陸軍や地元民でも無く、範馬勇一郎(はんま ゆういちろう)ただ1人に対してである。この地区で戦闘を行っていた米軍からは、勇一郎はこれだけの規模の弾薬と人員を投入してでも殺害すべき戦闘力を持つ危険人物と見なされていた。海上からの艦砲射撃と上空からの空爆で島の形状が変わるほどの攻撃を加えた後、米軍隊員が上陸。隊員に与えられた任務は勇一郎の遺体を確認する事のみであった。孤島に上陸した隊員はピクニック気分でのんびりと散策していたが、後ろから何者かが接近している事に気付く。そこには勇一郎が立っており、右手に不自然に首を折り曲げられた最後尾の隊員がぶら下げられていた。勇一郎は隊員の死体を他の隊員に投げてぶつける事で次々と敵を倒していき、1人で上陸した部隊を壊滅させた。

当作戦の指揮官ジェームス少将は「あの戦艦大和でさえ撃沈までに要した犠牲者は12名だぞ」と、勇一郎1人に対しての犠牲者が多い事に怒り、最高司令官のマッカーサー元帥に原子力爆弾の使用許可を申請した。この出来事が起きる38日前には玉音放送により終戦が決定していた為、原爆投下が許可される事はなかった。作戦中止を命じられたその夜、孤島を攻撃した旗艦アイオワにいた乗組員は大きな衝撃音を聞く。音の鳴った場所に乗組員が集まると、厚さ223ミリを誇る甲板に深々と突き刺さったジェームス少将の亡骸があった。1人だけ事件の一部始終を目撃した人物がおり、彼によるとジェームスを殺害したのは勇一郎で、立ち去る勇一郎の背筋は鬼の貌のような形をしていたと語った。

ジェームスの亡骸のある場所に2000名を超える全乗組員が集まると、それを待っていた勇一郎は再び姿を現して乗組員に攻撃を始める。その時、勇一郎に捕まった乗組員は人間をヌンチャクのように振り回す技を受けて殺害される。振り回された人間が薄い布のような残像を残す事からこの技は「ドレス」と名付けられた。勇一郎の必殺技「ドレス」を見た乗組員は恐怖し、船から飛び降りて逃亡。勇一郎が旗艦アイオワを占領し、この出来事を知る人物からは「アメリカに勝った男」と呼ばれるようになった。

格闘技界の聖地「地下闘技場」の支配人である徳川光成(とくがわ みつなり)は当時のエピソードを知る数少ない人物であり、自身の部下に勇一郎の活躍を語り継ぐ場面があった。

範馬勇一郎VS力剛山

愚地独歩(左)に力剛山との闘いでなぜ八百長をしたかを問われ、はぐらかす勇一郎(右)

戦後、勇一郎はプロレスラーとして活動しており「孤高の柔道家」と呼ばれて親しまれていた。元力士のプロレスラー力剛山(りきごうざん)とはライバル関係で、国内無敵の呼び声も高い2人は世紀の一戦と謳われるビックマッチをする事になった。日本中のファンが注目した一戦であったが、試合が始まると力剛山が一方的に攻める展開となり、勇一郎はなすすべもなく敗れてしまった。実はこの試合は八百長で、勇一郎は金銭を受け取るために故意に敗れる試合をしたのだ。試合後はプロレスファンから「あんな敗け方で良く外を歩けた」と罵倒される。深々と帽子を被ってコートを纏って歩く勇一郎の前に空手家の愚地独歩(おろち どっぽ)が現れる。世紀の一戦を見ていた独歩は勇一郎が力剛山の攻撃でダメージを受けておらず、故意に敗れたと見抜いており、なぜ八百長をしたのか聞き出そうとする。勇一郎はとぼけるが、独歩には冗談が通じないと察し、金銭を受け取った事を告げる。本当の実力を見抜かれていると気付いた勇一郎は「自分が本当は強いという事に気付かれるのは嬉しい」と喜ぶが、独歩は誇り高き日本武道が八百長によって汚されてしまう事が許せず、「勝手に仇を討たせてもらいます」と言って立ち去った。地下闘技場で独歩は力剛山と無観客で試合をして勝利しており、勇一郎の仇を打つ事に成功した。独歩は力剛山との試合映像を公開しない代わりに、世紀の一戦が八百長であった事を公表させた。勇一郎は新聞で八百長の発覚を知り、深く被っていた帽子を取り、清々しい表情を浮かべていた。

地上最強の親子喧嘩に霊として現れる勇一郎

範馬勇次郎(左)の前に幽霊として現れる勇一郎(右)

勇一郎が死去した後の話。勇一郎の息子範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)は地上最強の生物と呼ばれるまでの強者となっていた。勇次郎の息子の範馬刃牙(はんま ばき)は父を倒す戦闘力を手に入れるために過酷な修行を積み、あらゆる強者との闘いに勝利する事で実力を証明し、遂に勇次郎との対決を実現させた。この闘いは「地上最強の親子喧嘩」といわれ、町中で突如始まったにも関わらず多くの見物人が集まった。もはや地球上に自分が手こずり、闘いを楽しめる相手がいなくなってしまった勇次郎にとって、刃牙との闘いは勇次郎を満足させる程のものであった。しかし、勇次郎の強さはまだ刃牙の遥か上であり、全身が怪我だらけで追い詰められた刃牙は父の強さを認めようとしていた。

その時、勇次郎が刃牙の後ろに視線を送ると、勇一郎の幽霊を見つける。勇次郎は「迷ったか範馬勇一郎」と叫び、刃牙は幽霊を見て自分の祖父である事に気付く。刃牙は「お…おじいちゃん」と初めて見る様子で状況が把握できていないが、まず勇一郎の筋肉によって凄まじく広くなった肩幅に驚く。勇一郎は「フフ…変わらん…我が子相手に手こずる我が子…。刃牙ちゃんや…勝てるぜお前…」と刃牙を激励して姿を消していった。

この闘いの結末は純粋な格闘については勇次郎の優勢であったが、勇次郎は刃牙の強さを認めて地上最強を名乗る事を許し、刃牙は素直に自分の敗北を認めて闘いは終わった。

範馬勇一郎の関連人物・キャラクター

範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)

地上最強の生物と呼ばれ、肉弾戦のみで一国の軍事力に匹敵する戦闘力を持つ格闘家で、勇一郎の息子である。主人公の範馬刃牙の父親で、シリーズ第3作『範馬刃牙』では壮絶な親子対決を繰り広げた。この闘いの途中、刃牙を激励するために霊として勇一郎が現れた。

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範馬刃牙(はんま ばき)

本作の主人公で、地下闘技場という世界最強を決める極秘の闘技場のチャンピオンに君臨しており、勇一郎の孫にあたる人物である。父の範馬勇次郎より強くなる事を目的として日々修行に励んでいる。勇次郎との闘いの途中に幽霊として現れた勇一郎と対面した。

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愚地独歩(おろち どっぽ)

世界中に門下生を持つ空手団体の神心会(しんしんかい)の総帥で、いまだに自分自身もトップレベルのファイターである。独歩が若い頃に勇一郎と出会っており、プロレスの八百長試合で敗れた勇一郎に独歩が真意を問う場面がある。

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徳川光成(とくがわ みつなり)

徳川財閥13代目当主。刃牙や独歩など多くの格闘家が活躍する格闘技の聖地「地下闘技場」の支配人も勤める。現代で勇一郎の事を知る数少ない人物で、沖縄戦のエピソードは光成によって語られている。

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