範馬勇一郎(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

範馬勇一郎(はんま ゆういちろう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する柔道家で故人。地上最強の生物と言われる格闘家の範馬勇次郎の実父であり、主人公範馬刃牙の祖父にあたる。勇次郎と刃牙による「地上最強の親子喧嘩」の際、刃牙を激励するために幽霊として登場した。生前の勇一郎は凄まじい怪力を発揮し、異常な威力の投げ技で投げた人間を敵に当てて複数の敵を仕留め、太平洋戦争では米軍の旗艦を1人で撃退している。その事を知る人物からは、勇一郎は「アメリカに勝った男」と言われている。

範馬勇一郎の概要

範馬勇一郎(はんま ゆういちろう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する柔道家で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)の実父である。シリーズ第3作『範馬刃牙』で登場した時にはすでに故人であり、勇次郎が息子の範馬刃牙(はんま ばき)と対決した「地上最強の親子喧嘩」では幽霊として刃牙を激励しに登場した。生前の勇一郎は勇次郎や刃牙と同様、背中の筋肉が鬼の貌のようになり、驚異的な戦闘力を発揮する特徴を持つ。巨大な筋肉を身にまとい、凄まじい怪力で人間を敵に向かって投げる事で大人数相手に1人で闘う。太平洋戦争の沖縄戦では当時からその戦闘力を警戒されていた勇一郎がいた小さな孤島が集中砲火されるが、ほぼ無傷で生還し、敵軍の指揮官を襲って船の乗組員を倒して船を占領した。当時の勇一郎の活躍を知る徳川財閥13代目当主の大富豪である徳川光成(とくがわ みつなり)は、勇一郎が「アメリカに勝った男」と呼ばれていたことを語っている。戦後はプロレスラーとして活動しており、空手家の愚地独歩(おろち どっぽ)が主人公の物語『バキ外伝拳刃』に登場した際は金銭的な理由で本当の実力を隠して八百長試合をしている。

範馬勇一郎のプロフィール・人物像

年齢:故人
身長:180cm前後(推測)
体重:100kg以上(推測)
出身:日本
戦術:柔道
CV:柴田秀勝(2023年アニメ版)

範馬勇一郎(はんま ゆういちろう)はすでに故人であり、シリーズ第3作「範馬刃牙」で幽霊として初登場する。全盛期の体の状態で幽霊として現れ、筋肉は全身的にかなり発達しており、柔道の影響か耳が沸いている(寝技の練習で耳に強い外力が継続的に加わる事で耳が変形する事)。長い髪を後ろで一本に縛っていて、半開きの眼で穏やかな表情をしており、実の息子である範馬勇次郎の好戦的な姿とは真逆の雰囲気である。格闘家としてはかなりの実力者だが、闘いに勝利する事への執着は勇次郎程ではなく、外伝作品『バキ外伝拳刃』では金銭的な理由とは言えプロレスで八百長によって一方的に敗北する事もあった。

範馬勇一郎の能力

怪力

勇一郎(右上)は異常な怪力で敵を投げ飛ばし、他の敵にぶつける事で一度に大人数を相手にした。

作中の登場人物の中でも突き抜けた筋肉のボリュームを誇る勇一郎は、怪力を活かした柔道技を得意としている。投げ方は通常の柔道技というより、片手で力任せに投げ飛ばしており、1人の敵をドッジボールのように他の敵に投げつける事で大勢の敵を効率的に倒していた。

頑丈な体

プロレスの試合で一方的に攻撃される勇一郎(右下)。ダメージが無いので全然避けていない。

勇一郎は人間離れした頑丈な肉体を持っており、太平洋戦争時、米軍の空襲を受けても目立った負傷が無い状態で生き延びている。また、プロレスの八百長試合ではダメージが無い為、回避しないで受け続ける場面があった。

範馬の血

勇一郎の背中にも範馬家特有の鬼の貌が浮かぶ。

米軍の戦艦を占領した時、勇一郎の背中には鬼の貌のようなものが浮かんでいた。これは重厚かつ強靭な背筋が盛り上がったもので、勇一郎の恐ろしい戦闘力を支えるものとなっている。範馬家の先祖と思われる壁画が発見された事が語られるシーンがあり、エジプトで発見された背中に鬼の貌をつけた人物が描かれている壁画から、かなり昔から範馬の血が受け継がれている事がわかる。壁画では背中に鬼の貌を浮かべた人物に多くの様々な形状の武器が向けられており、発見した学者は、多くの武器が描かれているのを武力と解釈し、その人物がいかに脅威であったかが描かれていると考察した。

範馬勇一郎の必殺技

投げ飛ばし

勇一郎(左上)が敵を他の敵に向けて投げ飛ばし、同時に複数の敵を倒している。

「孤高の柔道家」と呼ばれる勇一郎は投げ技を得意としている。一般的な柔道技のレベルを遥かに超えた威力で、投げた人間を他の敵にぶつける事で同時に複数の敵を倒す戦法を取った。

ドレス

人を振り回す事で、ドレスを着ているように見える。人間ヌンチャクとも呼ばれる。この画像では範馬勇次郎がドレスをしている。

敵を掴んで振り回すことによって、攻撃されている人間が半透明の布のような残像を残す事から「ドレス」と名付けられた技で、別名は「人間ヌンチャク」。この技を受けると体内の血液が頭部に急速に移動し、脳に大きなダメージを加える。眼球が赤く見える航空業界で「レッドアイ」と言われる現象を起こし、頭部に溜まった血液が眼や鼻から溢れ出す。

範馬勇一郎の来歴・活躍

範馬勇一郎 vs. 米軍旗艦アイオワ

米兵達(右)を次々と倒していく勇一郎(左)

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@captainjack004

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