荒川真斗/青木遼(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
荒川真斗(あらかわまさと)/青木遼(あおきりょう)とは『龍が如く7 光と闇の行方』に登場する東城会系組織「荒川組」組長の荒川真澄の息子である。多臓器不全による車いす生活やヤクザの息子という肩書にコンプレックスを抱いており、「青木遼」の戸籍を入手して手術により人並みに歩き回れる体になると、これまで味わってきた数々の挫折から「表の力」である「人気」を渇望するようになる。
主人公の春日一番とは同年同日に生まれた同い年で、一番が服役する前は彼に介護されていた。
荒川真斗(青木遼)の関連人物・キャラクター
春日一番(かすがいちばん)
『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。真斗と同じ年の同じ日に生まれた同い年であり、荒川組に入った一番は彼の介護役を任されていた。真斗にとって一番はコンプレックスを刺激されるような存在であり、彼のことを冷遇していた。傍から見れば「奴隷」と揶揄されるほど苛烈だった様子。一方の一番は真斗のことを「人使いが荒い」と言いながらも最後まで見捨てられずにいた。
実は2人とも同じ日の同じ時刻にコインロッカーに入れられており、真斗が捨てられたのに対して一番は命をつなぐために預けられた。そのためおくるみの厚さが異なっており、それが低体温症になったかどうかの分かれ目となった。
春日一番(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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春日一番(かすがいちばん)とは、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。『龍が如くシリーズ』の2代目主人公であり、気心の知れた相手からは「イチ」と呼ばれている。初代主人公の桐生一馬とは対照的に、フランクで明るい性格をしている。
もとは東城会系三次団体「荒川組」の構成員だった。しかし尊敬する荒川真澄の懇願で他人が犯した殺人の罪を被り、警察署に出頭。出所後に荒川と再会した際には銃を向けられ、実の父のように敬愛した彼に撃たれてしまう。
荒川真澄(あらかわますみ)
荒川組の会長で、真斗の父親。コインロッカーに預けられたことで低体温症になり、その後遺症で不自由な体になってしまった真斗に負い目を感じており、彼を甘やかしている。青木遼を名乗り、権力に取りつかれて暴走していく真斗を見ていられずに止めようと動くも、真斗の命を受けた者によって殺されてしまう。
真斗の実の父親ではない。
荒川真澄(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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荒川真澄(あらかわますみ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の組長。「殺しの荒川組」と称されるほど武闘派極道のトップでありながら仁義に厚い人物で、ただのチンピラだった春日一番を助け彼の人生に大きな影響を与えた。しかしその一番が服役している間に荒川組は関西一円のヤクザを束ねる近江連合の直参団体に。真澄も近江連合の若頭代行を任され、真意を問おうとやってきた一番に銃を向ける。
沢城丈(さわしろじょう)
荒川組の若頭で真斗の実の父親。身勝手な理由で赤ん坊だった真斗を捨てるが、たまたま取り違えが起こって真斗が助かることに。真澄に対しては真斗を育ててくれたことに深い恩義を感じている他、真斗に対して贖罪の念を抱いている。その贖罪の念から真斗の命令を盲目的にこなしてきたが、「真澄を殺せ」という命令だけは聞くことができなかった。しかしそのせいで真斗からは捨て駒同然に扱われてしまうことになる。
沢城丈(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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沢城丈(さわしろじょう)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の若頭で、組長・荒川真澄の右腕として働く人物。『龍が如く ONLINE』と『龍が如く7 光と闇の行方』では詳細な人物像が異なっており、『7』だと真澄の息子、荒川真斗の望みを叶えることに執着している。一方でシノギに厳しい冷酷な性格であるため、甘い考えで仕事をする春日一番とはそりが合わなかった。作中では真斗の配下として、何度も一番の前に立ちはだかる。
荒川真斗(青木遼)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
捨てられた車いす
真斗にとって、車いすはコンプレックスの象徴だった。そのため、惚れた女にアプローチをかけるときには薬を使って歩けるまでに回復した状態にしていた。しかし惚れた女である夢乃が自分のことを馬鹿にしている会話を聞いてしまい、真斗はクラブを後にした。やがて薬の効果が切れはじめ、真斗は車いすを置いたところに戻った。しかしそこでは車いすが手違いでゴミとして扱われていた。屈辱の連続に真斗はその場で気を失ってしまう。車いすに頼らざるを得ない真斗のコンプレックスがさらに増大した、プレイヤーの心を抉る場面。
「相手が実の親でも例外はない。必要なのは歴然とした上下関係だけだ」
近江連合若頭・渡瀬の出所に合わせて、真澄が道頓堀に向かったことを知らされた真斗は、その報告が遅れたことで苛立った様子を見せた。そして沢城に「自分に連絡もないまま渡瀬を始末して、その後も自分に連絡がないようなら俺への裏切りだ」と呟く。思わず沢城が「親父が若を裏切るなんてことは……」と否定しようとするが、真斗は強い口調で「裏切りだ!」と怒鳴った。表の頂点に立つ人間は裏の事情も把握している必要があるというポリシーを掲げる真斗は、「相手が実の親でも例外はない。必要なのは歴然とした上下関係だけだ」と語る。親でさえも自分の支配下に置かれるべきだとする、真斗の暴走具合が分かるセリフである。
拳銃をコインロッカーに入れるシーン
一番と戦って負けた真斗は警官を人質に取って逃走を図った。そうしてやってきたのが自分の原点とも言えるコインロッカーだった。そこで一番と相対した真斗は「自分のことなど誰も見ていない」と自嘲する。しかし一番は「荒川の親父と沢城のカシラだけは、ずっと本当のアンタだけを見てたんですよ。俺もそうです」とそれを否定し、「若には…死なないで欲しいんですよ」と涙交じりに懇願した。それにとうとう折れた真斗は持っていた拳銃をコインロッカーに入れた。コインロッカーには「貴重品を入れないでください」と書かれており、拳銃が真斗にとって貴重ではなくなった、つまり権力は価値のあるものではなくなったということが暗に示されるシーン。
荒川真斗(青木遼)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
真斗の名前の由来は真澄と斗司雄説
真斗の名前は、父親・真澄と祖父・斗司雄(としお)から1文字ずつ授かったとする説がある。
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目次 - Contents
- 荒川真斗(青木遼)の概要
- 荒川真斗(青木遼)のプロフィール・人物像
- 荒川真斗(青木遼)の能力
- 表の力である「人気」
- 裏の力である「暴力」
- 荒川真斗(青木遼)の来歴・活躍
- 真斗の出生
- 一番との関係
- 「青木遼」に生まれ変わった真斗
- 真斗の謀略
- 一番との対決
- 因果応報
- 荒川真斗(青木遼)の関連人物・キャラクター
- 春日一番(かすがいちばん)
- 荒川真澄(あらかわますみ)
- 沢城丈(さわしろじょう)
- 荒川真斗(青木遼)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 捨てられた車いす
- 「相手が実の親でも例外はない。必要なのは歴然とした上下関係だけだ」
- 拳銃をコインロッカーに入れるシーン
- 荒川真斗(青木遼)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 真斗の名前の由来は真澄と斗司雄説
- 真斗と一番は光と闇の関係
- 弱いラスボス