三千円の使いかた（小説・ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ
『三千円の使いかた』は、「ありそうでなかった！ホーム“マネー”ドラマ」として2023年1月に放映されたテレビドラマ。葵わかな主演により、家族3代、4人の女性が節約や貯蓄を通して自身の人生を見つめ直す姿が描かれた。原作は小説家・脚本家の原田ひ香により、2018年に刊行された同名小説。「知識が深まり、絶対『元』もとれちゃう『節約』家族小説！」と謳われており、「読めばお金が貯まる！」として80万部を超えるベストセラーとなっている。
小森安生「向き合わなきゃいけないことは、逃げたり先延ばしにしちゃだめです」
第7話「プロポーズは計画的に」にて、両親が勝手に借りた教育ローンの返済をめぐって翔平とぶつかった美帆に安生がかけた言葉。安生自身、恋人のきなりと向き合わず結婚の話をはぐらかし続けていた反省があった。美帆に同じ思いをしてほしくないという思いから「向き合わなきゃいけないことは、逃げたり先延ばしにしちゃだめです」とアドバイスを贈った。
小田街絵「人が同じ方向を向いて歩いて行くのってさあ、最初にとことん向き合わないとダメなのかもね」
第8話「未来への投資」にて、結婚を白紙に戻したと言う美帆に対して街絵がかけた言葉。街絵自身、会社を辞めて実家に戻ったことで、折り合いの悪かった母と言いたいことを言い合える関係になれたという。街絵は、「人が同じ方向を向いて歩いて行くのってさあ、最初にとことん向き合わないとダメなのかもね」と自身の経験から美帆にアドバイスを贈った。
『三千円の使いかた』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
第1話のミュージカル演出
第1話の冒頭で、葵わかな演じる御厨美帆が歌い踊るというミュージカル仕立ての演出がなされた。ミュージカルの経験も豊富な葵は見事な歌声を披露しているが、ミュージカル風の演出は第1話の冒頭のみ。2話以降に歌や踊りの場面はなかったが、最終話のラストシーンでは、美帆と翔平が散歩しながら第1話の歌を口ずさんでいる。
琴子の就職先は原作では和菓子屋
ドラマではトミーヒルフィガーという実在の高級衣料品ブランドに採用され、表参道の店舗に出勤していた琴子だが、原作の小説では街の和菓子屋に採用されている。和菓子がよく似合う「品の良いおばあちゃん」に売り子をしてもらいたいという要望から採用が決まったとされており、高級衣料品店で勤務するのはドラマ版のオリジナル設定である。
智子の離婚騒動はドラマオリジナル
ドラマでは離婚資金を貯金したり、夫・和彦が退職する日に離婚を切り出して部屋に閉じこもるなど、離婚する意志が固かった智子。しかしこれはドラマ版のオリジナル設定であり、原作の小説では、友人の千さとの離婚話を聞き、「もし自分が離婚したら」と想像するにとどまっている。従って、第6話で和彦が毎月3000円を智子との思い出作りの積み立てていたとするエピソードもドラマ化の際に追加されたオリジナルエピソードである。
『三千円の使いかた』の主題歌・挿入歌
主題歌：LE SSERAFIM「Choices」
LE SSERAFIM（ル・セラフィム）は、SOURCE MUSIC所属の韓国の5人組ガールズグループ。メンバー構成は、韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人である。
「Choices（チョイセズ）」は日本オリジナル曲であり、日本1stシングル「FEARLESS」に収録された。
挿入歌：mihoro*「えっか」
mihoro*（みほろ）は、2000年6月30日岡山県生まれのシンガーソングライター。「えっか」はメジャーデビュー後6作目となるシングル曲である。
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目次 - Contents
- 『三千円の使いかた』の概要
- 『三千円の使いかた』のあらすじ・ストーリー
- 未来のための貯金
- 働く楽しさ
- 母が熟年離婚を検討
- 節約生活への疑問
- 琴子の愛のある叱責
- 妻への長年の想い
- 恋人のローンが発覚
- 御厨家の決断
- 『三千円の使いかた』の登場人物・キャラクター
- 御厨家の人々
- 御厨美帆（みくりやみほ／演：葵わかな）
- 御厨琴子（みくりやことこ／演：中尾ミエ）
- 御厨智子（みくりやともこ／演：森尾由美）
- 御厨和彦（みくりやかずひこ／演：利重剛）
- 井戸家の人々
- 井戸真帆（いどまほ／演：山崎紘菜）
- 井戸太陽（いどたいよう／演：堀井新太）
- 井戸佐帆（いどさほ／演：泉谷星奈）
- その他の登場人物
- 小森安生（こもりやすお／演：橋本淳）
- 本木きなり（もとききなり／演：高田里穂）
- 沼田翔平（ぬまたしょうへい／演：葉山奨之）
- 黒船スーコ（くろふねスーコ／演：アンミカ）
- 河野千さと（こうのちさと／演：とよた真帆）
- 小田街絵（おだまちえ／演：酒井若菜）
- 長谷川大樹（はせがわだいき／演者：中田圭祐）
- 原田英子（はらだえいこ／演：森高愛）
- 山下明（やましたあきら／演：金井浩人）
- 田中賢二（たなかけんじ／演：長友郁真）
- 南山洋一（みなみやまよういち／演：尾崎右宗）
- 村崎紫乃（むらさきしの／演：須永千重）
- 小春（こはる／演：中村加弥乃）
- れな（れな／演：東野絢香）
- 『三千円の使いかた』の用語
- 8×12の法則
- ポイ活
- Tommy Hilfiger（トミーヒルフィガー）
- 『三千円の使いかた』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
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- 小田街絵「人が同じ方向を向いて歩いて行くのってさあ、最初にとことん向き合わないとダメなのかもね」
- 『三千円の使いかた』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 第1話のミュージカル演出
- 琴子の就職先は原作では和菓子屋
- 智子の離婚騒動はドラマオリジナル
- 『三千円の使いかた』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：LE SSERAFIM「Choices」
- 挿入歌：mihoro*「えっか」